40代女性が言ってはいけない“婚活を詰ませる言葉”｜アラフォー婚活ラボ

こんにちは。アラフォー女性の婚活を10年以上サポートしてきた婚活カウンセラーです。
今日のテーマは、現場で本当に多い、そして決定的に婚活を詰ませてしまう「危険ワード」について。

婚活がうまくいかないとき、多くの女性は「行動」を変えようとします。
でもね、実は“言葉”が先に変わらないと行動は変わりません。そして、言葉は無意識の価値観がそのまま出る場所です。

つまり、婚活を詰ませているのは行動より“口癖”や“思考のクセ”のほうが多いのです。

【序章】婚活がうまくいかない40代女性が共通して言うセリフ

婚活の現場にいると、驚くほど多くの相談者が、同じ言葉を口にします。

その言葉こそが、実は婚活の流れを止め、
相手男性に「この人はナシだな」と思われる引き金になっているのです。

ネット婚活の時代になり、会議室の机の上で考えた“理想論”ではなく、
毎日のようにアプリの画面越しで人と繋がり、マッチングし、
初対面のカフェで目の前の人をジャッジするという、リアルすぎる現場。

そんな環境で40代女性が口にすると、
即アウト判定されやすい危険な言葉たちを、実体験を交えて赤裸々に解説していきます。

【危険ワード①】「いい人がいたら…」

この言葉、アラフォー女性の婚活相談で1位と言ってもいいレベルで多いです。

でも、男性側からすると、この言葉はこう聞こえます。

「ただの受け身で、自分は動きたくないんだな」
「人任せで、主体性がない」

◆心理学的に言うと…

人は「行動する人」より「受け身の人」に対して魅力を感じにくくなります。
心理学の「自己決定理論」でも、自分で意思決定できる人ほど他者から魅力的に映るとされています。

◆婚活現場での失敗談

45歳のKさんは、プロフィール文の最初に「いい人がいれば結婚したいです」と書いていました。
でも、３カ月間マッチング率は平均の半分以下。
理由は簡単で、男性はこの文を見て「自分は選ばれる側か？」と感じ、アプローチを躊躇したのです。

◆改善案

「いい人がいたら」ではなく、
「自分に合う価値観の男性と、前向きにお互いを知っていきたい」
と変えるだけで、主体性が出て魅力的になります。

【危険ワード②】「普通の人でいいんです」

この言葉を言う女性は、たいてい“普通の基準”が高いです。

実際の面談で一番多いのが、
普通＝年収500万〜600万、清潔感あり、価値観合う、家族を大切に、コミュ力高い、優しい、誠実
という“全部盛り”になっているケース。

