バツイチアラフォー女性が婚活パーティで再出発を成功させる心得【前半】

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2025.11.26

こんにちは。アラフォー女性の婚活を長年サポートしてきた婚活カウンセラーです。今回は、私自身が目の前で見てきた「バツイチ女性が婚活パーティでつまずくポイント」と「実際に成功したケース」「アラフォー婚活で意外と見落とされがちな心理学的な落とし穴」について、かなり赤裸々に書いていきます。

雑誌やテレビの“婚活特集”では絶対に出てこない、リアル現場の泥臭い話になります。少しドキッとするかもしれませんが、アラフォー婚活は「現実を知る」ことが成功の第一歩です。ぜひ、あなたの再スタートのヒントにしてください。

アラフォー婚活の最大の壁は「自分では気づけない思い込み」

アラフォーで婚活を始めると最初にぶつかるのが、過去の恋愛・結婚で積み重なった“思い込み”です。特にバツイチ女性の場合、離婚の原因や前夫との人間関係によって、無自覚のまま男性に対する“フィルタ”がかかってしまうことが多いのです。

婚活パーティの現場では、表面的には笑顔で会話していても、心のどこかで「この人もどうせ…」と過去の影がジャマをしてしまい、気づかないうちに相手の言葉をネガティブに解釈してしまうケースが非常に多く見られます。

心理学では「確証バイアス」と呼ばれ、自分の中にある不安や予測を裏付けるような情報だけを拾ってしまう現象です。このバイアスが、アラフォー婚活の本当に危険な落とし穴になります。

●現場で見た“確証バイアス”の典型例

ある42歳のバツイチ女性Aさんは、年下男性との会話中、相手が「仕事が忙しい時期があって…」と言っただけで、心の中でこう思ったそうです。

「忙しいを理由に私を後回しにしそう。前の夫もそうだった」

でも実際、男性の意図は「だからこそ最近はプライベートを大事にしたい」と続く言葉でした。しかし、彼女の表情はその瞬間から固くなり、会話の温度がガクッと下がり、その後の男性のアプローチは止まってしまいました。

“相手の言葉を正しく受け取れない自分”に気付かない限り、婚活の失敗は続きます。

バツイチだからこそ強い。アラフォー婚活で光る「経験値」

バツイチ女性の多くが「私はマイナスからのスタート」と感じていますが、本当にそうでしょうか?私は何百人ものアラフォー女性の婚活をサポートしてきて、むしろ逆だと断言できます。

離婚経験がある女性ほど、“男性を見る目”が鋭く、会話術も柔軟。何より、結婚生活に必要な現実感や覚悟が備わっているので、男性からすると非常に安心感があるのです。

実際に成婚したカップルの中には、バツイチ女性のほうが初婚女性よりもスムーズに関係を築いていったケースが多く見られます。

●男性がバツイチ女性に安心感を覚える理由

  • 無理な理想を追わず、現実的に考えられる
  • 自立しているケースが多く、“依存しない距離感”が心地よい
  • 会話の受け答えが深く、「聞いてもらっている実感」がある
  • 感情の抑揚が穏やかで、男性にとって居心地が良い

つまり、「バツイチ=マイナス」と決めつけているのは、あなた自身だけかもしれないのです。

【体験談】45歳バツイチ女性が婚活パーティで“逆転成婚”した話

ここでは、実際に私がサポートした45歳バツイチ女性Mさんの婚活を赤裸々に紹介します。彼女は離婚から約7年経っており、最初は「もう誰にも選ばれない気がする」と言って泣いていました。

最初の婚活パーティでは、彼女は緊張から早口になり、「相手に気を遣われているのがわかる」と落ち込んでいました。さらに、年収や職業の話題が出た瞬間「前の夫みたいに、仕事人間の人は無理かも…」という不安が出てしまい、会話がぎこちなくなる場面もありました。

そこで私がアドバイスしたのは、心理学でも有効とされる「感情のラベリング」。不安を隠すのではなく、「今少し緊張していて…」と素直に言葉にする方法です。これは相手に安心感を与え、自己を整える効果があります。

次のパーティで彼女はこれを実践しました。すると、ある一人の男性が「実は僕も緊張してて…」と笑いながら返してくれ、二人の表情が一気に柔らかくなりました。そこから会話はスムーズに進み、結果その男性と交際、半年後にはプロポーズ。

彼女はこう言いました。

「自分を隠すことより、出すほうがうまくいくなんて想像してなかった」

アラフォー婚活に必要なのは“完璧さ”ではなく“人間味”なのです。

アラフォー婚活でうまくいく女性の共通点

1. 無理に若作りせず、等身大の魅力を大切にしている

見た目は整えますが、無理な若作りはしません。男性が魅力を感じるのは“自然さ”。心理学でも、自己一致感の高い人は魅力が増すとされています。

2. 会話術がうまい。特に「聞き方」が丁寧

アラフォー女性が評価されるのは“聞き方”です。「うんうん」と頷く、相手の言葉を繰り返す、価値観を深掘りする…こうした聞き方ができる女性は強い。

3. 過去の話を「経験」に変えて話せる

失敗を恥ずかしがりません。むしろ、「こういうことを学びました」と言える女性は、男性に安心感を与えます。

Q&A:アラフォー婚活・バツイチ女性のよくある悩み(前半)

Q1:離婚歴はいつ話すべき?

