バツイチ男性の“再婚本気度”の見極め方

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2025.12.01

(この記事はアラフォー女性向けの婚活カウンセラーである筆者が、現場での実体験をもとに赤裸々に書いています)

アラフォー婚活で増えている“バツイチ男性”という選択肢

アラフォー婚活では、初婚だけでなく、バツイチの男性と出会うケースが非常に多くなっています。それはネット婚活が主流となり、年齢・職歴・離婚歴を超えて出会いの幅が広がったからです。実際、私がサポートしてきた40代女性の成婚者の半数以上に、バツイチ男性とのご縁があります。

ただし、バツイチ男性には「本気で再婚を望んでいる男性」と「なんとなく寂しいから誰かとつながっていたい男性」が混在しています。ここを見誤ると、半年〜1年という貴重な時間が簡単に奪われてしまいます。

バツイチ男性の“本気度”はどこに出る?心理学から読み解く

離婚を経験した男性は、心理的に二つのパターンに分かれます。

  • ■再婚に前向きで、過去を客観的に整理できているタイプ
  • ■離婚の傷が癒えておらず、孤独を埋めるために婚活しているタイプ

この違いは、言葉ではなく“行動”に表れます。心理学的には「回避傾向」と「接近傾向」という分類があります。本気で再婚を望む男性は、関係に接近しようとする行動が自然と増えますが、本気でない男性は、肝心なところで距離を置こうとします。

赤裸々な体験談:アラフォー女性Dさんの“痛い失敗談”

【体験談】優しさに惹かれたけど…元妻の影が消えなかった男

Dさん(41歳)は、ネット婚活で出会った46歳のバツイチ男性とやり取りを始めました。彼は優しく、共感力も高く、メッセージの頻度も丁度良い。「この人なら安心できるかも」と感じたと言います。

しかし、3回目のデートの帰り際、彼がふと「元妻は料理が得意で…」と話し始めたのを聞いて、胸がザワついたそうです。さらにその後も、会話の節々に“元妻エピソード”が混ざってくる。

Dさんは気を使って話題を変えるものの、彼は悪気なく元妻の話を続けてしまう。心理学的には、これは“未解決の感情”が残っているサインです。離婚から2年以上経っているのに、今でも比較対象として元妻が登場するということは、感情的な整理が完了していない可能性が高いのです。

最終的に、彼の方から「まだ再婚を考える気持ちになれなくて…」と言われ、関係は自然消滅。Dさんは「もっと早く気づければ半年も無駄にせずに済んだ」と話していました。

本気で再婚したい男性は“過去との距離感”が違う

再婚に本気の男性は、過去の結婚生活や離婚原因を冷静に語れます。特に重要なのは次の3つです。

  • ■元妻の悪口を言わない
  • ■自分の反省点をはっきり話せる
  • ■過去を引きずらず、未来の話ができる

逆に、元妻の話が頻繁に出る、離婚原因を他責にしがち、未来の話を避ける男性は、本気度が低い可能性があります。

実践テクニック:会話術で“本気度”を引き出す方法

1. 「離婚について聞いていい?」とは絶対に言わない

ストレートすぎる質問は逆効果。相手が話せる状態かどうか判断できない上、心理的壁が生まれます。

2. 自然に“価値観の話”へ誘導する

例えば「ふだんどんな休日を過ごしてる?」「料理って好き?」など、日常の話題から未来の生活イメージにつなげると、本気の男性は自然と語り始めます。

3. “デート後のフォロー”を必ずチェックする

本気男性ほど、デートの翌日に丁寧なメッセージをくれます。「今日はありがとう」「また予定合わせようね」など、関係を前に進めようとする意思が必ずあります。

バツイチ男性の再婚本気度:前半チェックリスト

  • 過去について落ち着いて話せるか?
  • 元妻の話が不自然に多くないか?
  • 離婚原因を客観的に話せるか?
  • 未来の話を避けないか?
  • デート後のフォローがしっかりしているか?

Q&A:アラフォー婚活で“バツイチ男性”と出会った時の悩み(前半)

Q1. バツイチ男性って、やっぱり初婚より難しい?

A. 難しさはありますが、安定感のある男性が多いのも事実です。重要なのは個人差であり、離婚理由と向き合えているかがすべてです。

Q2. 元妻との関係が気になります。どこまで気にすべき?

A. 連絡を取り合う場合でも、明確な距離感があれば問題ありません。曖昧な関係のままだとトラブルに発展しやすいため注意が必要です。

Q3. 子どもがいる男性の場合はどう見極める?

A. 子どもとの関係は重要なチェックポイントです。本気の男性は、あなたとの未来についても丁寧に説明しようとします。

続き(Part 2)では、さらに赤裸々な体験談、本気男性の深層心理分析、後半チェックリスト、改善テクニック、そしてQ&Aをお届けします。

さらに深掘り!バツイチ男性の“本気度”を見抜くリアルな現場の裏側

ここからは、アラフォー女性の婚活相談で実際に寄せられたケースをもとに、もっと赤裸々に「本気じゃない男の行動」「本気の男に共通する誠実さ」について切り込んでいきます。

特にバツイチ男性は、過去の経験から慎重になる人もいれば、逆に孤独感を埋めたくて突然距離を詰めてくる人もいます。アプリ婚活が普及した今、言葉だけでは本気度を判断するのは不可能と言っていいでしょう。

だからこそ “行動・価値観・コミュニケーション” の3軸で見極めることが絶対に必要なのです。

赤裸々体験談:アラフォー女性Eさんのケース

【体験談】優しい顔の裏に見え隠れしていた“依存体質”の男

Eさん(44歳)は、マッチングアプリで出会った48歳のバツイチ男性と1ヶ月ほどやり取りをしていました。彼は穏やかで返信も早く、「こんなに丁寧な人見たことない」と安心感を抱いていたと言います。

