婚活で「なぜか結婚できない女性」が見落としている視点

婚活で「なぜか結婚できない女性」が見落としている視点【アラフォー婚活の裏側と赤裸々体験談】

こんにちは。アラフォー女性を中心に婚活サポートを続けている婚活カウンセラーです。
今回は「なぜか結婚できない女性」が抱えがちな“盲点”を、かなり赤裸々に、そして実際に現場で見てきた生々しいエピソードを交えながら解説していきます。

婚活はすでに「リアルの出会い」から「ネット婚活」が中心の時代に入りました。
ネット婚活の最大の特徴は、表面的なプロフィールや会話だけでは相手の本質が見えない一方、こちら側の“ズレ”も非常に浮き彫りになりやすいということ。

「なぜかうまくいかない…」
「デートまでは行くのに、その先に進めない」
「私は普通のつもりなのに、男性から距離を置かれてしまう」

このような悩みを抱えるアラフォー女性は非常に多く、実はそこには“共通の見落とし”があります。

この記事では、心理学的分析・現場の体験談・実践的な会話術・失敗談を交えながら、その盲点を徹底的に暴いていきます。

アラフォー婚活で結婚できない女性が「最初にズレているポイント」

結婚まで進めない女性の多くは、最初の段階で「視点のズレ」を抱えています。
そのズレとは、「自分が見る世界」と「男性が見る世界」がまったく違うという事実に気づいていないこと。

たとえば、

  • ・女性は“相性”“価値観”“共感”を重視
  • ・男性は“安定感”“安心”“ストレスの少なさ”を重視

このように“判断の軸”がまったく違うのに、女性側が「相性が良いのになぜうまくいかないの?」と悩み続けてしまうのです。

【体験談】38歳・Eさんのケース:「普通に接していたつもり」が完全に裏目

Eさん(38歳)は美人で落ち着いた雰囲気の持ち主。プロフィールも申し分なく、実際にマッチングアプリでは男性からの「いいね」も多く届いていました。

しかし、なぜか関係が続かない。
デートも3回くらいまでは行くのに、そこで止まってしまう。

相談時にEさんはこう言っていました。

「私、普通に接しているだけなのに…どうして?」

しかしデートでの振る舞いを聞くと、“普通とは言えないズレ” が次々と発覚しました。

  • ・相手が話している途中で自分の話題に切り替える
  • ・相手の意見を聞いているようで、実は否定してしまっている
  • ・相手が気遣ってくれているサインに気づかない

極めつけは、3回目のデート後に送ったメッセージ。

Eさん:「今日はありがとう!〇〇さんって真面目だけど、ちょっと頑固だよね(笑)」

本人としては軽い冗談のつもりだったそうです。
しかし、相手の男性はそのメッセージを受け取った直後、返信を止めてしまいました。

これがまさに“ズレ”。

男性の心理として、まだ関係が浅い段階で「頑固」などの“性質を断定される言葉”を投げられると、かなり心が離れてしまいます。

心理学的に見る「結婚できない女性の思考パターン」

私が現場で見てきたアラフォー婚活女性の失敗パターンには、心理学的な共通項があります。

①「自己認知のズレ」が大きい

心理学では、他人から見た自分と自分が見ている自分のギャップを「自己認知のズレ」と呼びます。

婚活ではこれが非常に危険で、特にアラフォーになると人生経験が豊富な分、自己認知が固定化されやすいため、ズレが修正されづらいのです。

よくあるズレの例:

  • ・「落ち着いている」は「感情が読めない」と受け取られる
  • ・「私、普通です」は「特徴がなく魅力が伝わらない」
  • ・「私は相手に合わせている」は「本音が見えなくて不安」と感じられる

こうしたズレが積み重なり、男性がフェードアウトしてしまうケースは非常に多いです。

②“選ばれる側”であることに気づいていない

男性も女性を選ぶ立場にあります。
しかし一部の女性は、「私は結婚したいんだから、男性の方が頑張るべき」と無意識に考えてしまうことがあります。

この思考は、男性に「疲れる」「自己肯定感が下がる」という印象を与えてしまいます。

③“理想と現実のギャップ”に気づけていない

アラフォー婚活では、次のようなギャップがとても多いです。

  • ・「優しい男性がいい」→「でも押しが弱い男性は嫌」
  • ・「安定した人がいい」→「でも年収はもっとほしい」
  • ・「価値観が合う人がいい」→「でも相手が合わせるのは当然」

このギャップに気づけないと、婚活は必ず長期化します。

【赤裸々体験談】43歳・Sさんの婚活失敗談:好印象だったのに「違和感」と言われた理由

Sさん(43歳)は非常に穏やかで、話し方も柔らかく、男性からの受けは良いタイプ。
しかし交際発展しないまま、3年が過ぎてしまっていました。

男性に理由を聞くと、ほぼ全員が同じことを言うのです。

「悪い人じゃないけど、なんか違和感がある」

この“なんか”がクセ者です。

実際にSさんのデートの会話を振り返ると、こんなやり取りが多かったことが分かりました。

男性:「今日はちょっと仕事で疲れてて…」
Sさん:「あぁ〜、私は仕事はもう慣れちゃって疲れないんですよね」

男性:「ここの店混んでるね」
Sさん:「私はあんまり気にならないかな」

男性:「映画どうだった?」
Sさん:「私は普通かな。テンポが合わなかった」

これ、分かります?

