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婚活サイトの注意点?「いますぐ婚活を始めたい」ときや、「他人に知られずに婚活をしたい」ときに便利なのが婚活サイトです。
婚活サイトは誰でも簡単に婚活ができる便利なサービスですが、利用する際には注意点もあります。悪質な目的で登録をする人もいるので、親しくなる前に相手をよく見極めることが大切です。
ここでは、婚活サイトを利用するときの注意点や危険人物のパターンをご紹介します。
婚活サイトを利用するときの注意点1「すぐに会わない」
婚活サイトで婚活をする場合、メールや掲示板でやり取りをしながら、徐々に相手を見極めていくのが一般的です。
メールの文面には、その人のパーソナリティが現れることがあるため、何回かメッセージを交換してから、関係を進めるかどうかを判断する人が多いようです。
アラフォー女性の場合も、このようなスタイルで相手の男性と距離を縮めていくパターンが多いのではないでしょうか。実際、相手をよく知らない段階ですぐにデートへと進むのは、少しリスクが高い選択と言えます。
相手とすぐに会ってしまった場合、さまざまな問題を抱える可能性があります。例えば、「思い描いていたイメージと違った」などは、よくあるパターンです。
プロフィールの内容だけで相手をイメージしていると、こういった問題を抱えることになりかねません。ただ、この手のパターンは、「期待はずれだった」と自分が落胆するだけで済みます。
よく知らない相手と会ってしまった場合、もっと深刻な問題が起こることがあるので注意をしましょう。
例えば、「悪質な犯罪に巻き込まれる」や「詐欺の被害に遭う」などは、注意が必要なパターンです。人気がある婚活サイトでも、悪質な目的で言葉巧みに女性に近づく男性がいないとは限りません。
話術やルックスに自信がある男性の場合、実際に顔を合わせたほうが話がスムーズに進むと自覚しているため、すぐに女性とデートをしたがる人もいるわけです。
このような男性に運悪く遭遇し、すぐにデートをしてしまうと、相手のペースに引きずられて被害に遭ってしまうかもしれません。
「すぐに会わないこと」は、危険を避けるうえでも重要な注意点です。プロフィールの内容が魅力的でも、やたらデートの約束を急ぐ男性は少し慎重に判断したほうがよいでしょう。
デートをする前には、メールの文面などをよく見ておき、相手の意図や本心をチェックすることが肝心です。
婚活サイトを利用するときの注意点2「むやみに連絡先を教えない」
婚活サイトでは、会員専用のメッセージシステムなどを利用して相手と連絡を取り合うケースが多いです。
このようなシステムはサイト専用のアドレスなどを使ってやり取りをするため、慎重に利用すれば相手に余計な情報がもれる心配はありません。
したがって、余り好みでない男性からメッセージが届いた場合でも、やんわりとお断りをしたり返信の回数を減らしたりして徐々に距離を置けるわけです。
男性側からすれば、メッセージのアドレスが唯一の連絡先であるため、相手から拒否をされればそれ以上近づくことは困難と言えます。
一方、少し注意が必要になるのが、パソコンのメールアドレスや携帯電話の番号を教えてしまった場合です。このような個人情報を公開すると、自然な形で相手から離れるのが少し難しくなります。
相手から気に入られてしまったときには、男性が頻繁にメールを送ってきたり、電話をかけてきたりすることが考えられますよね。状況次第では、迷惑メールに登録をする、着信拒否設定をするなどの対処が必要になってきます。
アプローチに応じてもらえないと、嫌がらせのメールなどを送りつける男性もなかにはいるので注意が必要です。迷惑行為が続くようなときには、メールアドレスや電話番号を変更しなければならないかもしれません。
こういったトラブルを避けるためにも、相手が十分に信用できる人物とわかるまでは、プライベートな連絡先を教えないようにするのがよい方法です。
婚活サイトでは、メッセージ機能のほかにも掲示板やSNSのサービスを利用できるケースが多く、プライベートな連絡先を教えなくてもコミュニケーションで不便を感じることは余りありません。
