バツイチ女性の婚活がうまくいかない本当の理由
こんにちは。アラフォー女性の婚活を専門にサポートしている婚活カウンセラーです。この記事では、表面的な成功談ではなく、実際の現場で、泣きながら相談に来たバツイチ女性たちの「リアルな婚活の失敗と心理」を赤裸々にまとめています。
マスコミのきれいごとではなく、婚活アプリ・マッチングサービス・リアルなデートの現場で実際に起きたことをそのまま書いていきます。時には耳が痛い内容もありますが、あなたがこの先ムダに傷つかず、確実に成果を出すために必要なことばかりです。
なぜバツイチ女性の婚活はうまくいかないのか?現場で分かった“3つの根本理由”
アラフォー婚活でよく聞く悩みは、
- 「いいねは来るけど、デートにつながらない」
- 「会っても次に進まない」
- 「元夫との比較をされている気がする」
- 「若い子に全部持っていかれる」
実際に相談を受けた女性の80%以上が、同じような悩みを抱えていました。
しかし、現場で見ていると“失敗の本質”はもっと別のところにあります。大きく分けると以下の3つです。
1. 過去の結婚で負った傷を「隠そうとしている」
バツイチ女性の多くが、無意識に「私は普通の女性として扱われたい」という思いを抱えています。その結果、離婚の理由や元夫との価値観の違いなど、過去の経験から学んだポイントをうまく言語化できていません。
しかし、男性側は逆に「なぜ離婚したの?」「また同じことを繰り返さない?」という不安を抱えています。
この“ギャップ”が、会話のぎこちなさ、壁を感じる原因になります。
心理学ではこれを「自己防衛バリア」と呼びます。傷ついた経験を避けたいあまり、自然体でいられなくなる現象です。
実際、ある相談者Aさん(42歳)は、離婚の話題になると笑ってごまかしたり、話を変えたりしていました。
男性側は「何か隠してる?」と不信感を抱き、3回目のデート前にフェードアウトしてしまいました。
隠すほど、相手は“重い事情があるのでは?”と深読みしてしまうのです。
2. 「離婚歴を補おう」として完璧キャラを演じてしまう
バツイチ女性に多いのが、
- 仕事できるアピール
- 自立しているアピール
- 生活力あるアピール
これらを“盛りすぎる”パターンです。
もちろん素晴らしいことですが、男性からすると、
「すべて自分で完結してる女性に、俺の居場所ある?」
という不安を感じやすくなります。
実際、アラフォー男性の婚活で最も多い本音は、
「頼ってほしい」「一緒に成長したい」
です。
つまり、“できる女性アピール”は逆効果になることがあるのです。
3. 若さでは勝負できないと分かっているのに「戦略」を変えていない
アラフォーでバツイチというだけで不利になるのではなく、
「若い子と同じ戦い方をしていること」
が不利なのです。
アプリでよくあるのが、
- 盛り盛りのメイク・加工写真
- 趣味を盛ったプロフィール
- “可愛い系”のテンプレ会話
これらは20代なら効果がありますが、アラフォー女性には逆効果になることがあります。
男性は「等身大の女性とじっくり関係を築きたい」と思っているのに、テンプレ化したプロフィールや会話では、“本音が見えない”“距離が縮まらない”と感じてしまうのです。
【実録】バツイチ女性の婚活失敗談:会話のつまづきが原因だったケース
ここからは、実際に私がサポートした女性の中で特に多かった“会話で失敗するパターン”を、かなり赤裸々に紹介していきます。
あなたのケースに当てはまる部分がきっとあるはずです。
ケース1:男性の質問に“正解”で返してしまう女性
相談者Bさん(41歳、離婚歴1回)は、仕事では部長級のキャリア女性。話も整理されていて賢いタイプです。
しかし、婚活で男性と話すといつも“インタビュー”のような会話になってしまっていました。
例えば男性が「休日は何してるの?」と聞くと、
「家事の後に読書をして過ごしています。ビジネス書や自己啓発書も読みます。」
というような“正解っぽい返事”が返ってくる。
心理学でいう「印象管理」が強すぎる状態です。
相手は“いい女性だと思われたい”という圧を感じ、距離が縮まらないまま終了してしまいます。
さらに悪いことに、男性は「この人は仕事モードのままだな」と感じ、恋愛モードになれずフェードアウト。
婚活で大事なのは正解ではなく“感情の共有”です。
ケース2:元夫との比較を無意識に口にしてしまう
相談者Cさん(38歳)は、デート中に無意識でこんな言葉を口にしてしまいました。
「元夫はこういう時、割と細かく言う人だったから…」
本人には悪意は一切ありません。
ただ単に「過去と比べる癖」が抜けていないだけです。
でも男性側は激しく萎えます。
心理学では「参照点バイアス」と呼ばれ、過去の基準が今の判断を支配する現象が起きています。
これを避けるためには、会話の中で「今」に焦点を当てる練習が必須なのです。
ケース3:離婚理由を語る時に“感情が乗りすぎてしまう”
バツイチ女性にありがちな失敗が、「離婚を説明しなきゃ」と思いながら、感情があふれ出してしまうパターンです。