◆心理学的背景

これは「自己防衛」で言っているパターンが多いです。
自分の理想が高いことを自覚しているけれど、
それを認めるのが怖いから“普通の人”と表現してしまう。

◆現場での赤裸々体験談

42歳のYさんは「普通の人でいいんです」と言いながら、
実際には

清潔感のない男性NG
会話がつまらない男性NG
年収450万以下NG
趣味が合わない人NG
見た目にときめきがないとNG

という厳しい条件を持っていました。

でも、本人はその自覚がゼロ…。
結果、2年婚活が停滞しました。

◆改善ポイント

「普通」という曖昧な言葉は、プロフィールにも会話にも使わない。
代わりに、

「優しさ」「誠実さ」「金銭感覚が近い」など“具体的な価値観”を伝える

これが成功率UPに最も効きます。

【危険ワード③】「私なんて…」

アラフォー婚活で最も危険なのが、この“自己否定ワード”。

これを口にする女性は、本人が思っている以上に男性を不安にさせます。

◆男性の心理はこう動く

男性は、自己肯定感の低い女性を見ると、
「この人、結婚後も不安定になりそう…」と感じます。

恋愛ならまだしも、結婚相手では避けられやすいのです。

◆体験談：ネガティブ口癖で全てが台無しになったケース

39歳のNさん（婚活歴2年）は、会話は上手、優しい、見た目も綺麗。
なのに、3回目のデートに進まない。

理由は、デート中の口癖でした。

「私なんて魅力ないですよね？」
「本当に会いたかったんですか？」
「遠慮しないでくださいね、断ってもいいので…」

本人は“謙虚さ”のつもり。
でも、男性からの感想は全員一致。

「重い」「疲れる」「守ってあげるとかではなく、地雷に感じる」

自己否定は謙虚ではなく、相手の負担を増やす行為なんです。

◆改善方法：心理学的アプローチ

ネガティブ口癖を防ぐには、
「事実を淡々と話すクセ」をつけることが有効。

例：
「今日は緊張してます」
「婚活がなかなかうまくいかなくて、久しぶりのデートでドキドキしてました」

これは自己否定ではなく“自己開示”。
親密さが一気に上がります。

【危険ワード④】「この人でいいかな…？」

これは、女性自身が判断を男性に丸投げする言葉です。

婚活がうまくいかない女性ほど、自分の気持ちを確認せずに
「合っているかどうか」ばかり気にします。

でも、結婚は契約ではなく、感情の積み重ね。

◆心理学的に言うと

人は“判断軸が外側にある人”より“内側にある人”に魅力を感じます。
これを心理学では内的統制感（内発的コントロール）と呼びます。

◆現場で起きた悲劇の失敗談

40歳のHさんは、デート後によくこう言っていました。

「なんか違う気がするけど…悪い人じゃないんですよね…」

こういう曖昧な言葉を発する女性は、
相手の男性にも“判断しない人”という印象を強く与えます。

その結果、男性のほうからフェードアウトする確率が非常に高い。

◆改善法

言葉を「違う」「合わない」ではなく、
「私はこのポイントに安心感を感じられるか？」
と“自分目線”で整理すること。

【危険ワード⑤】「もう歳だから…」

実はこれ、男性が最も嫌う言葉のひとつ。

40代女性は「年齢を気にしている自分」を正直に言っているつもりでも、
男性は別の解釈をします。

◆男性側はこう感じている

ネガティブが強すぎる
自分の価値を低く見すぎている
年齢を言い訳にしている

そして何より怖いのが、

「こんなに自己評価が低いなら、結婚後もしんどそう」

という印象を持たれてしまうこと。

【中盤：ここまでのまとめ】婚活を詰ませる言葉は“無意識”から出てくる

ここまで紹介した「危険ワード」は、どれも言っている本人に悪意はありません。
むしろ“気遣い”や“優しさ”や“謙虚さ”のつもりで言っていることすらある。

でも、婚活はビジネスや友達付き合いと違い、言葉のニュアンスを敏感に受け取る世界です。

だからこそ、
言葉遣い＝未来の関係性のイメージ
として判断されてしまうのです。

後半（Part2）では、

40代婚活が一気に進む“魔法の言い換えワード”
男性の心が動く「会話術テンプレート」
実際に婚活を成功させた女性の赤裸々体験談
逆に男性がドン引きしたNG集
Q&A（5〜8問）で具体的に悩みを解決

を徹底的に解説していきます。

※続きは Part2 にて！

男性が一瞬で冷める「地雷ワード」の心理学的メカニズム

ここからは、前半で紹介しきれなかった “アラフォー女性が婚活を詰ませる言葉” の続編として、心理学的に男性が距離を置く理由と、改善例を掘り下げていきます。

男性の恋愛心理は、女性から見ると「え、そんなことで!?」と驚くほどシンプルな部分があります。
でもそれが婚活だと致命傷になりやすい。ここでは実際にあった相談と、現場で男性がどんな反応をしていたかを赤裸々に書きます。