相手と早く距離を縮めたい場合でも、プライベートな連絡先の公開は慎重に行いたいところです。相手をよく知らないときには、公開する情報を必要最小限にとどめておきましょう。
婚活サイトを利用するときの注意点3「プライベートな写真を送らない」
ルックスに自信がある女性がやってしまいがちなのが、婚活サイトでプライベートな写真を公開してしまうケースです。
例えば、プロフィールの写真とは別に自分の画像をメールなどで送ってしまうと、トラブルにつながりかねませんので要注意。
よく撮れた写真は確かに魅力をアピールするのに役立ちますが、相手によっては画像を流用されるリスクが生じてきます。実際、送信された女性の写真を自身のブログに掲載したり、ほかのサイトに投稿したりする男性もいないとは限りません。
また、自宅の近くで撮影した写真を送った場合、街並みなどから住所を特定される可能性もなきにしもあらずです。例えば、店舗の看板や道路案内の標識が背景に写っていると、エリア名などが比較的簡単にばれてしまうことがあります。
GPSで検出された位置情報が画像に記録されているときには、かなり正確に住所を特定される心配がでてくるでしょう。これから本格的にお付き合いをする場合は、相手の男性に住所を知られても余り問題はないかもしれません。
ただ、相手と距離を置きたいと思ったときには、不便を感じるようになる可能性がでてきます。
女性はストーカー被害に遭う心配もあるため、お付き合いを始めたばかりの時期はできるだけ余計な情報を公開しないのがベストです。
自分のルックスをアピールしたい人は、婚活サイトに載せるプロフィールの写真にこだわったほうがよいでしょう。掲載する写真には一定のルールがありますが、工夫次第で自分の魅力をアピールすることは可能です。
笑顔やリラックスしたときの和やかな表情の写真を使えば、好感度もアップします。婚活サイトに掲載されている同性のプロフィールから、魅力的だと思う写真を見つけてまねをしてみるのも1つの方法です。
勧誘活動中の男性に注意
いろいろな男性が登録している婚活サイトでは、いわゆる要注意人物に気をつける必要があります。実際、メッセージなどをやり取りしていると、写真なしで会うのが少し怖いような男性と出会うケースも少なくありません。
婚活サイトの要注意人物としてたびたび話題になるのが、例えば「勧誘活動中の男性」です。この手の男性は、婚活サイトを利用する目的が一般の人と違います。
何らかのサービスに誘導したり、商品を売ったりするためにサイトを利用していることが多く、「婚活」はあくまで口実に過ぎないわけです。
このような男性は、女性へのアプローチも概して積極的です。ターゲットにする女性には、自分からメッセージを送ってコンタクトをとろうとします。
ただ、勧誘活動中の男性も初っ端から本題に入ることはまずありません。大抵は、相手を安心させるような雰囲気をだし、やんわりとアプローチをしてきます。
余り急いで距離を縮めようとすると女性から怪しまれると知っているため、メッセージの頻度やデートに誘うタイミングなども上手にコントロールをします。
肝心の勧誘は、デートの機会などを利用して行われることが多いです。また、サイトに誘導するのが目的の場合は、メッセージで勧誘を行うこともあります。
「携帯電話が壊れてサイトの機能が使えなくなった」などの架空のトラブルをでっち上げて、特定のURLにアクセスするように指示する、などはよくあるパターンです。
こういったメッセージで指示されたURLにうっかりアクセスしてしまうのは、かなり危険な行為。身に覚えのないお金を請求されたり、商品の購入を勧められたりすることがあるので気を付けましょう。
多くの婚活サイトでは、この手の悪質な勧誘にサービスを利用されないように常時監視を行っています。
メッセージや掲示板への書き込みなどから不審な人物がいないかどうかをチェックしているため、サイトであからさまに勧誘などを行うと、通常は退会を迫られる羽目になります。
勧誘の目的で婚活サイトを利用している人は、チェックに引っかからないようにメッセージの文面や誘い方にも工夫を凝らしているわけです。
お金や女性の体が目的の男性もいる