相談者Dさん(43歳)は、初回のオンラインデートでいきなり涙をこらえながら離婚理由を話してしまい、男性を困らせてしまいました。
男性からすれば、
「まだ元夫のことで整理できてないのでは…?」
という重い印象になります。
心理学ではこれは「情動転移」と言い、過去の感情を現在の相手にぶつけてしまう現象です。
この状態だと、いくら外見やプロフィールを整えても、関係は深まりません。
バツイチ女性が婚活で成功するための“会話術”
失敗のパターンが分かったところで、ここからは「じゃあどう改善すればいいの?」という具体的な話に入ります。
実際に私がサポートした女性が実践し、婚活成功まで辿り着いた“ガチで効果のある会話術”をまとめました。
1. 離婚理由は「感情ではなく、学び」で語る
NG:
「元夫がひどい人で…本当に苦しかった」
OK:
「価値観の違いがありましたが、今では自分に合う関係性が分かるようになりました。」
このように、事実と学びを淡々と語ることで、男性は安心します。
ポイントは、
“過去より、未来のあなた”
を男性に想像させること。
2. 完璧アピールをやめ、“小さな弱さ”を出す
例えば、
- 「地図アプリはちょっと苦手で…」
- 「家電の設定だけは本当に弱いんです」
- 「外食の店選びは、誰かに任せるほうが気楽です」
こうした小さな弱さは、男性にとって“守ってあげたいスイッチ”を押します。
3. 感情を一言添える会話術
NG:
「旅行が好きです」
OK:
「旅行が好きで、特に海を見ると気持ちがスーッと軽くなるんです。」
アラフォー女性の魅力は“経験に裏打ちされた感情の深さ”です。
若い子には出せない武器なので、もっと使いましょう。
婚活Q&A(前半)
Q1:バツイチだと正直に言うと不利になりますか?
A:不利になるのは「言い方次第」です。
離婚歴を隠そうとするほど、男性は不信感を抱きます。
淡々と、学びとして語るのが最強です。
Q2:離婚理由はどこまで話すべき?
A:初期段階では“事実の概要+学び”だけで十分です。
詳細は関係が深まってからでOK。
Q3:アラフォーで子どもなし・バツイチの場合、需要はありますか?
A:十分あります。
むしろ同年代男性は「落ち着いた関係を築けそう」と好む割合も高いです。
戦略を若い子と同じにしなければ、成婚率は高くなります。
――ここまでが前半です。後半では、さらに赤裸々な体験談、成功者の共通点、婚活アプリで“刺さるプロフィール文”、濃厚Q&Aをまとめていきます。
【後半】バツイチ女性の婚活が“うまくいく人”と“行き詰まる人”の決定的な違い
ここからは、前半では書ききれなかった「リアルな体験談」「成功者の行動パターン」「婚活アプリの実践テクニック」「深堀りQ&A」をお届けします。
私は10年以上、アラフォー・バツイチ女性をサポートしてきましたが、成功した女性たちには明確な共通点があります。
逆に言うと、ここを押さえない限り、どれだけアプリに登録しても、どれだけ会話術を学んでも、空回りしてしまいます。
成功するバツイチ女性が“最初の1ヶ月”にやっていること
意外に思われるかもしれませんが、成婚が早い女性ほど「準備の段階」に時間を使います。
具体的には、以下の3つを徹底しています。
1. 過去を整理し、言語化する
成功した女性の9割以上が、最初のカウンセリングで「離婚の振り返りシート」を作ります。
内容は次のとおりです。
- 結婚生活で良かったこと
- 自分に足りなかった視点
- 相手選びで妥協しすぎた点/逆に高望みしすぎた点
- 次の結婚では大切にしたい価値観
これをするだけで、男性に「結婚を前向きに考えている女性」という印象を与えられます。
心理学でいう「再評価フレーム」です。
過去の失敗を“意味ある学び”に変えることで、未来への行動が一気に軽くなります。
2. プロフィールを“盛らずに魅せる”
婚活アプリのプロフィールは、盛り過ぎてもダメ、等身大すぎても埋もれてしまいます。
成功した女性のプロフィールには、次の3つの要素があります。
- 経験から学んだ価値観が言語化されている
- 会話のきっかけになりやすい具体例がある
- 感情が少しだけ添えられている
例えば、
NG:
「旅行が好きです。いろいろな場所に行きたいです。」
OK:
「海を眺めると気持ちが落ち着くので、年に数回は海の見える場所へ出かけています。静かな時間を共有できる方と出会えたら嬉しいです。」
心理的距離がぐっと縮まるのがわかるでしょう。
3. “男性の不安”を理解している
バツイチ女性は不安が多いですが、男性側にも同じ量の不安があります。
特に多いのが、
- 「また同じことで離婚されないだろうか?」
- 「元夫と比較されるのでは?」
- 「自分が家族として受け入れられるだろうか?」
これらの不安を理解して、会話で少しずつ安心させていく—これが成功するバツイチ女性の大きな特徴です。
【実録】赤裸々な婚活体験談(後半)
ここからは、実際に私が担当した女性の中でも特に印象的な“成功と失敗の境界線”を示したエピソードを紹介します。
