結婚相談所の裏側：成婚率の高い女性が実践していること | アラフォー婚活ラボ！成功と失敗は現実と勘違いの高望みが左右するぞ

こんにちは。アラフォー女性の婚活を10年以上サポートしてきた婚活カウンセラーです。今回は、普段あまり表に出ない「結婚相談所の本当の裏側」について、現場で実際に見てきた事例を交えつつ、かなり赤裸々にお伝えしていきます。

ネット婚活が当たり前になった今、相談所・アプリ・オンライン婚活などさまざまな方法が存在しますが、“成婚率が高い女性”には、実は驚くほど共通点があります。

この記事では、心理学的分析・会話術の改善方法・リアルな失敗談と成功談・匿名相談の赤裸々な内容をすべて盛り込み、表面的なノウハウではなく「現場のリアル」をそのままお届けします。

結婚相談所の裏側：数字には見えない“格差”がある

成婚率の高い女性は、最初からモテるわけではない

「あの人は美人だから」「若く見えるから」と言われがちですが、実際の現場では違います。見た目や年齢よりもはるかに大きな差を作るのは、次の3つです。

① 会話の“温度”を調整できる
② 男性の不安に先回りしすぎない
③ 自分のことを“過不足なく”出せる

この3つができている女性は、アラフォーでもアラフィフでも、驚くほどスムーズに成婚します。

逆に成婚しにくい女性の特徴

失敗談を聞いていると、多くの女性が「無意識に損をしている」ことに気づかず、同じパターンを繰り返しています。

・条件と現実のギャップに気づかない
・過去の成功体験を基準にしてしまう
・相手との距離を詰めるタイミングが極端
・自分の魅力を出す順番を間違える

これらの“小さなズレ”が積み重なると、良い出会いを逃し続けてしまいます。

【体験談①】42歳女性Cさんの「完璧すぎる会話」が招いた失敗

Cさん（42）は仕事での経験も豊富で、健康的で美意識も高い。プロフィール写真も自然体で好印象。一見すると「すぐ成婚しそう」と周囲に言われるタイプでした。

しかし、結果は真逆。交際に入っても2〜3回で終了してしまう。
一緒にメッセージ履歴とお見合いの録音（相談所で許可を得て本人が確認用に録音していたもの）を見たところ、理由はハッキリしていました。

相手の話に“完璧に合わせすぎる”問題

心理学では「過剰適応」と呼ばれる状態。
相手に合わせ、相手が心地よくなる答えを瞬時に返す。
一見すると良いコミュニケーションですが、婚活では逆効果です。

男性側の本音はこうでした。

「気は使ってくれているのは分かるけど、どこか本心が見えない」
「話がうまく噛み合いすぎて、逆に人間味を感じない」
「良い人なんだけど、距離感が縮まらないまま終わってしまう」

これ、実はアラフォー女性に非常に多い失敗です。「相手を尊重しているつもり」が「自分の温度が分からない女性」という評価になってしまうのです。

改善したのは“1つだけ”