婚活サイトの会員には、少数ながらお金や女性と肉体関係を持つことを目的にしている人もいます。アラフォー女性の場合、20代のころと比べて年収なども上がっている人が多いでしょう。
経済的に豊かな婚活中の女性は、お金が欲しい男性にとっていわば格好のターゲットです。アラフォー女性は、少し結婚を焦っているケースもありますよね。
このような状況が災いすると、お金目当ての男性に引っかかる可能性があるため注意をしましょう。
また、婚活サイトを利用するときには、いろいろな女性と関係を持ちたがっている男性にも気を付けなければなりません。この手の男性は、気軽に利用できるデートクラブのような感覚で、婚活サイトに登録しているケースが多いです。
女性とデートをするのが目的の男性にとって、「結婚したい」人が登録している婚活サイトは、比較的簡単に相手を探せる場所です。結婚を焦っている女性なら、さらに目的を遂げやすくなります。
こういったお金や女性の体が目的の男性を避けるには、相手と余り急いで親しくならないようにするのがベストです。
「結婚」が目的でない婚活サイトの男性会員は、必ずしも独身とは限りません。独身証明書の提出義務がないサービスの場合、独身であると偽って登録をしている既婚男性が紛れている可能性もあります。
このような男性は、メッセージのやり取りでも不自然な発言が目につくケースが少なくありません。メッセージや掲示板への書き込みは、相手を知るうえで役立つ情報源です。
毎回のように発言が変わったり、つじつまが合わない発言をする男性は、写真の有る無しにかかわらず慎重に判断をしたほうがよいでしょう。
パーソナリティやライフスタイルなどが現れやすい写真は、相手を知りたいときの1つの参考になることは確かです。ただ、写真は演出次第でいろいろな雰囲気がだせます。
お金や女性の体が目的の男性は、女性から好かれるようなルックスを演出するのが一般的ですので、写真だけで判断してしまうのも少し危険です。
コミュニケーションで違和感がある相手は、写真がよくても会うのが怖い要注意人物になるかもしれません。
ストーカーになりそうな人は避けよう
ストーカーになりそうな男性も、写真なしで会うのが怖い要注意人物です。ストーカーは、一般的に真面目で執着心が強い人がなりやすいと言われています。
もともとストーカーになりやすい性格の人は、一見すると普通の男性に見えても、ちょっとしたきっかけでつきまとい行為などをしてしまうケースがあるのが厄介なところです。
こういった男性は婚活サイトでもなかなか見抜くのが難しいですが、メッセージの内容などをよく見てみると、兆候が現れていることもあります。
例えば、「送ってくるメッセージが長すぎる」男性や、「メッセージの頻度が目立って多い」男性などは、少し注意をしたほうがよいかもしれません。
また、支配欲が強そうな男性も気をつける必要があるでしょう。ストーカーになってしまう人は、自己愛や相手を支配したいという願望が人一倍強い傾向があります。
自分の理想をメッセージで滔々と述べたり、何かにつけて自身の都合を押し通そうとしたりする男性は、後にストーカーになってしまう可能性もないとは言えません。
メッセージを読んでいて不快さを感じるような男性とは、早めに距離を置くようにするのがベストでしょう。婚活サイトには、メンタル面で問題を抱えている男性も登録していることがあります。
年収などが理想に適っていても、コミュニケーションをとっていくなかで不安を感じるような出来事があれば、お付き合いをいったん保留にすることもときに必要です。
メッセージや掲示板の内容だけで十分に相手のことがわからない場合は、SNSなどを通じて交友関係や日常生活をチェックしてみるのも1案になるでしょう。
婚活サイトで出会う相手は慎重に選ぼう
サイトでのコミュニケーションが中心になる婚活サイトは、相手のパーソナリティを把握しにくいのが難点です。ただ、このような問題はちょっとした工夫で克服できます。
ご紹介したような注意点や要注意人物を知っておけば、より安全に婚活サイトを利用できるようになるでしょう。監視サービスがあるサイトなら、トラブルに遭遇するリスクは低くなります。