結婚願望ある男性が嫌う「遠回しな会話」

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2025.12.01

こんにちは。アラフォー女性専門で婚活サポートを続けている婚活カウンセラーです。この記事では、ネット婚活が主流になった今の時代において、現場で実際に起こっている“男性が離れていく会話のクセ”を、かなり赤裸々にお伝えしていきます。

特に今回のテーマは、アラフォー婚活で意外と多い失敗パターン、「遠回しで伝わりづらい会話」
本人は気遣っているつもりなのに、男性側からすると「何を言いたいのか分からない」「探り合いが面倒」と感じてしまい、せっかくのご縁が消えていくケースが後を絶ちません。

この記事では、心理学的分析・具体的な改善方法・リアルな体験談・Q&Aを交えながら、なぜ遠回しな会話が男性の心を冷めさせるのか、どう改善すれば“選ばれる女性”になれるのかを徹底解説します。

アラフォー婚活の現場で起こっている「遠回しな会話トラブル」

まず前提として、婚活アプリで出会う男性たちは、年齢を重ねるほど“本気の相手”を探しています。
特に35歳を過ぎた男性は、「結婚願望が曖昧な女性」に強い警戒心を持つ傾向があります。

これは心理学でいう「不確実性回避」の傾向で、目標(結婚)に対して不確定な要素があるほど不安が増し、距離を取ろうとする心の働きです。

ここで問題になるのが、アラフォー女性が無意識で使ってしまう“遠回しな表現”。
例えば…

  • 「いつかちゃんと向き合える人がいればいいなと思っていて」
  • 「まずは仲良くなれると嬉しいです」
  • 「もしご縁があればゆっくり進められたら…」

これ、聞いている男性の本音はこうです:

「結婚したいの?したくないの?どっち!?」

実際に男性からの相談でも、

「彼女の気持ちが読めないから、踏み込んでいいのか分からない」
「遠回しに否定されてる気がして、疲れる」

この手の声は本当に多いんです。
そしてこれが、アラフォー婚活が長期化する最大の要因のひとつでもあります。

【体験談①】42歳女性Cさんの“遠回し会話が原因でフラれた話”

ここからは、実際に私がサポートした女性の実例を紹介します。
かなり赤裸々なので覚悟して読んでください。

■プロフィール:Cさん(42歳)

  • 職業:メーカー勤務
  • 見た目:落ち着いた雰囲気の美人タイプ
  • 婚活歴:2年半
  • 悩み:真剣交際までいくのに、最後に男性が離れてしまう

Cさんの会話は一見「丁寧」で「大人っぽい」印象。
真剣交際まで進んだ男性も、「落ち着いていて話しやすい」と評価していました。

ですが、ある時点から必ず男性が“冷たくなる”のです。

■原因は「曖昧すぎる言い回し」だった

Cさんは、慎重な性格ゆえにハッキリと言い切るのが苦手でした。
例えば、男性がこんな質問をしたとします:

「結婚についてはどんな考えですか?」

Cさんの返答はというと…

「そうですね…無理のないペースで進められたら…というか…焦りたくはないというか…」

これ、表現としては優しいのですが、
男性視点では「結婚したいの?したくないの?」と混乱します。

別の例では、デートの頻度を聞かれたとき:

「お互いの予定に合わせながら…無理なく会えるといいですね」

これも男性からすると、

「会いたいって思ってない?」

とマイナスに受け取られます。

■男性の“本音”は残酷なほどシンプル

男性心理は女性が思っている以上にストレート。
特に結婚願望が強い男性ほど、以下を求めています:

