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アラフォー女子の婚活ターゲットの狙い目は年上男性?

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2018.07.22

アラフォー独身者は男女ともに増加中

初婚時の年齢が高くなる、結婚年齢の晩婚化がよく話題になります。それに合わせて30代、40代でも独身という男女の割合も増加しつつあります。アラフォー世代を、30代後半と40代前半に分けて考えてみましょう。30代後半の独身率は、男性は37.4%、女性は29.5%です。男性の4割、女性の3割も独身なのです。この独身率が40代前半になると、男性が33.6%、女性が27.8%へと変わります。

一見あまり数字に変化がないように見えます。男性で3.8%、女性は1.7%しか減ってません。この数字を見ると、いかにアラフォー世代の婚活が難しいかがわかります。とくに、アラフォー女性の独身率は、男性の半分弱しか独身率が減っていません。今から婚活を目指す30代後半女子にとって、40歳になる前に結婚するのは、結構大変な道のりであることがわかります。

この数字は、独身者の割合ですから、全員が結婚を志望しているわけではありません。そのため独身者の減少率が、低くくなる傾向もあります。また、男性の4割、女性の3割が独身なのですから、独身者仲間が結構大勢いることになります。

それが、未婚であることの焦りを感じにくくなる環境になっている、これも、独身率が減らない理由になっています。ただ、これらの言い訳材料を考慮してもなお、アラフォーの婚活は険しい道のりであるのが現実です。その大きな理由は、高すぎる理想と変われない自分にあります。

アラフォー女子の婚活がすすまない理由

アラフォー女子の婚活が中々前に進まない理由、それは高すぎる理想と変われない自分にある、と前項で書きました。それぞれについて、詳しく紹介していきましょう。女性が男性に求める、理想の結婚相手像が世間で話題になることがあります。高学歴、高収入、高身長の3つをまとめて3高なんていう言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

実際は、それらの条件以外にも職業や家事能力、趣味、親族関係、年齢など様々な要素が理想の結婚相手として求められています。実際、そんなに万能な理想の男性は滅多におらず、仮にいたとしても恐ろしい競争率になるのは目に見えています。そんな好条件の男性が、アラフォーまで独身であることも考えにくく、このような理想にしがみつけばつくほど、結婚からは遠ざかってしまいます。

また、若いうちは恋愛の勢いというものがあります。恋は盲目ともいいますが、多少の欠点は気にせずに、燃え上がった勢いで結婚してしまうこともあります。ところが、年齢を重ねるとそのような恋愛の勢いにも衰えが現れます。様々な社会経験を積んだことで、冷静さや判断力も向上しているので、盲目の恋にならず、理想とのギャップが気になるようになります。これもまた、結婚に至らない原因の1つです。

このように高すぎる理想を抱き続けている限り、アラフォー女子の婚活はうまく行きにくい状況にあるのです。次にもう1つの理由、変われない自分についてです。変われない自分とは、高すぎる理想から離れられない自分という意味もあります。それとともに、もう1つ残酷な意味も含んでいます。

それは婚活市場における自身の価値のギャップに気づいていない、ということです。多くの男性は、同年代から年下の女性を好む傾向にあります。その傾向は、男性が年齢を重ねるごとに顕著になってゆきます。つまり、自分は年をとっても若い妻が欲しいという理想です。

これを女性の立場に置き換えると、年齢を重ねるごとに不利になるということです。男性側から見た婚活市場での価値が下がってきているにも関わらず、それに気づかないことが、婚活市場での立場を不利にしてしまっているのです。このギャップを認識して、婚活方針を変えていかないと、なかなか婚活が上手くいかないということになってしまいます。

アラフォー世代の婚活成功のコツはあれこれ望まないこと?

若いときなら、あれこれと理想を追いかけるにも時間がありました。また、女性の場合、若いというだけで婚活市場では多くの男性を選べる立場にありました。残念ながら、年齢を重ねるごとに理想の男性と出会える確率は減ってゆきます。仮にずっと持ち続けていた理想の男性の条件が10個あるとするならば、そのうちの2、3個に当てはまればよし、くらいの軽い気持ちでお相手候補を探していかないと婚活もすすみません。

致命的な欠点がなければ、成長した女性の機転や包容力で上手く付き合っていくこともできるはずです。理想の条件に優先順位をつけたり、条件の中でも現実的に難しそうなものを除外したりし、冷静に結婚相手に望むことを見直すことが、アラフォー女子の婚活には大切なポイントです。ドラマや映画のプロポーズで、「君を幸せにしてみせる」的なセリフが登場することがよくあります。

この男性に幸せにしてもらう女性といった依存的な姿勢も、年齢を重ねた女性にはふさわしくありません。幸せにしてもらうというのは、極論結婚生活の多くを相手に依存するということです。でも、アラフォーまで社会でもまれてきた女性は、自分一人でも幸せになれる能力を備えているはずです。つまり、男性に依存するような関係でなく、お互いがお互いを幸せにできるような関係を結ぶことが理想的です。

若いときに抱いていた理想の条件のいくつかを捨ててしまうことで、候補の男性を物足りなく感じたり、不満に思ったりすることもあるでしょう。きっとアラフォー世代の婚活では、男女お互いにそのようなことを感じることがあります。そこをお互いがカバーしあえる関係を築くことが、若い時には難しい、理想的なアラフォーの結婚像といえます。

男性が求める女性のターゲット層に飛び込むのがコツ!

最後に、アラフォーの婚活を上手くいかせるためのコツを紹介します。アラフォー世代の婚活が難しいのは、女性だけでなく男性にも理由があります。それぞれがそれぞれの理想を持っていますが、それがマッチングしないのが婚活がすすまない理由です。ある意味、これは当然のことですが、男女ともに自分の理想、希望を譲らないとどうにもなりません。

前項までに紹介した結婚相手に求める条件を整理する、というのは、女性が行うだけでなく男性にも同じように見直してもらわなくてはなりません。この相手に求める条件のいくつかを撤廃する、あるいは緩和することは、お相手候補が見つかりやすくなるだけでなく、男性からも求められやすくなる効果もあります。その代表的なポイントが、年齢です。

アラフォー女性の希望するお相手の年齢は、自分と同じ程度の年齢層です。上下に2、3歳といったところでしょうか。一方で男性は年を取るほど、年下を好むようになります。アラフォー世代では5歳以上年下を理想とする率が高いというデータもあります。そこで、それほどこだわりがなければ、希望の男性の年齢層の上限を広げてみてはいかがでしょうか。

特にマッチングサービスや結婚相談所など、データを元に理想の相手を探すサービスなら5歳以上年上のお相手もOKにすることで、男性からアプローチを受けるチャンスが大きくなります。アラフォー、アラフィフ世代の男性の希望する女性の条件を知り、自分が当てはまるようならば積極的にターゲット層に飛び込んでみることで、多くのチャンスが巡ってくる可能性があります。

アラフォーの婚活は、受け身では中々上手くいきません。理想にこだわり過ぎず、足りないところは人生経験や知恵でフォローすること、そして、男性の目に止まるように積極的にアプローチをしていくことが、上手くいくコツなのです。

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