Cさんには、会話の中で「自分の感情を3割だけ入れる」ことをお願いしました。

例：
相手「この前仕事が忙しくて…」
Cさん「分かる、私も月末はすごくバタバタしてちょっと疲れちゃって…でも終わると達成感あるよね」

これを続けた結果、3ヶ月後に出会った男性と半年で成婚しました。

【体験談②】45歳Dさんの「怖がりすぎる会話」が壁を作っていた

Dさんは、結婚相談所歴2年。プロフィールも丁寧に作り、清潔感もあり、年齢に対して若く見えるタイプ。しかし、お見合いから交際に繋がることが極端に少ない。

会話を分析して分かったのは「自身を守りすぎている」ことでした。

質問が“確認モード”になってしまう

Dさんはほとんどの質問が以下のような“Yes/Noで答える生活確認の質問”になっていました。

「家事はどれくらいできます？」
「転勤はあります？」
「休日はちゃんと休めます？」

これらは必要な質問ですが、初対面では「面接感」が強く出てしまいます。

男性側の本音：
「条件で選ばれてる感が強くて、心の距離が離れる」

Dさんは、自分が“安全な選択”をしたいがゆえに、コミュニケーションが硬くなっていたのです。

改善ポイント：温度のある質問に置き換える

これを「価値観＋感情」を引き出す質問へ変えてもらいました。

例：

「休日って、どんな時に一番リフレッシュできます？」
「仕事が大変な時、どうやって気持ち切り替えてます？」

これに変えてから、驚くほど会話が弾むようになり、半年後には交際に発展。その後も順調でした。

心理学から見る「成婚率が高い女性の共通点」

1. 自己開示の“適量”がうまい

心理学では“自己開示の法則”があります。
簡単にいうと、開示量が多すぎても不快、少なすぎても距離が縮まらない。

成婚率の高い女性は、この“適量”が絶妙です。

・相手が不安にならない程度に話す
・かといって自分を隠しすぎない

このバランスが取れていると、初対面でも安心感が強くなり、男性の交際意欲が高くなります。

2. “条件の優先順位”を現実的に変えられる

成婚率が高い女性は、最初から条件が低いわけではありません。
むしろハイスペックな方もいます。

違うのは、「絶対条件」を3つに絞れること。

例：
・健康的である
・相手を尊重できる
・会話がしやすい

この3つに絞ると、出会いの幅が一気に広がります。

3. 過去の基準から解放される

「昔はこういうタイプの男性と付き合っていた」
「前の彼氏はもっとこうだった」

こうした“恋愛の思い出補正”を手放せる女性は成婚が早いです。

心理学では「ピーク・エンドの法則」と言い、印象に残った過去の記憶が判断基準になりやすくなる現象があります。

成婚した女性はほぼ全員、これを乗り越えています。

婚活Q&A（第1部）

Q1. 結婚相談所は本当にアラフォーに向いていますか？

A. 相性は人によりますが、アラフォー女性には非常に向いています。理由は「最初から結婚を意識した男性に会える」こと。アプリより効率が良く、感情のムダ消耗が少ないです。

Q2. プロフィール写真はどこまで盛っていい？

A. 過度な加工は逆効果。成婚率の高い女性は、盛るのではなく“雰囲気を整える”ことに力を入れています。

Q3. 初対面で聞いてはいけない質問は？

A. 生活条件に関する質問（転勤、収入、家事負担）は初回では重すぎます。2回目以降に回しましょう。

Q4. 男性が「また会いたい」と思う女性の特徴は？

A. 会話の心地よさ。具体的には、リアクションが柔らかい、質問が優しい、感情表現が少しある。この3つだけで印象は劇的に変わります。

成婚率の高い女性が“自然に”やっている会話術

ここからは、成婚率の高い女性の実例から抽出した「聞くだけで再現可能な会話術」を紹介します。アラフォー婚活では、会話の質がそのままチャンスの数に直結します。

1. 相手の話の“感情部分”を拾って返す

男性の話を聞くとき、多くの女性が「情報」を拾って返します。

例：

「営業なんですね → 大変ですよね」
「犬飼ってるんですね → 種類は？」

もちろん悪くはないのですが、印象に残りません。
成婚率が高い女性は「情報」ではなく「感情」を拾います。

例：

「営業なんですね → プレッシャーもある中で頑張ってるんですね」
「犬飼ってるんですね → その子のどこが一番かわいいんですか？」

男性は、感情への共感に弱い。
これは心理学で「情動的共感の返報性」と呼ばれ、相手が自分の感情部分を理解してくれると、信頼が一気に高まる現象です。

2. 得意・不得意を“かわいく”言える

アラフォー婚活で思った以上に大事なのが、弱みの出し方です。
成婚が早い女性は、できないこと・苦手なことを明るみに出すのが上手です。

例：

「料理は得意じゃないんですけど、練習中なんです」
「方向音痴でよく迷うんですけど、笑ってくれる人が好きです」

弱みをポジティブさを添えて出すと、男性は「受け入れてあげたい」という保護欲と親近感が湧きます。

3. 会話の“余白”を作る

多くの女性が見落とすポイント。
沈黙を怖がりすぎる必要はありません。

成婚率の高い女性は、会話の間を自然に使います。

例：

相手が話した後に「うん…それ、分かるなぁ」と5秒くらい考える間を入れる