  • この人は結婚したいのか、したくないのか
  • 俺に興味があるのか、ないのか
  • 責められるのか、安心できるのか

Cさんは完全に誤解されていました。

優しい言い方をしているつもりが、
実際は「私、あなたに興味ないですよ」
というサインとして受け取られていたのです。

■改善後、わずか2ヶ月でプロポーズされた

改善したのは、以下の3つだけです。

  1. 遠回し表現をやめて「短く・簡潔」に言う
  2. 自分の気持ちを“ワンクッション前向き”で伝える
  3. 結婚願望は曖昧にせず、最初から明示する

これだけで、男性の反応は180度変わりました。

特に効果があったのがこれ。

男性:「どんなペースで会いたい?」
Cさん:「私は週1くらいで会えると嬉しいです。でも無理なら調整しましょうね」

男性の表情がパッと変わった、と後で本人が報告してくれました。
「遠回し→明確化」はアラフォー婚活において最強の武器です。

なぜアラフォー女性は“遠回し”になってしまうのか【心理学的分析】

実は、「遠回しな伝え方」をしてしまう背景には共通点があります。

1. 傷つきたくない(自己防衛)

はっきり言って断られたら傷つく。
だから曖昧にしておいて、“逃げ道”を確保してしまう。

心理学ではこれを「回避的防衛」と呼びます。

2. 相手に嫌われたくない(承認欲求)

ストレートに言うと「重い」と思われるのでは…
この心配が、言葉を曖昧にします。

3. 過去の恋愛で“強く言いすぎて失敗した経験”がある

特にアラフォー女性は過去の恋愛経験が豊富。
「強く言って嫌われた」経験があると、逆に慎重になりすぎ、曖昧さにつながります。

しかし、この“慎重さ”こそが婚活の場では逆効果になりがちです。

結婚願望のある男性が求めているのは「分かりやすい女性」

ここが非常に重要なポイントです。

婚活中の男性の多くは、
「結婚したい・安心できる・誠実な女性」
を求めて動いています。

そしてその判断材料になるのが、
言葉の端々から伝わる“分かりやすさ”です。

例えば…

・気持ちを素直に言う
・意見をハッキリ伝える
・会いたい時は会いたいと言う
・結婚願望は明言する

これらが揃っている女性は、男性から見ると「安心できる女性」。
逆に遠回しな会話は、不安を生み、距離を置かせる原因になります。

遠回しな言い方が“破局”を生む典型的場面

ここでは、ネット婚活で最もよくある「誤解を生む遠回し会話」をまとめます。

① 男性:結婚についてどう考えていますか?
女性(遠回し):焦ってはいないんですけど…いい人がいれば…

→男性の本音:「結婚する気ないのか?」

改善案:
「結婚は前向きに考えています。でも無理なく進められる相手が理想です。」

② 男性:次のデートはどうします?
女性(遠回し):予定が読めなくて…また連絡しますね

→男性の本音:「脈なし?」

改善案:
「来週の後半なら空けられそうです!また日程連絡しますね。」

③ 男性:真剣交際ってどう思います?
女性(遠回し):急には決められないタイプで…」

→男性の本音:「俺のこと好きじゃない?」

改善案:
「あなたとなら前向きに考えたいです。ただ、あと少しだけ時間をかけて向き合えたら嬉しいです。」

遠回し表現を避け、気持ちの方向性だけでも明確にすることで、男性の安心感は格段に上がります。

Q&A(前半 1〜3)

Q1. 遠回しに言ってしまうのは性格だから治らない?

性格ではなく「癖」です。
しかも練習すれば必ず改善できます。
ポイントは、遠回しを「丁寧」と勘違いしないこと。
丁寧=曖昧ではありません。

Q2. ストレートに言うと重いと思われませんか?

男性は「重い内容」には敏感ですが、「分かりやすい表現」はむしろ好まれます。
“重さ”は内容の問題、“伝え方”は言葉の問題。
この2つは完全に別物です。

Q3. 結婚願望を早い段階で伝えるのはNG?