初対面で深掘りする必要はありませんが、隠すのは逆効果。2〜3回目のデート、もしくは連絡が続いて“信頼が芽生えた頃”がベスト。婚活パーティならプロフィールに書いておくのが自然です。

Q2:婚活パーティで年収や仕事の話を避けたくなります…

よくある悩みですが、あくまで“情報収集の会話”。感情を絡めないのがポイントです。会話術としては「お仕事、大変ですか?」「どんな時にやりがい感じます?」のように価値観に焦点を当てると印象が良くなります。

Q3:若い女性に勝てる気がしません

アラフォー婚活では“経験値”が最大の武器。特に会話の深さ、落ち着き、聞き上手さは若い女性には真似できません。現場でもアラフォー女性にアプローチする男性は想像以上に多いです。

バツイチアラフォー女性が婚活パーティで再出発を成功させる心得【後半】

ここからは、前半に続いて「アラフォー婚活で失敗する典型例」「成功する女性の心理状態のつくり方」「婚活パーティで実践できる具体的なテクニック」「後半のQ&A」を徹底的に掘り下げていきます。

婚活パーティという“短時間勝負”の場では、ちょっとした表情、ひと言、態度の変化が結果に直結します。そのため、心理学的な理解と、実践できる会話術が不可欠になります。

アラフォー婚活で失敗しやすい女性の特徴【深堀り】

1. 「私なんて」と自分を下げてしまうクセがある

バツイチであることを気にしすぎると、つい自己評価を低く見積もる傾向が出ます。これを心理学では“セルフハンディキャッピング”と呼び、無意識に自分の価値を下げてしまう行動です。

例えば婚活パーティで、男性から褒められても「いやいや、私なんて…」と即座に否定してしまう。それでは、あなたの魅力を伝える機会を自ら潰してしまいます。

現場で見ていると、この「自分を下げグセ」がある女性は、男性側のテンションも下げてしまい、結果的に連絡先交換すらスムーズに行かないことが多いです。

2. 無意識に“警戒フィルタ”がかかっている

離婚経験から、男性の行動を慎重に見ようとするのは自然です。しかし、その警戒が強すぎると、せっかくの会話の流れが止まってしまいます。

男性が「最近忙しくて…」と言うだけで、「忙しい人は嫌」と即座に拒否反応が出てしまうケースは本当に多いです。しかし実際には、「忙しいけどパートナーができたら時間を作りたい」という優しい男性もいます。

大事なのは、“警戒しながらも可能性は閉じない”という姿勢。いきなり「拒否」ではなく「理解しよう」という柔らかさが必要です。

3. 過去の結婚生活を“失敗”として引きずり続けてしまう

失敗した結婚を思い出すと胸が痛む。これは自然なことです。しかし、「また同じことが起きるのでは?」と恐れ続けると、前に進めません。

心理学的には、過去の痛みを抱えると人は“変化しない選択”をしやすくなります。変わらないほうが安全だからです。しかし、婚活は変化と挑戦の連続。過去と現在を切り離すためには、「私はあの頃の私ではない」と認識を変える必要があります。

婚活パーティ成功率を上げる“アラフォー向け会話術”完全ガイド

ここからは、実際の婚活パーティで即使える“会話のコツ”を、心理学に基づいて分かりやすく解説します。

●テクニック1:最初の7秒で「柔らかさ」を演出する

人の第一印象は7秒で決まるといわれています。特に婚活パーティでは、短時間で相手に好印象を与える必要があります。

アラフォー女性におすすめなのは、口角を2mm上げる意識です。無理に笑おうとすると顔が引きつり、不自然になりますが、2mmだけ口角を上げると柔らかい表情になります。

実際、私はこのアドバイスで表情が劇的に変わった女性を何十人も見ています。男性は「話しやすそう」という第一印象だけでアプローチの意欲が上がるのです。

●テクニック2:相手の話を“感情ベース”で受け取る

会話術で最も重要なのは、相手の話を“情報”ではなく“感情”で受け取ること。

たとえば男性が
「最近仕事が忙しくて」
と言ったら、

NG例:「忙しいんですね…大変そう」

OK例:「忙しいんですね。頑張っている姿、すごいと思います」

“仕事が忙しい=情報” ではなく
“頑張っている男性=感情” と捉えるのがポイントです。

●テクニック3:質問は“価値観ジャンル”を掘る

アラフォー婚活で一番相性の判断がしやすいのは「価値観」です。趣味や好きな食べ物ではなく、

  • どんな時に幸せを感じる?
  • 休日はどんな過ごし方が理想?
  • 人生の中で一番やりがいを感じた瞬間は?

