目次
アラフォー婚活と妊娠?アラフォーになると婚活をする上で不利になってくることがあります。これは、結婚をしたいという希望がある人の多くは子供が欲しいと思っていることと関係しています。
結婚には年齢制限がありませんが、子供を作る時には妊娠できる期間が限られているからです。どういったことに気をつけて婚活を進めて行けばよいのかを考えてみましょう。
男性が女性にのぞむもの
現在の日本では女性も男性と同じような教育を受けられるようになり、学校を卒業した後は就職する女性が大半を占めています。
こういった現状だけを見ていると男性と女性の人生に大差がないように見えてきますが、実際には学生時代も社会人になってからも男女の差別は続いています。同じように教育が受けられるとはいえ、親の中には女性はいつかお嫁に行くという価値観が残っており、仕事だけで一生を終わらせたくないと思っている親が多いようです。
そのため結婚をしやすいような環境に身を置くようにすすめたり、適齢期になると相手を紹介したりといった結婚に向けてのサポートに力を注ぐようになります。
このような社会構造になっているために、男性も昔と変わらず女性と結婚をして家庭をもってこそ一人前という意識が強く残っています。
そして理想としている家庭像の中にはほとんどの場合で、子供の姿が入っており子供がいない家庭では一人前になれないという男性心理があるようです。
そのため男性の多くが結婚をした後には子供を作りたいと言う強い気持ちを持っており、結婚相手にのぞむものの上位に妊娠が可能な年齢という条件が入っています。
特に35歳を過ぎると自然妊娠ができる可能性が一気に低下するので、婚活をしている男性はアラフォーになっているかどうかで相手を判断することがあります。
アラフォーになる前であれば、出会ってから結婚をして十分に自然妊娠をする可能性があるということで、子供を作るための結婚相手として認められます。
しかし、アラフォーになってしまっているとすでに、自然妊娠ができる可能性が下がり始めているということで結婚相手としてふさわしくないと除外されてしまうことが多いのです。
年齢だけで対象に入れてもらえなくなると、婚活をしても成功する可能性が非常に低くなってしまい、子供以外の部分で特別な魅力のある人しか結婚ができないという悩みを持つことになります。
若い人とアラフォー女性の体の違い
実際に女性の体がどのように変化していくのかというと、最も妊娠に適しているのは20代の前半だと言われています。
10代の頃にほとんどの女性に生理が起こり排卵が始まると妊娠できる可能性がでてきますが、この時期は体がまだ未成熟で妊娠することができても体に負担がかかる恐れがあると言われています。
10代でも終わりがけになると、成人女性としての体の機能が整ってきますが、生理が始まってから数年の間は、妊娠には適していない状態です。
社会的な立場としても学生であることがほとんどなので、10代の早い時期に妊娠を望む人はほとんどいないでしょう。20代に入ると排卵も安定し、子宮の状態なども整ってくるので、自然妊娠する可能性が最も高くなります。
しかし、大学に行く女性が増えていることもあり、20代の前半は学業など他にやりたいことがある女性が増えているようです。
自然妊娠に向いている時期だからと言ってもその後の人生を考えると学業に区切りがついた時や、仕事が適度に落ちついた時のほうが子どもを作る時期として最適だとも言えるでしょう。
ここでタイミング良く結婚をすることができ自然妊娠をすることができれば何も問題はないのですが、この時期を逃してしまうと、徐々に妊娠できる可能性が低くなっていきます。
特に35歳は妊娠をする上で重要な時期だと言われており、35歳あたりで自然妊娠できる確率が大幅に下がっていきます。
これは健康管理とは違い自分で調整ができるものではないので、どれだけ努力をしても妊娠の可能性が下がることは止めることができません。
特に婦人科系の病気があったり、生理の時の症状が重かったりする人はすでに妊娠できる可能性がかなり低くなっている恐れもあります。
子宮内膜症や子宮筋腫を持っている人は生理が重くなりやすく、それが不妊の原因になることもあるからです。
もしも生理の時期が不規則だったり、出血が異常に多いなどの症状がでている場合には、婚活と同時に産婦人科を受診しておくことをおすすめします。
子宮の状態が悪かったり、女性ホルモンの分泌が不安定な状態では妊娠できる可能性がかなり低くなるだけでなく、治療をしても治るまでに時間がかかります。子供を望むのであれば、先のことを考えて治療を開始しておきましょう。
男性に何を求めるか
アラフォー女性が婚活をする時には男性に何を求めるかを明確にしておくことが重要です。子供のいる家庭を築きたいと言う希望がある場合には、子作りや女性の体について理解のある男性を選ぶようにしましょう。
アラフォーになっていても、運が良ければ何も問題なく自然に妊娠できることがありますが、そうではないこともあります。