一見するとただの感想ですが、男性側にはこう映るんです。

「いつも否定されてる気がする…」

Sさんに悪気はまったくありません。しかし“相手の感情を受け止めず、自分の感情だけ返す”という会話パターンが癖になっていました。

ここがまさに、婚活で結婚できない女性が見落としている視点なんです。

男性が「また会いたい」と感じる女性に共通する“会話術”

男性が交際に進みたい女性は、決して「話がうまい」わけではありません。
むしろ“感じがいい”という印象が強いのです。

その正体が、以下の3つの会話術です。

①相手の感情を一度受け止める「感情の共感」

たとえば、男性が「疲れた」と言ったら、

×「私は疲れないタイプ」
○「そっか、仕事大変だったんだね。お疲れさま」

これだけで、男性の「安心感」は一気に変わります。

②事実と感情を分ける話し方

女性の多くが無意識に混同してしまうポイントです。

×「連絡が遅い=私を大事にしてない」
○「連絡が遅いと不安になるから、次は大体いつ返事できそうか教えてくれると嬉しいな」

このように、“事実”と“私が感じたこと”をセットで伝える会話術は、男性にとって非常に分かりやすく、誤解を生みません。

③自分を飾らない、でも卑下しない自己開示

男性が安心感を覚える女性は、

・自分を大きく見せない
・かといって卑下もしない
・感情を適切に出せる

という“自然さ”があります。

これは心理学で「自己一致」と呼ばれ、信頼関係を築く上で非常に重要な要素です。

【Q&A】婚活でよくある悩みと専門家の回答(前半)

Q1. なぜ私は恋愛ではうまくいくのに、婚活になるとうまくいかないの?

婚活は「将来を見据えたパートナー探し」なので、男性は恋愛以上に“生活の安定”を意識します。
恋愛では気にならなかった言動が、婚活では大きく影響しやすくなります。

Q2. 私は普通だと思っているのに、男性から距離を置かれてしまう理由は?

多くの場合は“会話のズレ”です。
特に、自分の感情をそのまま返す癖や、相手の意見を軽く否定する癖があると、男性は早い段階で離れていきます。

Q3. どうすれば「選ばれる女性」になれますか?

選ばれる女性は、相手に「安心」「安定」「気楽さ」を与えています。
そのためには、会話術と自己認知の修正が必要です。

Q&A5:婚活で「理想が高い」とは具体的にどういう状態?どう調整すべき?

「理想が高い」という言葉はよく聞きますよね。でも、実際に婚活で多くの女性を見てきて痛感するのは、自覚なく理想が高くなってしまっているケースが非常に多いということです。

特にアラフォー婚活では、過去の恋愛経験や仕事の成果、自分の努力から「自分はこれくらいの男性と釣り合うはず」と考える女性が多く、その思考自体は悪くありません。

ですが、問題はこういう瞬間に生まれます。

  • プロフィール写真を見て「ピンとこない」で即スルー
  • 会話が少しぎこちないだけで「ないな」と判断
  • 年収・学歴・職業で先に線引きしてしまう

本人は「普通の希望」と思っていても、男性側の視点や市場全体のバランスを見ると、実は「相手に求める最低条件ですら一般的基準よりかなり高い」ことが多いのです。

■心理学的背景:人は自分を客観視できない

心理学では「自己高揚バイアス」と呼ばれるものがあります。
これは「自分は平均より上である」と無意識に評価してしまう人のクセのこと。

アラフォーまで仕事を頑張ってきた女性ほど、自分の能力や努力を正当に評価してほしいと感じており、それが「私ならもっと良い人を選べるはず」という感覚につながりやすいのです。

■改善方法:理想を下げるのではなく“幅を広げる”

理想を下げる必要はありません。ただし、

「この条件は絶対に譲れない」

「実はこだわっているだけで、本当の幸せには関係ない条件」

この2つを切り分けることが大切。

たとえば、あなたが本当に欲しいのは「優しさ」なのに、優しさの判断基準を年収や学歴に置き換えてしまっている可能性もあります。

アラフォー婚活では、思考を再整理するだけで出会いの幅が10倍に広がります。実際、相談所でも「絶対に妥協したくない条件」を紙に書いてもらうと、途中で本人が気づいてこう言うんです。

「あ…これ、実はどうでもよかったかも」

その瞬間、人生の扉が開くように選択肢が広がることが多いんです。


Q&A6:婚活で「選ばれない女性」にはどんな共通点がある?