◆地雷ワード⑦：「私って“普通”でいいんです」

一見控えめに見えますが、実は婚活の場では “普通の基準が高い” と警戒される代表例。

心理学では「自己呈示理論」というものがあり、
人は自分をよく見せようとするときほど、意図しないメッセージが伝わってしまうと言われています。

男性が受け取る本音はこうです。

普通＝高年収じゃないとダメなんでしょ？
普通＝優しい＋家事育児分担＋外見も清潔感あって…って要求多そう
“普通”って言いながら、めちゃくちゃ求めそう

実際、私の女性相談者Aさん（43歳）も、プロフィールに「普通の生活がしたい」と書いていました。

しかし彼女が面談で言っていた “普通” はこんな感じ。

年収600万以上
都心で2LDK以上に住む
家事は半々
年に2回は海外旅行

……いや、これは婚活男性の9割が逃げます（本当に）。

●改善策：数字で示す・柔らかく伝える

例文：

「お互いが無理しない範囲で、落ち着いた暮らしができる方が理想です」

これだけで男性の受ける印象はガラッと変わります。

◆地雷ワード⑧：「前の彼は〇〇してくれたのに…」

婚活男性が嫌うワードの中でも、トップクラスで破壊力があります。

これは「比較否定」と呼ばれる言語パターンで、
心理学的には “相手の存在価値を下げる” 効果があるため、好感度は一気にマイナスへ。

実際にあった相談をご紹介します。

Bさん（41歳）が初デートで言ってしまった一言。

「前の彼はもっとエスコートしてくれたんですけど…」

男性側の本音はこうです。

比較されるのはつらい
あ、この人は満足しないタイプだ
俺が何をしても文句を言われそう

Bさんは「悪気はなかった」と言っていましたが、男性はその日の夜にお断りを入れました。

●改善策：過去を出さず、今の相手を肯定

例文：

「今日は丁寧にリードしてくださってありがとうございます」

たったこれだけで、男性は “この人とは次も会いたい” と感じます。

◆地雷ワード⑨：「私、若く見えるってよく言われるんです」

アラフォー婚活でやりがちな “逆効果ワード”。

男性は “実年齢を受け入れている女性” を好む傾向があります。これは心理学でいう「自己受容」の高さに魅力を感じるため。

自己受容できていない発言は、男性にこう映ります。

若さにしがみついてる…？
年齢コンプレックスが強そう
扱いが面倒かも

実際、婚活男性は「若く見える40代」より、「落ち着きがあって笑顔の柔らかい40代」に魅力を感じる人の方が多いです。

●改善策：自分の年齢＝魅力として言語化

例文：

「40代ならではの落ち着いた関係を築けたら嬉しいです」

これだけで“無理していない自然体の女性”という印象になります。

【実録】アラフォー女性の“うっかり地雷ワード”が招いた失敗談

ここでは、実際にあった相談をそのまま紹介します。
（個人が特定されないよう内容は一部調整しています）

◆ケース1：正直に言ったつもりが“上から目線扱い”

「正社員じゃない男性は考えられないんです」
（42歳・Cさん）

これ、実は男性の前だけでなくプロフィールにも書いてあったんです。

男性が受ける印象は、当然こう。

自分の事情を理解してくれなさそう
この人は相手の背景を見ない人だ
条件しか見てない女性なんだな…

結果、マッチング率は0.8%という悲惨な数字になりました。

●改善策

「安定した働き方をされている方だと嬉しいです」
→男性は自分を否定された感じがしないので、かなり反応が変わります。

◆ケース2：言わなくていい“正論”が男性を傷つける

Dさん（40歳前半）は、相手の男性が少し緊張しているだけでこう言ってしまいました。

「もっとリードしてくれないと困ります」

心理学で言う「要求的コミュニケーション」。
男性の自尊心が一撃で削られます。

男性の反応はシンプル。

「もう会いたくない」

男性は基本“傷つきやすい生き物”です。
アラフォー婚活では特に、言葉選びの丁寧さが成功率を左右します。

アラフォー婚活の成功率を上げる“会話術”まとめ

◆1：否定ではなく、肯定＋提案

NG「もっと〇〇してほしい」
OK「こうしてくれて嬉しかった。次は一緒に〇〇もできたら嬉しいです」

◆2：過去の恋愛を一切出さない

過去の比較は、男性にとっては屈辱。
出す必要がある場面はゼロです。

◆3：自分の価値を“年齢とセットで”表現する

「若く見える」ではなく「経験を活かして落ち着いた関係を築きたい」。

◆4：相手の努力を言葉で拾う

「予約してくれて嬉しかったです」
「今日は話を聞いてくださってありがとう」

これだけで男性心理が変わります。

Q&A：アラフォー女性からよくある質問（後半）

◆Q5：地雷ワードを言わないように意識すれば、婚活はうまくいきますか？

地雷ワードを避けるだけではうまくいきませんが、
“印象の悪い言動を減らすだけで成功率は2倍以上”になります。

会話は減点方式なので、まずはマイナスを作らないことが最優先です。

◆Q6：言葉よりも“雰囲気”の方が大事と聞きました。本当？

本当です。
コミュニケーション心理学では、対面の印象の55％以上が“視覚情報”で決まります。

ただし、アラフォー婚活ではその次に言語情報が来るため、
言葉の影響力は若い世代より大きい傾向があります。

◆Q7：私、緊張しすぎて余計なことを言ってしまいます…改善できますか？

できます。
実践例としては、以下が効果的。

会話テンプレを3つだけ暗記
深呼吸より“座る姿勢”を意識
相手の話の「語尾」を繰り返す

この3つで会話の失敗率は激減します。

◆Q8：もう40代なので、言葉を選んでも意味がないのでは…？

そんなことはありません。
アラフォーの婚活は “丁寧で柔らかい言葉遣い” を使うだけで、
20〜30代より圧倒的に魅力的に映ります。

むしろ、言葉の使い方こそ、年齢の強みを引き出す武器になります。

まとめ：40代女性が婚活で言ってはいけない言葉をなくすだけで成功率は跳ね上がる

アラフォー婚活は、若さで勝負できない分、
“言葉選び” が最大の武器になります。

そして、ほとんどの女性が “うっかり言ってしまうNGワード” で損しています。

今日紹介した内容を意識するだけで、
男性の反応は劇的に変わります。
ぜひ次の出会いから試してみてください。

あなたの婚活が、今よりずっと楽になるようにサポートしています。