こういった“価値観ジャンル”を話題にすると、深い会話になり、短時間でも距離が縮まります。

●テクニック4:「自分の話3:相手の話7」の比率で聞く

アラフォー女性は人生経験が豊かなので、どうしても話が長くなりがちです。しかし、男性は「話を聞いてもらえること」で安心し、好意を持ちます。

特に婚活パーティでは、自分の話3割、相手の話7割を意識してください。これだけで、男性の反応が驚くほど変わります。

【体験談】38歳バツイチ女性が“会話術の改善”で選ばれた話

38歳で離婚直後に婚活を始めたSさんは、最初の頃、男性からの印象が「会話が重い」「警戒心が強い」と言われていました。

話題を探そうとすると、気まずさからつい前の夫の話や離婚理由が頭に浮かび、言葉が詰まってしまう。そんな状態でした。

そこで私は、会話を“自分の過去”ではなく“未来の話”に切り替える練習を提案しました。たとえば、

  • 「新しいことに挑戦したいんです」
  • 「最近楽しみを探してて…」
  • 「これからの人生は、あったかい家庭を作りたくて」

こうした未来志向の言葉を使うようになった途端、男性からの印象が激変しました。実際、3回目の婚活パーティで、彼女は3人の男性からアプローチを受け、そのうちの1人と真剣交際に進みました。

過去を背負いながら婚活するのはつらいもの。でも、“話題をどこに置くか”を変えるだけで会話は驚くほど変わります。

アラフォー婚活で幸せな再婚を叶えた女性の共通点(後半)

●共通点1:自分のペースを大切にしている

焦りから無理をしてしまう女性が多い中、成婚する女性は“自分のペース”を守ります。相手に合わせすぎず、無理に予定を詰め込まず、ゆっくり関係を育てる姿勢が安定した関係を生みます。

●共通点2:男性に完璧を求めない

結婚生活ではお互いに足りない部分を補い合うもの。アラフォー女性はそこを理解しているため、小さな欠点を許容し、現実的な視点で相手を見られます。

●共通点3:自分を“選ぶ価値がある女性”として扱っている

自分を雑に扱う女性は、男性にも雑に扱われます。一方、セルフイメージが高い女性は、男性が自然と大切に扱うようになります。

Q&A:バツイチ・アラフォー女性のリアルな悩み(後半)

Q4:離婚理由を聞かれたらどう答えるべき?

詳細を語る必要はありません。「価値観の違いで、今は前向きになっています」の一言で十分。ネガティブな言葉を避け、未来志向の態度を見せるのがポイントです。

Q5:子どもがいる場合、いつ伝えるべき?

婚活パーティではプロフィールに記載するのが自然。隠さず、でも押し付けず。話題にする際も「子どもがいるからこそ、安定した関係を大切にしたい」と前向きに伝えましょう。

Q6:再婚したい気持ちと、失敗したくない気持ちの両方があって動けません

これは“アプローチ回避不安”と呼ばれる心理状態です。行動すると傷つく可能性があるため、無意識に避けてしまうのです。まずは小さな行動を積み重ねましょう。私のクライアントで、この悩みを抱えた女性は、「まずは連絡先を交換する」「短時間の会話だけに集中する」というステップから始め、半年後には安定した交際に発展しました。

Q7:婚活パーティで印象を上げる服装は?

男性は“清潔感”と“柔らかさ”を重視します。過度な露出や派手さより、ふんわりした色味やシンプルなワンピースが鉄板です。揺れるアクセサリーや小さなネックレスは好印象。

Q8:婚活に疲れたらどうすればいい?

アラフォー婚活は体力もメンタルも使います。疲れた時は“休む”のも戦略のひとつ。むしろ、休んだ女性のほうが次のチャンスで表情が明るくなり、出会いがうまくいくケースが多いです。

まとめ:アラフォー婚活は“逆転”が起きやすい

バツイチでも、アラフォーでも、再婚を叶える女性は確実に存在します。そしてその多くが、昔の自分より今の自分のほうが幸せになったと言います。

大切なのは「私は選ばれる価値がある」と知り、心を開きながら一歩を踏み出すこと。婚活パーティはそのきっかけにすぎません。経験値の高いあなたなら、きっと大切なご縁を掴めます。

次の出会いが、あなたの人生を変える再スタートになりますように。

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