40代で子どもを望む女性が婚活アプリを使うときに絶対注意すべきポイント
こんにちは。アラフォー女性専門の婚活カウンセラーです。今回は、40代で「まだ子どもを諦めたくない」「できれば妊娠・出産を視野に入れて結婚したい」という女性が、婚活アプリを使うときに気をつけるべきリアルすぎるポイントを、体験談とQ&A形式で徹底的に解説します。
婚活はもう、リアルな場よりオンラインで行うのが当たり前。とはいえ、40代の婚活は20代や30代前半とはまったく戦い方が違います。特に「子どもが欲しい」という気持ちがある場合、心理的な焦りや身体的な不安が重なり、うまくいかない女性が本当に多い。
この記事では、40代女性の“心の裏側”まで踏み込みつつ、成功するために必要な戦略、やってはいけない失敗談、男性心理、そして実際の相談者さんの赤裸々な体験談まで、包み隠さず書いていきます。
40代で「子どもが欲しい」婚活が難しく感じる本当の理由
まず知ってほしいのは、40代女性の婚活が難しいのは「年齢のせい」だけではないということです。心理学的に見ると、以下の3つが強く影響しています。
①「焦り」が判断を誤らせる
40代の婚活女性が口にする最も多い悩みは、「あと何年ぐらい現実的に子どもを望めるのか」という不安です。この不安があると、次のような行動につながることが多くなります。
- 相手を急いで決めようとする
- 相手の違和感を見て見ぬふりをする
- 条件が合わないのに関係を続ける
心理学ではこれを「タイムプレッシャー効果」と呼び、判断力が低下し、冷静な見極めができなくなる状態です。
②男性の“本音”とのギャップに気づきにくい
40代女性が子どもを望むのは自然なことです。しかし婚活アプリの男性は必ずしも同じとは限らず、以下のようなタイプが混ざります。
- 子どもを希望していない男性
- 「できれば欲しい」を建前で言う男性
- 年齢のことを気にして遠慮する男性
このギャップに気づくのが遅れると、半年〜1年が無駄になるケースも。実際、相談現場ではこのパターンで泣いている女性を何度も見てきました。
③「言いにくい気持ち」が溜まりすぎる
40代女性が特に苦しむのがこのポイントです。子どもの話はセンシティブで、初期の段階で言い出しにくい。しかし、言わなければ関係が進まない。無理に言えば相手が引いてしまう。
その結果、悩みを抱えたままデートを重ねてしまい、「もっと早く言えばよかった」と後悔することが多いのです。
実録：43歳ユミさんの“赤裸々すぎる婚活アプリ奮闘記”
ここからは実際の相談者さん（仮名：ユミさん）の体験談をもとに、40代で子どもを望む婚活のリアルを紹介します。
ユミさんは43歳、正社員で安定したキャリアを持ち、年収は約550万円。離婚経験なし。一方で、長年一人で生きてきた強さもあり、プライドも高め。「いつか結婚したいけど、子どもも諦めきれない」という気持ちがありました。
■最初のつまずき：プロフィールに“本音”を書けない
ユミさんはプロフィールに「子どもについては相手と相談」という曖昧な表現を使っていました。本当は「できれば欲しい」が本音なのに。
私が理由を尋ねると、彼女はこんなふうに話してくれました。
「最初から“子ども欲しいです”って書いたら、男性に重いと思われそうで……。それに、年齢のことで嫌われるのが怖いんです。」
これは多くの40代女性が抱える共通の恐怖です。
■マッチングはするのに、真剣交際につながらない
ユミさんは美意識も高く、同性の私から見ても魅力的。実際、婚活アプリでは平均より多くのマッチングがありました。
しかし問題はここから。「2〜3回会って終わる」パターンが続いたのです。
その理由は、会話の中の“ある違和感”でした。
男性「子どもとかは、どう考えてますか？」 ユミ「うーん…まぁ、自然に任せる感じですかね？」
本当は「欲しい」のに、強く言えない。 男性は「子どもはいなくても大丈夫なんだな」と捉える。
ここでズレが発生し、関係が深まりません。
私はユミさんに伝えました。
「本音を曖昧にすると、誠実な男性ほど距離をとりますよ。」
これが彼女の婚活を大きく変える転機となりました。
40代で子どもを望む女性が陥りやすい“会話術の落とし穴”
ここからは、40代女性がよくやってしまう会話の失敗を解説していきます。
① “強がり”が本音を隠してしまう
長く一人で頑張ってきた女性ほど、プライドが強くなる傾向があります。特に、子どもの話題ではその傾向が顕著に。
・重いと思われたくない ・必死と思われたくない ・欠点だと思われたくない
こうした気持ちが本音を隠し、誤解を生みます。
② 聞き上手すぎて“自分の希望”を言わない
男性の話を丁寧に聞けるのは素晴らしいことですが、40代の婚活ではそれだけだと不十分です。
特に重要なのは、
「私はこうしたい」 「私はこう考えている」
と、希望を短く明確に伝えること。
③ 早い段階で“答え合わせ”をしない
40代婚活では、「半年無駄にする」のが一番危険です。