笑顔で相手を見るだけの時間を作る

心理学的には、「間」が安心感と自己開示を引き出す働きがあります。
男性は、“自分が急かされていない”と感じるとリラックスし、距離が縮みやすくなるのです。

【体験談③】39歳Eさん：沈黙が怖くて“立て板に水”になっていた

Eさん（39）は、明るくて話し上手。お見合いでも場を盛り上げるのが得意でした。
しかし、男性側からの評価はよくありませんでした。

男性の本音：

「楽しいけど、なんだか面接官みたい」
「質問されて答えるだけで、会話してる気がしない」
「隙がなくて、踏み込めなかった」

Eさんは、沈黙が怖いあまり、常に会話を続けなきゃ！と思い込みすぎていたのです。

改善ポイント：沈黙＝悪ではない

Eさんに実践してもらったのは「3秒間のゆるい沈黙」。
相手の言葉に、すぐ反応せず、ほんの少し間を置く。

すると、男性は自然と自分の話を深掘りし、Eさんに心を開くようになりました。
結果、交際数が3倍になり、半年で真剣交際へ。

結婚相談所の裏側：成婚する女性は“相談の仕方”が全然違う

現場にいると痛感することがあります。

成婚率が高い女性は、カウンセラーの使い方がうまい。

よくある残念な相談例

・「どうしてうまくいきませんか？」
・「相手が悪いんでしょうか」
・「みんな私の良さを分かってくれない」

これでは現状は変わりません。

成婚した女性の相談例

・「この男性に好印象を与えるにはどうしたらいいですか？」
・「この会話はどう返したらよかったと思いますか？」
・「私の話し方の癖を指摘してください」

成婚する女性は、“自分を変える前提”で相談します。
改善意欲は、婚活の最強スキルです。

【体験談④】47歳Fさん：相談所歴5年→改善の一言で激変した話

Fさんは相談所歴が長く、10人以上と交際経験がありました。
しかし、真剣交際に一度も進めていませんでした。

理由はシンプル。

相手の好意に気づけない。

男性が「会いたい」「また話したい」と言っても、
Fさんは「社交辞令だと思いました」と受け取ってしまう。

これは心理学で「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれ、
アラフォー・アラフィフ女性に特に多い現象です。

改善ポイントはひとつだけ。

すべて“好意のサイン”として受け取る練習をする。

なんとこれだけで、わずか3ヶ月後に出会った男性から積極的なアプローチを受け、半年で成婚。

アラフォー婚活で絶対にやってはいけない“無意識のNG行動”

1. 過去の恋愛基準で男性を見てしまう

過去の恋愛が幸せだった人ほど、今の婚活がしんどくなります。
比較対象が“若い自分”と“若い相手”だからです。

比較してはいけません。
今の年齢のあなたに合う相手を見ないと、永遠に空振りします。

2. 安心を求めすぎて“確認質問”ばかりになる

条件ばかり聞く女性は、男性からすると「審査されている」ように感じます。

条件確認より、価値観・感情・生活イメージの共有が大切です。

3. “傷つかない婚活”を目指す

婚活はどうしても感情が揺れます。
しかし、感情の起伏を避けようとすると、“本気の出会い”から離れていきます。

ちょっと落ち込みながら進んだ人ほど、温かい結婚を手に入れています。

成婚率が高い女性の“行動スケジュール”

最後に、実際に成婚した女性たちに共通していた行動パターンを紹介します。

1. 週1〜2回のオンラインお見合い

ネット婚活が主流になってから、オンラインの活用は必須。
移動時間ゼロで、効率が圧倒的に高まります。

2. 相談所のカウンセラーへ毎週フィードバック

自己流で続けても、ズレは直りません。
すぐ相談する女性ほど成婚スピードが上がります。

3. 相手男性への“小さな好意表現”を3つ入れる

・聞いてうれしかった話に軽い感想
・メッセージの温度を相手に合わせる
・リアクションを少し大きめにする

この3つができるだけで、男性は「この人とは続けたい」と思います。

婚活Q&A（第2部）

Q5. アラフォー婚活で一番やってはいけない行動は？

A. 過去基準で相手を判断すること。これが最も成婚を遠ざけます。

Q6. 男性はどのタイミングで“本気”になりますか？

A. 会話で安心した瞬間です。外見や条件より、会話の居心地の良さが決め手になります。

Q7. 結婚相談所は本当に高い？「費用対効果」は？

A. アプリより初期費用は高いですが、時間効率は圧倒的に高い。アラフォー以降は“時間”の価値が最優先です。

Q8. 会話が苦手でも成婚できますか？

A. できます。というより、会話は技術なので練習すれば伸びます。むしろ元々話し上手な人より成婚が早いケースも多いです。

まとめ：成婚する女性は“すごい人”ではない。正しく努力した人である。

婚活の裏側を見続けてきたから断言できます。

成婚する女性は、完璧だから選ばれたのではありません。

・素直に改善できる
・会話の温度を少し変えられる
・弱みを隠さず出せる

この3つの積み重ねが、幸せな結婚に繋がります。

あなたが今どんな状況でも、アラフォー婚活はまだまだチャンスがあります。
焦らず・諦めず・でも現実を見据えながら、一歩ずつ進んでいきましょう。