体験談1:半年間うまくいかなかった女性が、会話の“ある癖”を直しただけで急展開
相談者Eさん(39歳・バツイチ・子どもなし)は、半年間で20人以上と会ったものの、2回目のデートに進めませんでした。
理由は意外にも単純で、
「話の結論を急ぐクセ」
があったからです。
男性が何か話し始めても、すぐに「つまりこういうことですよね?」とまとめてしまう。
これは仕事では優秀さの証ですが、恋愛では“理解された”のではなく“遮られた”と感じられやすいのです。
そこで私が提案したのが、
「会話は結論より感情に寄り添って返す」というもの。
たったこれだけで、男性側の反応が劇的に変わりました。
その後、3人目に会った男性と交際に発展。
彼は後から「話していて心地よかった」と言っていたそうです。
体験談2:元夫の影響から抜けられなかった女性が、自分の“弱さ”を出した途端モテ始めた
相談者Fさん(42歳・バツイチ・子どもあり)は、離婚後ずっと強い女性の鎧をまとっていました。
「もう男に頼らない」
「全部自分でやる」
「迷惑かけたくない」
しかし、実際は家事も育児も仕事も全て背負って疲れ果てていました。
ある日、オンラインデートで思わず、
「本当は誰かに頼りたい時もあるんです」
と本音を漏らしてしまいました。
すると相手の男性が、
「そんなところも含めて、魅力なんじゃないかな」
と言ってくれたそうです。
そこから風向きが変わり、複数の男性から真剣交際を申し込まれるほどに。
“強さ”だけではなく“弱さ”を見せられる女性は、関係が深まりやすいのです。
婚活アプリで「バツイチ女性が刺さるプロフィール文」実例
ここでは、実際に成婚した女性のプロフィール文を、個人情報が分からないようアレンジして例示します。
【例文】
はじめまして。プロフィールを見ていただきありがとうございます。
一度結婚を経験しましたが、価値観の違いから別々の道を歩むことになりました。今では、相手と丁寧に向き合う大切さを学んだと前向きに捉えています。
休日は、海辺を散歩したり、カフェで読書をすることが多いです。落ち着いた時間を一緒に楽しめる方と出会えたら嬉しいです。
お互いを大切にしながら、笑顔の多い関係を築いていけたらと思っています。よろしくお願いします。
ポイントは、
- 離婚を重く語らない
- 経験をポジティブな学びに変換
- 感情が少しだけ添えられている
この3点が揃うだけで、男性の読みやすさ・安心感が全く違います。
婚活Q&A(後半)
Q4:子どもがいる場合、最初から正直に伝えたほうがいい?
A:はい。初期段階で伝えた方が、長期的には成功率が高いです。
隠すほど男性は「信頼できない」と判断しやすくなります。
Q5:デートで沈黙が怖くて話しすぎてしまいます…どうしたら?
A:沈黙が“悪い沈黙”なのではなく「考えてくれている沈黙」なことも多いです。
沈黙は会話の一部だと思って、相手の表情を観察する余裕を持ちましょう。
Q6:バツイチだと男性に“重い”と思われませんか?
A:むしろ、結婚経験がある女性を好む男性も多いです。
特にアラフォー男性は「落ち着いていて安心できる」と感じる傾向があります。
Q7:元夫とのトラウマが原因で恋愛に踏み出せません…
A:トラウマがある時は、まず“ゆっくり進む”恋愛を選んでください。
恋愛のスピードは自分で決めていいものです。
心理学でも、回復には「安全な関係の積み重ね」が最も効果的とされています。
Q8:40代になってからの恋愛って、もう遅いでしょうか?
A:全くそんなことはありません。
実際に40代から恋愛し、再婚して幸せになっている女性を何人も見てきました。
むしろ40代のほうが“自分に合った相手”を選ぶ力があります。
まとめ:バツイチ女性が婚活を成功させるために必要なのは「戦略」と「自然体」
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 離婚歴は隠すほど不利になる
- 強さだけでなく弱さも魅力に変わる
- 男性の不安を理解すると関係が深まりやすい
- アラフォー女性にとって“盛りすぎプロフィール”は逆効果
- 感情を添えた会話術が、恋愛モードにスイッチを入れる
バツイチ女性の婚活は難しいように見えて、実は「戦略」を変えるだけで一気にうまくいくことが多いです。
あなたがもし今、不安や焦りを抱えているとしても、それは当たり前のこと。
自分を責める必要はまったくありません。
大事なのは、
「過去ではなく、これからどう幸せになるか」
を一緒に考えていくことです。
婚活は、あなたが思っているよりずっと優しい世界です。
そしてアラフォー・バツイチ女性には、経験によって磨かれた“本物の魅力”があります。
その魅力を少しずつ外に出していければ、必ずあなたに合う人と出会えます。
これを読んでいるあなたが、どうか次の一歩を踏み出せますように。
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