子どもが欲しい女性が絶対に避けるべき“結婚先延ばし男”とは?
こんにちは、婚活カウンセラーのミキです。アラフォー女性の婚活を何百件もサポートしてきた中で、もっとも多い相談が「いつまでも結婚を決めてくれない男性と時間だけ過ぎてしまった」という後悔でした。
特に子どもが欲しい女性にとって、時間は残酷なほど平等ではありません。30代後半〜40代前半の婚活では、選択の早さと判断基準が未来を左右します。
今回は、私が実際の婚活現場で見てきた「結婚先延ばし男」の特徴、心理、そして時間を奪われてしまった女性たちの赤裸々な体験談を交えて、あなたが同じ後悔を避けるための指針を徹底的にまとめます。
“結婚先延ばし男”がアラフォー婚活で増えている理由
アラフォー婚活の現場では、女性だけでなく男性も迷っています。しかし、その迷い方が問題です。男性の多くは口では「結婚したい」と言いながら、実際は「まだいいかな」と思っているケースがとても多い。
そして今の婚活はリアルよりネットアプリ中心。短時間で次の女性にアクセスできてしまうため、「今この人と決めなくても、もっと良い人がいるはず」という“幻想”にハマりやすいんです。
心理学的に言うと、これは選択のパラドックスと呼ばれ、選択肢が多いほど人は決断できなくなる現象です。
だからこそ、女性側が相手の“結婚への本気度”を見抜く力が必須になります。
よくあるパターン:言葉は前向き、行動がゼロ
・「今は仕事が忙しいけど、落ち着いたら結婚を考えたい」
・「君との未来は考えているよ(と言いながら1年プロポーズなし)」
・「もう少し貯金してから」
・「親に会わせるのはタイミングを見て」
・「転職したら落ち着くと思う」
これらが口癖の男性は、強い意思決定能力を持っていません。意思決定の先延ばし癖は、行動経済学で“意思決定回避バイアス”と呼ばれる立派な心理傾向です。
つまり「悪気がないから余計に厄介」なタイプとも言えます。
【赤裸々体験談】38歳女性・あゆみさんの“3年奪われた話”
ここからは、女性から匿名でいただいたリアルな体験談をもとに、少し脚色を加えながら紹介します。
38歳でアプリ婚活を始めたあゆみさん。出会ったのは3歳年下の会社員Yさん。明るくて優しくて、一緒にいて楽しい。会話もスムーズで、精神的にも落ち着いている。最初は「この人しかいない!」と感じたそうです。
しかし、交際開始から半年が経っても、結婚の話題になると曖昧。
「そのうちね」「ちゃんと考えてるよ」──いつもニコニコしているのに、結婚についてはどこか濁す。
さらに1年半が経った頃。あゆみさんが「そろそろ親に紹介したい」と言ったのに対し、Yさんは笑いながらこう返しました。
「あゆみは急ぎすぎ。子どもは欲しいけど、今じゃなくていいでしょ?」
このセリフが決定的でした。そして、別れを切り出すまでさらに1年。合計3年。
Yさんは最後まで「結婚する気はあったよ。でもタイミングがね」と言っていたそうです。
これは珍しい話ではなく、むしろアラフォー婚活ではよくある悲劇です。
そして、こうした男性の特徴はハッキリしています。
結婚先延ばし男の特徴7つ
以下は、私が実際の相談対応で最も多く遭遇した典型例です。
①未来の話をしても「抽象的」
「そのうち」「落ち着いたら」など曖昧ワードが多い。
②会話術が上手いが決断力ゼロ
人当たりが良く、女性の話を聞くのが上手い。しかし決めるべき場面では逃げる。
③自分の時間が最優先
趣味・仕事・ゲーム・友達との約束が常に優先される。
④親に会わせない
言い訳のバリエーションが無限にある。
⑤同棲で逃げ切ろうとする
「結婚資金を貯めたい」などと言うが、実際は貯める気がない。
⑥転職・資格・目標など“準備”が永遠に続く
