アラフォー婚活パーティでよくある「怖がり心」を克服する実践テクニック

６．アラフォー女性の婚活パーティ“怖がり心”Q&A（後半）

Q4：過去のトラウマが強すぎて、初対面の男性に優しくされると逆に身構えてしまいます。

これ、実はアラフォー婚活でいちばん多い悩みと言ってもいいほどです。 とくに「長年彼氏がいなかった」「ひどい別れ方をした」「裏切りを経験した」女性は、優しくされると心がザワッとしてしまうんですね。

心理学ではこれを「過度な自己防衛反応」と呼びます。 自分を守るために必要以上に警戒し、相手の好意すら疑ってしまう状態です。

●克服ポイント：優しさに“意味付け”しすぎない

婚活の現場で男性が見せる“優しさ”は、必ずしも恋愛感情ではありません。 ただ「礼儀正しい」「話しやすい雰囲気にしたい」だけの場合も多いんです。

つまり、優しくされても「この人は私に気があるのか？」と身構える必要はなく、 単に「普通のコミュニケーションの一部」として受け取るのが自然です。

●実践ワーク：相手の優しさを“3秒で受け取る練習”

1. 優しい言葉をかけられたら、とりあえず3秒だけ黙って受け取る 2. その間、自分の頭の中で「ありがとう」の一言を準備する 3. 3秒後に笑顔で「ありがとうございます」と返す

たったこれだけで、 「拒否 → 受容」に脳の回路が切り替わり、優しさへの恐怖がスッと薄れます。

●体験談：優しくされると怖かった私が変われた瞬間

私は以前、「優しくされるほど怖い」という女性を担当していました。 婚活中の男性から褒められても、 『どうせ後で態度が変わる』 と決めつけてしまい、表情が固まり、会話が止まるクセがあったんです。

けれど“3秒受容”を続けた彼女は、3ヶ月後に見違えるように変わりました。 「男性からの親切を素直に受け取れるようになってから、笑顔が自然になったと言われました」 と報告をくれた時、私も本当に嬉しかったです。

Q5：婚活パーティで“いい人”に会うと、逆に「怖い」と感じて逃げたくなります

アラフォー婚活あるあるのひとつに、 「本命になるほど怖くなる」という問題があります。

心理学的には“回避性アタッチメント”の特徴で、 本気になりかけると「失うのが怖い」という感情が強まり、 無意識に距離を置いてしまうんですね。

●改善テクニック：怖い＝悪ではないと知る

本命の男性に感じる「怖さ」は、実は相手への期待と願望の裏返しです。

つまり… 「この人と、うまくいきたい」 という気持ちがあるからこそ、怖くなるんです。

この感情は、むしろ“良い恋愛に発展する前兆”とさえ言えます。

●ステップ：逃げたくなったら“事実だけ”を見る練習

・相手が冷たくした？ → していない ・否定された？ → されていない ・嫌われた？ → 何も起きていない

そう、起きているのは“あなたの頭の中だけ”なんです。 怖がり心の90％は、自分の思い込みです。

●体験談：本命から逃げ続けた私の失敗談

実はこれ、かつての私の話でもあります。 婚活中、本命レベルの男性に会うと心臓がドキドキして、 「この人に好かれる自信がない」 と不安が爆発し、話しかけられるたびに挙動不審に…。

結果、一番素敵だった男性に「距離を感じる」と言われ、 フェードアウトされたことがあります。 今でも思い出すと胸がキュッとします。

だからこそ、あなたには同じ後悔をしてほしくありません。 怖いと感じたら逃げるのではなく、“事実だけ”を見る。 これを続けることで、本命としっかり向き合えるようになります。

Q6：婚活パーティで男性と目が合うだけで緊張してしまいます。克服できますか？

はい、克服できます。 しかも想像より簡単に。

まず、視線に対する恐怖の正体は“自己評価の低さ”です。 「私のどこか変じゃないかな」 「悪く思われないかな」 と、自分で自分をジャッジしてしまうからです。

●実践ワーク：目が合ったら“一瞬だけ笑う”