だからこそ、初期の段階で以下を確認する必要があります。
- 結婚観
- 子どもへの考え
- 生活スタイル
- 金銭感覚
これは決して重さではなく、誠実さの証です。
【Q&A①】40代で子どもが欲しいと言うと、男性は引きませんか？
引く男性もいます。ただし、その男性はそもそもあなたの相手ではありません。
むしろ、誠実で真剣な男性ほど、早い段階で子どもについて話してくれる女性に安心します。
男性心理としては、
- 目的が一致しているか知りたい
- 後からズレが判明するのを避けたい
- 本音で話してほしい
この3つを重視しています。
つまり、子どもについて話すのはリスクではなく、“誠実な男性を引き寄せるフィルター”になるのです。
【Q&A②】子どもの話題はいつ切り出すべき？
最適なタイミングは、
「2〜3回目のデート」または「メッセージで結婚観の話が出た時」
がベストです。
早すぎると相手が緊張し、遅すぎると時間が無駄になります。
例として、ユミさんに提案した“柔らかくて誠実な伝え方”を紹介します。
「ゆっくり関係を深めたいですが、子どものことも含めて現実的に考えたい部分もあります。重かったらごめんなさい。ただ、正直にお伝えしたくて…。」
この言い方は男性に逃げ場を作りながら、本音を伝えられるのでとても効果的です。
【Q&A③】男性の言う「子どもは自然に任せたい」は信用していい？
結論：信用してはいけません。これは“曖昧ワード”です。
男性が本気で子どもを望むときは、次のように具体的に話します。
- 「できれば授かりたい」
- 「40代でも不妊治療に協力するつもり」
- 「お互いの状況を見ながら相談したい」
逆に、
- 「自然に任せたい」
- 「成り行きでいいと思う」
- 「どっちでもいいかな」
これは、ほぼ“深く考えていない”段階です。 この曖昧ワードで数ヶ月進むと、後から大きなズレとなります。
ユミさんも、ここで一度大きな失敗をしています。
Q&A⑤：40代の婚活アプリで「好かれる女性」と「敬遠される女性」の会話術の違いは？
ここからは、実際に40代女性がやってしまいがちな“会話のクセ”について、心理学的視点も交えて深掘りします。これを改善するだけで、婚活アプリでの返信率・デート継続率は格段に上がります。
◆NG会話例：話題が「現実的すぎる」「重すぎる」
40代婚活では、つい“効率的な確認”を重視してしまい、こんな会話に走りがちです。
- 「結婚後の家事分担はどう考えていますか？」
- 「年収はどれくらいですか？ 婚活アプリって年収盛ってる人多いですよね」
- 「子どもは今すぐ欲しいので、早めに答えを出せる方がいいです」
言いたい気持ちは痛いほどわかります。しかし、男性側から見ると、これは「採用面接の圧迫質問」に近い感情を喚起します。心理学では“防衛的態度の誘発”といって、相手に自分を守らせてしまう状態。
こうなると、男性は逃げます。 逃げるというか、「この人と一緒になったら一生しんどそう」と感じてしまうのです。
◆好かれる会話例：相性と人柄を自然に引き出す
- 「休日ってどんな過ごし方されてます？私は家でゆっくり派です」
- 「食べ物の好みが合う人だと嬉しいんですよね」
- 「もし仲良くなったら、どんなデートしてみたいですか？」
一見“軽い話題”に見えますが、心理学ではこれが“自己開示の段階的アプローチ”と呼ばれ、信頼関係の基礎になる重要なステップです。
焦りはNG。 焦るほど、会話が「義務と条件」になり、男性は「距離を置きたい」と思ってしまいます。
◆実録：実際に会話術で婚活が激変した40歳女性の体験談
相談に来た M さん（40）は典型的な“効率優先”タイプでした。
初回メッセージから、
「結婚の意思は明確ですか？」「子ども希望ですか？」
と聞いてしまい、ほぼ全員からフェードアウト…。
そこで私は会話術を徹底的に改善してもらいました。 すると、
●1週間返信が来なかった相手から急に返事が届く ●自分から聞かなくても、男性の方から人生設計を語り出す ●デート数が月1 → 月5に増加
こんな変化が起きました。
理由は明白です。 男性が「話しやすい」「距離を縮めやすい」「無理がない」と感じる会話になったからです。
Q&A⑥：40代で子どもを望む場合、初デートではどこまで話すべき？
これは非常にデリケートなテーマですが、私は長年のカウンセリング経験から、明確に答えを出しています。
◆初デートで「子どもを望む」は言ってOK。ただし伝え方が95％を決める
男性は、40代女性の婚活における“時間の価値”を理解しています。 だからこそ、子どもの話をすること自体は問題ではありません。
問題なのは、言い方。
NG例：「私は子どもがほしいので、早めに結婚してくれる人じゃないと無理です」
これは“圧”になります。
◆OK例：未来のイメージとして自然に伝える
「もし相性がよければ、いつか子どもを育てる家庭もいいなと思ってます。 もちろん無理にとは思っていなくて、価値観を一緒に話せたら嬉しいです」