一緒に不妊治療を行ったり、妊娠できるような生活をしたりといった夫婦で協力して行う作業が追加される可能性があることを覚えておきましょう。
不妊治療は夫婦そろって協力していかないと成果を上げることができませんし、女性だけが一人で痛い思いをするなどの苦労をしなくてはならなくなります。
そうならないためにも、もしも妊娠を望んでいるのであれば共に協力をしてくれるようなタイプの男性を見つけなくてはいけません。その時に重要なことは事前に子どものいる家庭を望んでいるかを確認しておくことです。
中には子どもは作りたくないという考えの男性もいるので、子どもにはこだわらないという人はそういったタイプの男性を選ぶようにしましょう。
子供がいなくてもいいという考えの男性のほうが年齢に関してはゆとりを持って接してくれるので、アラフォーになっていても、身綺麗にしていれば十分にチャンスがあります。若い男性でも子どもはいらないという人もいるので、もしも妊娠の悩みを持ちたくないというのであれば、そういった男性に絞って婚活をしていきましょう。
妊娠は自分の努力だけではどうにもできない部分のあるものなので、どうしても結婚をしたいと言うのであれば妊娠よりも夫婦関係を重視した婚活をするのがおすすめです。
子供を産む可能性を捨てることで、妊娠のプレッシャーを感じずに過ごすことができるようになるでしょう。また条件を変えることで男性を絞り込むことができれば、希望する家庭像が一致しトラブルになることも避けられます。
しかし、子供を産まないとしても年齢を重ねるごとに結婚できる可能性が低くなるので、できるだけ早く婚活を成功させることが重要です。
時間に限りがあることを意識しておく
もしも、どうしても子どもが欲しいというのであれば、とにかく時間を意識して過ごすことです。すでにアラフォーになってしまったのであれば、今から過去に戻ることはできません。
常に今が一番若い自分ということになるので、できるだけ早く婚活を成功させて妊娠できるような生活が送れるように進めていきましょう。
時間をかけて相手を選びたいと言う気持ちもわかりますが、子どもを自然妊娠するためにはタイムリミットがあります。
中には年齢を重ねて妊娠の可能性が低い状態になってから自然妊娠をする女性もいますが、全体の中で見るとかなり少数です。
ほとんどの人がなかなか自然妊娠をすることができなかったり、妊娠しても途中で流産してしまうなどの辛い思いをしています。自然と体が変化していくので、妊娠をするためにはとにかく時間が勝負です。
早ければ早いほど可能性も高まると考えられるので、相手が見つかったら不必要なことは省いてすぐに結婚に向けて準備をしていくという流れにしておくことをおすすめします。
子作りを始めてもすぐに妊娠できるとは限らないので、場合によっては先に不妊治療を開始すると言うカップルもいます。
アラフォーになると自然に妊娠できる可能性がすでに低くなっているので、タイミング法などを行えば可能性を高くすることができるからです。
体外受精など高度な不妊治療を行う際にも年齢が若いほうが成功率が高まるので、そこまで考えて計画をしておきましょう。
子供が欲しい場合には、とにかく時間との勝負なので積極的に相手探しをして、自分から声をかけていくようにしていかなくてはいけません。
アラフォーになった女性は男性からの人気も低くなっており、待っているだけで婚活が成功するのは、よほど美しい人など一部の限られた人だけです。
容姿に恵まれている人でさえも、こんなに綺麗なのにこの年まで結婚をしていないのはおかしいなどと思われて敬遠されてしまうことがあるほどです。
また今まで結婚をしていないということは男性がいなくても生きていける強い女性なのだと思われることも多く、頼ってほしいと思っている男性からは人気がなくなってしまいます。
様々な条件で不利になることが多いので、自分が置かれている状況をよく理解して、こちらから男性に気に入ってもらえるような対策を考えていくことも必要でしょう。
男性に好かれないような部分がある時には意識をして男性の前では隠すようにしたほうが、第一印象が良くなります。
まずは印象をよくしておかないと結婚前のお付き合いさえもしてもらえなくなるので、男性からどう見られているかを考えて行動しましょう。
お付き合いをして信頼関係を作ってから自分を徐々に出すようにしていくと、成功率が高まると思います。
アラフォー女性が婚活を成功させることができれば、自然妊娠で子供のいる家庭を築くことも夢ではない
アラフォー女性が婚活をする時に最も意識しなくてはいけないことは、残された時間は長くないということです。これは子供を望まない場合も同じで結婚相手には若い人を選ぶ男性が多いという現実を忘れないようにしましょう。
もしも、どうしても自然妊娠したい、子どもが欲しいという希望がある時にはいち早く妊活が開始できるよう積極的に婚活を進めていくことが重要です。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。