バツイチ男性と幸せになれる女性の思考スタイル【アラフォー婚活のリアルと赤裸々体験】
こんにちは。アラフォー女性のサポートを長年続けている婚活カウンセラーです。
今回は「バツイチ男性」をテーマに、私の相談現場で実際に起きたエピソードを交えながら、かなり赤裸々にお話ししていきます。
婚活はリアルな場で出会う時代から、ネットで効率的に行う時代へと完全に移行しました。
それに伴い、表の情報だけでは分からない “リアルな婚活の裏側” が、以前よりもはるかに露呈しやすい世界になりました。
この記事では、バツイチ男性と関わる際に知っておきたい心理学的ポイント、避けるべき失敗パターン、そして「うまくいく女性の思考スタイル」を徹底的に解剖します。
バツイチ男性との婚活で最も多い失敗談
まずは、相談現場で圧倒的に多い “典型的な失敗パターン” から。
特にアラフォーの婚活女性にありがちなのは、以下の3つです。
- ①「彼はきっと私に本気で向き合ってくれるはず」という過度な期待
- ②前妻との関係、子どもの状況などを深掘りせずに交際してしまう
- ③離婚の原因を『彼の話だけ』で判断してしまう
特に③は非常に危険です。
バツイチ男性の多くは、離婚理由をかなり “オブラートに包む” か “自分に有利な形に修正する” 傾向があります。
例えば、ある40代女性・Mさん(仮名)が体験した失敗談をご紹介します。
【体験談】「元嫁がヒステリックだった」…その言葉を信じた私の大誤算
Mさんが出会ったバツイチ男性・Kさん(当時43歳)は、最初のメッセージがとても丁寧で、会話も上手。
初回デートの段階で「こんなに話しやすい男性は初めて」と感動していました。
しかし、問題は “離婚理由” の話になったときです。
Kさんは、
「前妻がヒステリックで、オレは毎日怒鳴られていた」
「家事も育児も何もしないのに文句ばかり言われてた」
と語っていました。
Mさんは「かわいそう…」と感じ、「私が癒してあげたい」モードに突入したのです。
ーーこれが、地獄の始まりでした。
交際から3ヶ月ほど経ったころ、Kさんの “本性” が見え始めました。
- ・話をしている途中で突然無言になる
- ・注意すると逆ギレする
- ・自分の都合でデートをドタキャン
- ・家事に協力しないどころか「女がやるものでしょ」発言
そしてある日、ついにMさんは本音をぶつけました。
「最近ちょっと冷たいよね?どうしたの?」
するとKさんは、急に声を荒らげました。
「オレは十分やってる!元嫁と同じこと言うな!!」
ーーここで初めて、Mさんは気づきました。
「もしかして…前妻の言い分も、正しかったのかもしれない」と。
心理学的に見る「バツイチ男性の話を信じすぎる危険性」
心理学の分野では、人は過去の失敗を説明する際、“自分中心のストーリー” に加工しやすい傾向があります。
これは「自己奉仕バイアス」と呼ばれるもので、
・自分の成功 → 自分の努力のおかげ
・自分の失敗 → 周囲のせい
と記憶を補正することで自己イメージを守る心理です。
離婚の話題となると、これはさらに強烈に作用します。
なぜなら、多くのバツイチ男性にとって「離婚」は非常にストレスの大きい出来事だから。
感情的にも、経済的にも、プライド的にもダメージを受けているため、自分を守る形でストーリーを語ることがあるのです。
そのため、彼の話だけを信じてしまうと “現実の姿” を見誤る危険があります。
ではどうすればいいのでしょうか?
答えはシンプル。
「相手の言葉」より「行動」を見る
彼の話がどれだけ立派でも、実際の行動が伴っていなければ意味がありません。
・約束を守るか?
・感情的に暴れないか?
・丁寧にコミュニケーションを取れるか?
・自分の非を認められるか?
こうした “具体的な行動” が、バツイチ男性の未来のパートナーとしての実力を教えてくれます。
幸せになれる女性の「思考スタイル」3つ
では、バツイチ男性と幸せになれる女性は、どんな考え方を持っているのでしょうか?
多くの相談者の成功例からまとめると、次の3つに集約されます。
①「過去」ではなく「現在の習慣」を見る
離婚理由がどうであれ、重要なのは “今の彼がどう生きているか”。
・お金の使い方
・仕事への姿勢
・家事への参加度
・メンタルの安定度
・家族との距離感
これらを細かく観察できる女性は、離婚歴に振り回されません。
②最初から「完璧な男性などいない」と理解している
バツイチだろうが初婚だろうが、40代男性は誰しも “長年積み重ねたクセ” を持っています。
それを「矯正することを前提」に付き合う女性は、まず成功しません。
成功する女性はこう考えます。
「変えさせるんじゃなくて、付き合っていけるかどうかを見よう」
この”ニュートラルな姿勢” が、心理的な安定を生みます。
③丁寧な会話術を持っている
バツイチ男性が次に求めるのは「安心できるコミュニケーション」。
離婚で疲れた心を癒やしてくれる女性に惹かれやすい傾向があります。
アラフォー婚活では、若さよりも「会話術」が決定的な武器になります。
例えば、
・事実と感情を分けて伝える
・相手を否定する前に、まず共感を示す
・細かい気遣いを言葉にして伝える
こうしたスキルが、“幸せな再婚” の扉を大きく開きます。
【Q&A】バツイチ男性との婚活でよくある質問(前半)
Q1. バツイチ男性は再婚に積極的ですか?
半々です。
心理学的には「喪失体験を乗り越えた後の男性」は、むしろ安定した関係を求める傾向があります。
ただし、傷が癒えていない状態だと、恋愛の温度差が激しく、交際が不安定になりやすいです。
Q2. 子どもがいる男性は避けたほうがいい?
避ける必要はありません。ただし、
・養育費の状況
・前妻との連絡頻度
・子どもとの距離感
は必ず確認してください。
ここを曖昧にしたまま交際を進めると、後で「こんなはずじゃ…」となりやすいです。
Q3. 彼が離婚理由をあまり話したがらないのは危険?
理由によります。
単に「思い出したくないだけ」の場合もありますし、「自分に非があるため言いにくい」ケースもあります。
いずれにしても、行動面で誠実さが見えるなら問題ありません。