実行しないことで未来を決められなくしている。
⑦あなたが焦っていることに“甘えている”
アラフォー女性の焦りを知っているからこそ、男性側が主導権を握りやすい。
心理学的には承認欲求を満たしてくれる女性をキープしたい、でも責任は負いたくないという“依存型男性”と分類できます。
どう見抜く?結婚先延ばし男を判断する3つの質問
私が女性に必ず伝えているのは、婚活初期での“質問の切り込み方”。
男性は言葉で誤魔化すのが得意なので、聞き方にコツが必要です。
質問①:「いつまでに結婚したいですか?」
ここで「良い人がいれば」「流れで」「成り行きで」という回答は危険。
具体的な期限を口にできない男性はほぼ先延ばしタイプです。
質問②:「子どもについてどう考えていますか?」
子どもについて曖昧な回答をする男性は、後々必ず揉めます。
アラフォー女性にとってこれは避けて通れない超重要ポイント。
質問③:「半年後に何が変わっていますか?」
先延ばし男は“半年後も同じ状態”を平気で想定します。
逆に本気度の高い男性は行動プランを答えます。
Q&A:アラフォー婚活のリアルな相談室(前半)
ここからは、実際の相談をもとにしたQ&A形式で深掘りしていきます。
Q1:結婚を急いでいると思われたくなくて、ハッキリ言えません。
A:ハッキリ伝えないと時間を奪われます。
男性は「言われない限りは現状維持でいい」と考える生き物です。
むしろアラフォー婚活では、最初に条件を明確にした方が真剣度の高い相手が残ります。
Q2:彼が優しいからこそ別れに踏み切れません。
A:優しい=結婚に向いている、ではありません。
心理学では「優しさは責任感を伴う時に本物になる」と言われます。
未来を示せない男性の優しさは“利害一致の優しさ”であることが多いです。
Q3:同棲の提案をされました。これは結婚に前向きということ?
A:違います。同棲はむしろ“逃げ道”です。
結婚より居心地が良い状態のため、そこから進む男性は非常に少ない。
本気なら先に結婚の話が出ます。
Q&A:アラフォー婚活のリアルな相談室(後半)
Q4:彼が「結婚したい」と言ってくれるのに、行動が何も伴っていません。
A:もっとも危険なパターンです。
婚活の現場では、言葉だけ前向きで行動ゼロの男性は“最大の時間泥棒”。
心理学では「言語的コミットメント」と「行動的コミットメント」は別カテゴリーとされます。
前者は簡単にできるため、後者が伴わなければ意味がありません。
行動が伴わないのに言葉だけ良い男性ほど、女性の期待値をコントロールするのが上手く、ズルズルと関係を続けてしまう要因になります。
Q5:結婚の話を出すと空気が悪くなります。どうすれば?
A:それはすでに相手が“結婚したくないサイン”を出している証拠。
健康的な関係は、将来の話をしても嫌な空気になりません。
むしろ、話し合いを避ける“回避型傾向”のある男性は、責任を負うことが苦手。
会話術としては、「責めずに、未来を共有する」ことが重要です。
例)
「責めたいわけじゃなくて、私たちの未来をどう考えているのか一緒に話したいんだ」
これでも逃げるなら、本気度は低いと判断してOKです。
Q6:結婚先延ばし男を好きになった自分が悪いのでしょうか?
A:違います。
むしろ、先延ばし男は“人当たりが良く魅力的に見える”ので選ばれやすいんです。
心理学でいう「暖かさ+優しさ」で信頼を得るタイプ。
しかし、暖かさ=責任感ではありません。
このギャップに気づけず、女性が自分を責めてしまうケースは本当に多いですが、
悪いのはあなたではなく、見抜きにくい構造そのもの。
Q7:「結婚を先延ばしにする男性は変わる」という意見もありますが本当?