これは本当に言いにくい話ですが、現場を見てきた私が胸を張って断言できるものがあります。
それは、

「選ばれない女性は、他人を選ぼうとしてばかり」

これです。

■“審査モード”が強すぎると男性が引く

婚活で出会う男性は、女性と同じように不安を抱えながらプロフィールを見て、勇気を出してメッセージを送ってきます。

その時に女性が、

  • 「この人は私の理想と比べてどうか?」
  • 「条件をクリアしているか?」
  • 「スペックは十分か?」

と“採点”から入ってしまうと、どんなに笑顔でも雰囲気に出てしまうんですね。
男性は敏感です。

■体験談:面談で泣き崩れたアラフォー女性の気づき

以前、相談に来た43歳の女性がいました。キャリアもあり、見た目も綺麗で、正直モテない理由がわからなかった。

でも、面談で話すうちにふと彼女がこう言ったんです。

「私、相手のことを好きになろうとしていないかも…」

その瞬間、彼女は泣き崩れました。
自分が“選ぶ側”で居続けることで、誰にも選ばれなかったという事実に気づいたからです。

その後彼女は会話術を学び、男性の気持ちや弱さに優しく寄り添う姿勢に変え、3ヶ月後に成婚しました。

選ばれる女性は、「選ぶ前に相手を知ろうとする」。
このシンプルな姿勢が本当に強いのです。


Q&A7:アラフォー婚活で男性に刺さる“会話術”って何?

会話術については多くの本やメディアで語られていますが、現場で私が見てきた“リアルで効くもの”は3つしかありません。

■1:共感 → 質問 → 深掘り の順で話す

アラフォー婚活では、男性側に「傷つきたくない」気持ちが強いため、話を否定されると即撤退する傾向があります。
だからこそ、最初に共感クッションを置くことで安心感を与えます。

例)
「それ、わかりますよ〜」 → 「どうしてそう思ったんですか?」 → 「そっか、○○が大変だったんですね」

これだけで男性が心を開く確率が一気に上がります。

■2:男性の“自尊心トリガー”を満たす

心理学でいう承認欲求を刺激するイメージです。

具体例:

  • 「その視点、すごく参考になります」
  • 「そんなふうに考える人、あまりいませんよね」
  • 「ちゃんと努力してきたのが伝わります」

男性は“大人の女性から認められる”ことに弱いので、会話の中で相手の良さをすっと拾ってあげるだけで、心のつながりが強くなります。

■3:質問は「詰問」ではなく「興味」から

よくあるNG質問:

  • 「なんで結婚しなかったんですか?」
  • 「貯金はどのくらいあります?」
  • 「家事はどれくらいできます?」

これらは相手を品定めする印象を与えます。

代わりにこう言い換えるだけで柔らかくなります。

  • 「どんなご縁を求めている方なんですか?」
  • 「将来はどんな生活が理想ですか?」
  • 「普段どんなリズムで過ごしているんですか?」

同じ情報でも、聞き方ひとつで印象が180度変わります。


Q&A8:最終的に“結婚できる女性”の思考はどこが違う?

■1:自分をよく見せようとしない

婚活が上手くいく女性は「背伸びをするほど相手との距離ができる」と理解しています。
自然体で話せる、弱い部分も少しずつ出せる、そんな“素直なコミュニケーション”をする女性は強いです。

■2:相手を見る視点が“スペック”ではなく“人柄”

成婚が早い女性ほど、

  • この人は優しいか?
  • 真面目か?
  • 約束を守るか?

と、人としての軸を重視します。

逆にスペックばかり見ていると、容姿・年収・学歴のわずかな差に心が振り回され、最終的には誰も選べなくなってしまうのです。

■3:“一緒に成長できる関係”を選ぶ

幸せな結婚をしているアラフォー女性たちに共通するのは、

「この人となら人生の山も谷も乗り越えていける」

と感じられる相手をパートナーにしたということ。

完璧な人ではなく、成長し合える人を選ぶ。
これが、最終的に幸せな結婚へとつながる最大のポイントです。


まとめ:結婚できない女性が見落としがちな“本当に大切な視点”

アラフォー婚活では、自分の価値観や生活スタイルがすでに確立されているからこそ、気づかないうちに視野が狭くなってしまいがちです。

しかし、ほんの少し視点を変えるだけで、出会いの質も、会話の雰囲気も、相手の反応も劇的に変わります。

特に意識したいポイントは次の5つ。

  • 相手を採点せず“知ろうとする姿勢”を持つ
  • 会話は共感から入る
  • 男性の心理を理解し、自尊心を大切に扱う
  • 条件ではなく人柄を重視する
  • 素直さと自然体を心がける

婚活はテクニックだけでは突破できません。
でも思考を整え、コミュニケーションを改善すると、本当に道が開けます。

あなたの婚活も、まだまだこれからです。
焦らず、でも止まらず、自分を大切にしながら進んでいきましょう。

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