しかし、デートを3回ほど重ねるうちに、彼の“ネガティブな本音”が漏れ始めました。

「前の奥さんは冷たくて…」「子どもにも会えなくて寂しい」「一人になると不安になる」

Eさんは最初、同情心もあって話を聞いていましたが、次第にメッセージの頻度が増え、夜中にも長文が送られてくるように。「あなたにだけ話せるんだ」「そばにいてほしい」など、まだ交際もしていない段階で依存的な発言が増加。

これは心理学でいう“依存的関係願望(デペンデンシー)”の典型。再婚にも「自分を支えてくれる人がほしい」という依存的な目的が混ざっており、結婚生活がうまくいかない可能性が非常に高いパターンです。

Eさんは第三者として私が介入し、「彼の発言には依存傾向がある」と伝えた結果、距離を置くことを決意。半年引きずるところを、わずか3週間で見切ることができました。

反対に成功例:本気男性は“安定性”でわかる

ここで、同じバツイチ男性でも成功した例を紹介します。

【体験談】再婚への意欲が行動に現れていた男

Fさん(42歳)が出会った男性は、離婚歴があり子どももいましたが、次のような特徴がありました。

  • デートの約束が毎回スムーズに決まる
  • 元妻の話は必要最低限で、悪口は一切なし
  • 未来の話を積極的にしてくる(結婚後の住まい、働き方など)
  • 言動に一貫性があり、謎の“急なフェードアウト”がない
  • 感情的な上下が少なく、精神的に安定している

最もFさんが安心したポイントは、「あなたを巻き込んでしまうから、子どものことは最初に説明しておきたい」と言ってくれたこと。責任感のある言動は、本気男性の非常に大きな特徴です。

心理学で解説:本気男性は“未来志向”で動く

バツイチ男性の心理は非常に複雑ですが、本気度を見る上でカギとなる心理傾向があります。

■ 1. 回避傾向 vs 接近傾向

・回避傾向の男性 → 過去の痛みから距離を置く、未来の話を避ける
・接近傾向の男性 → 関係を発展させようとする、行動に積極性がある

本気の男性ほど「接近傾向」が強く、摩擦があっても向き合おうとします。

■ 2. 認知的一貫性

心理学的には、人は“言動が一致している状態”が心地よいと感じます。本気の男性は言葉と行動が一致します。逆に、曖昧な男性は矛盾だらけ。

■ 3. 責任の再構築

離婚を経験した男性が再婚に前向きな場合、多くが「次のパートナーを大事にしたい」という意思が強く働きます。この意思がある男性は、丁寧で誠実なコミュニケーションが自然に増えます。

バツイチ男性の“再婚本気度”チェックリスト(後半)

  • 未来の話(住まい、働き方、家族観)が自然に出てくる
  • 過去への未練がない(元妻の話が最小限)
  • 感情の波が安定している
  • デート後、必ずフォローがある
  • あなたの意見を尊重し、飲み込ませようとしない
  • 行動が丁寧で、約束を破らない
  • 生活面での将来の話を避けない

実践テクニック:相手の本気度を確かめる“会話術”

■ 1. 未来をイメージさせる質問を投げる

次のような質問で本気度を探れます。

  • 「今後引っ越しとか考えてる?」
  • 「休日ってどんなふうに過ごしたいタイプ?」
  • 「結婚したら家事とかどう分担するのが理想?」

本気の男性は、これらの質問に前向きに答えられます。

■ 2. 相手の“行動の一貫性”を見る

・言ったことを守るか?
・ドタキャンが多くないか?
・予定調整がスムーズか?
これらは本気かどうかの重要指標です。

■ 3. あえて“聞かない質問”をする

例えば「元奥さんはどんな人だった?」とは聞かない。相手が本気なら、自分の過去について自然に適切なタイミングで話してくれます。

Q&A:アラフォー婚活でよくある“バツイチ男性”の疑問(後半)

Q4. 元妻とのやり取りが残っているのは要注意?

A. 子どもがいる場合は最低限のやり取りがありますが、「頻度」「内容」「透明性」が重要です。隠す男性は危険信号。

Q5. 子どもがいる男性を選ぶのはハードルが高い?

A. 生活面の調整は必要ですが、本気男性ほど事前に丁寧な説明があります。説明責任を果たさない男性は避けるべき。

Q6. 離婚直後の男性はNG?

A. 離婚から1年以内は慎重に。心理学的にも“未解決の感情”が残っている可能性が高いです。

Q7. バツイチ男性は本気になりにくい?

A. ケースによります。むしろ離婚経験から「次こそ幸せになりたい」と本気度が高い男性は多いです。

まとめ:バツイチ男性の本気度は“過去と未来の語り方”で見抜ける

本気の男性は、過去を冷静に整理し、未来に対して前向きです。逆に、本気でない男性ほど、曖昧で矛盾が目立ちます。

アラフォー婚活では、時間を無駄にしないためにも、本気度の見極めは必須。この記事のチェックリストと会話術を活用し、幸せな未来を掴んでください。

最後に:婚活は“情報戦”ではなく“洞察力”

ネット婚活が主流の今、プロフィールやメッセージだけでは判断できません。大切なのは、あなたが相手の言動を冷静に観察し、違和感を切り捨てる勇気を持つこと。

あなたの未来は、あなたの選択でいくらでも変えられます。焦らず、でもブレずに進んでくださいね。

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