A:極めて低確率です。
結婚観は「価値観の核」にあるため、短期間では変わりません。
特にアラフォー男性は人生のペースが固定されており、よほどの出来事(病気や失職など)がない限り意識は変わりにくいです。
あなたの時間を賭ける価値がある相手かどうかを、冷静に判断してください。
【実録エピソード】42歳女性・みほさんの“同棲地獄”
みほさんは42歳で婚活を始め、アプリで出会った39歳男性と意気投合。
彼は「結婚は考えているよ」と言いつつ、「まずは同棲してからだよね」と提案。
最初は安心していました。家賃も折半、家事もそこそこ協力的。
しかし、半年後に結婚の話を切り出すと──
「今は仕事が忙しいから…来年でいい?」
翌年になり、また聞いてみる。
すると…
「もうちょっと貯金したいんだよね」
1年後。
「会社の業績が安定したら」
2年後。
「親に会わせたいけど、タイミングがさ」
結局、3年同棲して1度も両親に会わせてもらえず。
彼の生活の便利さだけが増していき、みほさんの時間だけが減っていった。
別れたあと、みほさんは相談に来られました。
「もっと早く気づくべきだった」と涙しながら。
しかし、私はいつも言います。
「責任を取らない優しさに騙されたあなたが悪いんじゃない」
同棲は居心地の良い“疑似家族”を作るため、男性が成長しようと思わなくなるパターンが非常に多いのです。
結婚先延ばし男に時間を奪われないための“心理的セルフチェック”
この章では、あなたが今の相手と向き合うためのセルフチェックを紹介します。
次の項目のうち、3つ以上当てはまれば要注意です。
- 未来の話をすると相手が曖昧な回答をする
- あなたより自分の生活を優先している
- 交際期間が1年以上で結婚の具体的な話がない
- 相手が親に会わせる気配がない
- あなたの焦りを理解していない、または軽視している
- 同棲を理由に結婚を後回しにしようとする
- 「いい人」に見えるが責任を引き受けない
これらはすべて、心理学の「回避型愛着」や「責任回避傾向」に該当する典型パターンです。
アラフォー婚活で“選ばれる女性”が必ず実践している会話術
ここからは、結婚先延ばし男を避け、真剣度の高い男性を引き寄せる会話術を紹介します。
①最初の3回のデートで未来の話を必ず入れる
避けられたら即判断できます。
アプリ婚活のスピード感では、迷いのある男性に時間を使う必要はありません。
②結婚・子ども・時期は隠さない
遠慮は不要です。
アラフォー婚活は“マッチング時間を短縮する勇気”が最優先。
③相手の「行動」をチェックする
言葉ではなく行動を見る。
これが心理学に基づいた最も確実な判断方法。
④半年以内に進展がなければ見切る
アラフォー婚活の“黄金ルール”。
半年動かない男性は、1年でも2年でも動きません。
【最後の体験談】45歳女性・えり子さんの“逆転婚活”
最後に、成功例も紹介します。
45歳のえり子さんは、3年間の先延ばし男との交際に終止符を打ち、相談に来られました。
「もう遅いですよね…」と落ち込んでいましたが、私ははっきり言いました。
「遅いかどうかは、これから誰と過ごすかで決まります」
そこからえり子さんは行動を変え、最初の3回デートで未来の話を入れる“勇気の会話術”を実践。
すると、出会って3カ月で結婚に進んだ男性が現れました。
その男性は最初からこう言ったそうです。
「結婚したい気持ちは明確なので、合うかどうか早めに話しましょう」
彼の言葉の裏には、責任感と覚悟がありました。
先延ばし男とは“真逆”のタイプですね。
えり子さんは45歳で入籍。
「年齢に縛られていたのは自分だけでした」と笑って報告してくれました。
まとめ:子どもが欲しい女性が選ぶべき男性とは?
✓ 行動が伴う男性
✓ 未来を具体的に話せる男性
✓ 責任を負う覚悟がある男性
✓ あなたの時間の重要性を理解できる男性
反対に、以下の男性は避けるべきです。
× 言葉だけ前向き
× 結婚の話題を避ける
× 同棲で逃げようとする
× 時間を奪うだけで責任を負わない
“結婚先延ばし男”は、あなたの人生に深く静かにダメージを与えます。
しかし、見抜く方法は必ずあります。
この記事があなたの選択を強くする一助になれば嬉しいです。
あなたの時間は、誰よりもあなたが守ってください。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。