このように伝えると、男性はプレッシャーを感じず、むしろ「真剣に話してくれている」と受け取ってくれます。
◆体験談：男性から逆に“結婚と子ども”の話を切り出されたケース
39歳のAさんは、いつも「重く思われるのが怖くて、子どもの話ができない」というタイプでした。
そこで私は、初デートでは「未来のイメージ」として軽く触れるだけにする方法を提案。
すると、男性から逆に、
「もし結婚したら、ゆくゆくは子どもも良いなと思ってます」
と言われたそうです。
Aさんは後で泣きながら、
「今までの私は、自分から言うのが怖すぎて、逆になにも進まなかったんだと気づきました」
と話していました。
そう、40代の婚活では “話す順番と伝え方”が結果を大きく左右します。
Q&A⑦：結婚に真剣な男性と遊び目的の男性を、確実に見分ける方法は？
40代女性がアプリで一番避けたいのは、「時間泥棒の男性」。 特に子どもを望む女性にとって、これは致命的です。
◆真剣な男性の特徴
- プロフィールに「結婚意欲：高い」を設定している
- 自己紹介文が具体的で、一貫性がある
- 返信が丁寧で、質問が必ず返ってくる
- 写真が「普通」
ここで注目すべきは最後の「普通」。 本気の男性は、変に盛らず、自分の生活が見える写真を載せます。
◆遊び目的の男性の特徴
- “やたらと”顔が盛れている（加工が強い）
- 年収が露骨に高すぎる（1200〜1500万円など）
- メッセージが一言で終わる
- やたら夜に会おうとする
特に、「夜会いません？」は完全アウトだと思ってください。
◆心理学でいう「一貫性の原理」で見抜く
人間は“本気の目標”がある場合、言動に一貫性が出ます。 逆に遊び目的の男性は、
- 言い回しがころころ変わる
- 具体的な話を避ける
- 「真剣です」と言うわりに、行動が伴わない
このようなズレが必ず出ます。
アラフォー女性の場合、この違いを見抜けるかどうかが「半年以内に結婚できるか」を左右します。
Q&A⑧：40代女性がアプリで出会った男性と“結婚まで辿り着く”ために必要な最終ステップは？
ここまで来たら、残るのは“結婚に向けての距離の縮め方”。 実は、この最終ステップでつまずく人が最も多いのです。
◆① デート3回目までに「安心感」を形成する
婚活心理学では、結婚が近づくカップルほど“安心の蓄積量”が多いことがわかっています。
安心感を作る行動は以下：
- 返信のテンポを一定にする
- 相手の予定に配慮する
- 感情的にならず穏やかに話す
- 約束を守る
特別なことではなく、日常の積み重ねこそが結婚につながります。
◆② 自然なタイミングで「価値観のすり合わせ」を行う
40代の婚活は、若い頃とは違い“相性の良さ”が圧倒的に重要です。 そのため、以下の価値観は必ず初期に確認しておくべきです。
- 生活リズム
- お金の使い方
- 仕事への姿勢
- 家事の分担
- 親との距離感
ただし、これらを“尋問のように”聞くと関係が壊れます。 大切なのは、雑談の中で自然に引き出す会話術。
◆③ 気持ちを素直に伝える「コミュニケーションの柔らかさ」
「楽しかったです」 「また会いたいと思いました」 「一緒にいると落ち着きます」
こんな一言だけで、男性の“心の扉”が一気に開きます。
40代婚活は「素直な言葉の力」が若い頃以上に効きやすいのです。
◆体験談：40代で半年以内に結婚した女性の「最後の決め手」
42歳で結婚したKさんは、3回目のデートでこんな話をしたそうです。
「私は焦りが強いタイプで、ついガツガツしてしまったり、不安になったりすることがあります。 でもあなたと話していると自然体でいられるんです。 もしよければ、これからも少しずつ歩んでいけたら嬉しいです。」
すると男性は、
「僕も同じ気持ちでした。もう、お付き合い前提で進めませんか？」
と返してきたそうです。
Kさんは言いました。
「若いころより、素直になる方が怖かった。 でも素直になった瞬間、全部が動き出しました。」
まさに、アラフォー婚活で成功した女性が共通して持つ“しなやかさ”でした。
■まとめ：40代で子どもを望む女性は「正しい戦略」さえ持てば、婚活アプリで十分に結婚できる
この記事では、アラフォー女性が婚活アプリで子どもを望む場合に必ず意識すべきポイントを、体験談と心理学の両面からお伝えしました。
ポイントをまとめると、
- 市場は「厳しい」のではなく「戦略が必要」
- プロフィールで子どもの希望は明確に書く
- 焦りを会話に出さないことでチャンスが倍増
- 初デートでは“未来のイメージ”として軽く触れる
- 真剣度は“言動の一貫性”で見抜ける
- 結婚の決め手は、素直で柔らかいコミュニケーション
40代婚活は、若いころとは違う戦い方が必要ですが、 正しい戦略を持てば、半年以内に結婚する方は数多くいます。
子どもを望む気持ちも、幸せな家庭をつくる希望も、 まだまだ十分叶えられます。
あなたの未来も、必ず動き出せます。