1. 目が合ったら0.5秒だけ口角をあげる 2. 笑顔をキープする必要はなし（逆に不自然） 3. その後は普通に視線を外してOK

この“0.5秒の笑顔”は、相手に「話しかけやすい」と感じさせる最強の非言語コミュニケーションです。

●体験談：無表情で怖がられていた私の黒歴史

私は昔、目が合うとすぐ視線をそらし、緊張で無表情になっていました。 結果、男性からは 「冷たそう」 「話しかけづらい」 と誤解されてしまい、後で「もっと笑えばよかった…」と後悔することが多々ありました。

しかし“0.5秒笑顔法”を使うようになってから、 男性から話しかけられる回数が一気に増えたんです。

これはクライアントさんにも教えているテクニックですが、 ほぼ全員が「効果あった！」と言ってくれます。

Q7：怖くて積極的に会話できないのに、会話が弾まないと焦ってしまいます…

アラフォー婚活で多いのが、 “話せないのに話そうとして詰まる” という悪循環。

●改善テクニック：質問力に頼る

会話が怖い時は、話す量を減らして“質問力”でつなぎましょう。

たとえば、婚活パーティでよく使える質問はこんな感じです。

• 「このパーティはよく来られるんですか？」
• 「休日はどんなふうに過ごされていますか？」
• 「お仕事って忙しいですか？」
• 「最近ハマっていることってありますか？」

これだけで会話は自然と広がりますし、 男性側も“話しやすい女性”と感じてくれます。

●体験談：話せない私が“質問だけで会話が続いた”成功体験

私は婚活初期、緊張しすぎて全く話せないタイプでした。 けれど、質問を準備しておいたことで、 「聞き上手ですね」 と男性に褒められた経験があります。

実際は話せなかっただけなんですけど（笑） でも、質問があるだけで怖さがかなり軽減されました。

Q8：婚活パーティの後、疲れすぎて落ち込むことがあります。これは異常ですか？

いいえ、ぜんっぜん異常ではありません。 むしろ正常です。

婚活パーティは、アラフォー女性にとって“エネルギー消費の激しい環境”です。

・見知らぬ人と会話 ・印象を良くしようと頑張る ・相手の反応を読み取ろうとする ・緊張で体が固くなる

これらはすべて、脳と神経がフル稼働している証拠。 疲れない方がおかしいんです。

●改善テクニック：自分に“打ち上げの習慣”を作る

婚活パーティの後に自分を癒す習慣を持つと、気持ちが乱れにくくなります。

• お気に入りのスイーツを食べる
• アロマを焚く
• スマホをオフにしてゆっくりする
• パーティ後の“反省禁止タイム”を作る

とくに“反省禁止タイム”は効果絶大。 落ち込みや自責グセがある女性には本当におすすめです。

７．怖がり心を抱えたアラフォー女性に伝えたいこと

アラフォーになって婚活をしていると、 自信を失ったり、焦ったり、怖くなったり… 本当にいろんな感情が押し寄せますよね。

でも、その怖さは“弱さ”ではありません。 むしろ、ちゃんと向き合おうとしている強さなんです。

あなたは、もう十分に頑張っています。 あとは、自分の怖さを上手に扱う方法を覚えれば、 婚活パーティでも自然に笑えるようになります。

怖がり心は、あなたを守るために存在しているもの。 だからこそ、正しい扱い方を知れば、 婚活の武器に変えることだってできるんです。

８．まとめ：怖がり心があるほど、婚活はうまくいく

実は、アラフォー婚活で成功するのは“怖がり心のある女性”です。 なぜなら、慎重で誠実だからこそ、真剣な関係を大切にできるし、 相手に対する思いやりも深いからです。

婚活パーティで怖さを感じるのは、 あなたが「幸せになりたい」と本気で思っている証拠。

その気持ちを大事にしつつ、今回紹介したテクニックを取り入れれば、 いまの怖さは少しずつ薄れていきます。

そして、気づいた頃には、 「あ、私、ちゃんと男性と向き合えてるな」 という実感が自然と湧いてくるはずです。

あなたの婚活が、もっと楽しく、もっと自分らしく進みますように。 応援しています。