むしろ伝えた方が男性は安心します。
アラフォー婚活では、序盤で隠す方がデメリットが大きいです。

── 後半(第2回)に続きます。



結婚願望のある男性が「遠回しな会話」を嫌う本当の理由

ここからは、前半でお話しした内容を踏まえつつ、さらに深い“男性心理”“婚活の現場あるある”“アラフォー婚活での具体的な改善法”を詳しく掘り下げていきます。

婚活現場で男性が「この女性はちょっと面倒かも」と感じてしまう瞬間は、本当に一瞬です。多くは会話の1〜2往復で判断されてしまいます。
しかし裏を返せば、その1〜2往復を変えるだけで印象は劇的に変わります。

私がアラフォー女性をサポートしていて痛感するのは、「言いにくいことをオブラートで包むほど、男性は誤解する」という事実。ここを理解できれば、婚活の難易度は一気に下がります。

●心理学的背景:男性は“結論ファースト”を求める脳構造

脳科学では、男性は女性に比べて「情報処理を直線的に行う傾向が強い」と言われています。いわゆる“直線思考型”です。

つまり、会話の最初に「核心」が来ないと、
・この話、結局何が言いたいの?
・自分は何を求められている?
・どうリアクションすればいい?
という不安を抱きやすいのです。

アラフォー婚活の場では、男性自身も結婚に対して“時間のプレッシャー”を感じています。そのため「遠回しな物言い」に触れると「この人と結婚生活を送るのは大変かも」と感じ、候補から外してしまうことが多いのです。

●現場でよくある“すれ違いパターン”

赤裸々に書きます。
実際のオンライン婚活・対面デートで特に多い“すれ違い会話”は以下の通りです。

・女性の言い方:
「最近、仕事が忙しくて……なんか色々考えちゃうんですよね」

・男性の受け取り方:
(仕事が忙しい ⇒ デートできない?)
(色々考える ⇒ 自分に興味ない?)
(どう返してほしいの?)

女性は「やんわりと悩みをシェア」したつもりでも、男性は「ネガティブに引っ張られる会話」が苦手なので、一気にテンションが落ちてしまいます。

こうしたすれ違いは、アラフォー婚活での“マッチングが続かない典型パターン”です。

赤裸々体験談:遠回しな会話で失敗したアラフォー女性の実例

●ケース1:相手の気持ちを確かめたくて“探る質問”をした結果…

相談者:43歳・医療系・婚活歴6年

ある男性との3回目のデート。女性は相手の結婚願望を確認したい気持ちが強くなっていました。しかしストレートに聞けず、こんな遠回しな会話をしてしまったのです。

「○○さんって、周りの友達とか結婚してる人多いです?」
「結婚って、ある程度の覚悟とかタイミングとか必要ですよね〜」
「もし自分が結婚するとしたら…って考えることあります?」

一見、普通の会話にみえますが、婚活男性からすると
“結局何が言いたいの?”
という印象しか残りません。

その後、男性はフェードアウト。
理由を聞くと、なんと本人はこう答えました。

「何を探られているのか分からなくて怖かった」
「試されているようで疲れた」

実はこの男性、結婚願望は強かったのです。
ただ、“遠回しで複雑な会話”に拒否反応が出たため、彼は違う女性とスピード婚しました。
非常にもったいないケースです。

●ケース2:褒めたつもりが“皮肉”に聞こえてしまった失敗談

相談者:39歳・事務職・婚活歴3年

男性が料理をしていると言うと、ついこんな回答をしてしまった女性がいました。

「料理できるなんてすごいですね〜。
私、全然ダメだから…結婚したら全部お願いしたいくらい(笑)」

本人は褒めているつもり。
しかし男性はこう解釈しました。

「家事を全部丸投げされる未来か?」
「軽い冗談とはいえ、責任押し付けでは?」

結果、男性は距離を置き、別の女性と交際を開始。
女性本人は「ただ会話を盛り上げたかっただけなのに…」と涙をこぼしました。

冗談が通じる関係になる前の“負担を匂わせる会話”は、男性に強烈な負担感を与えるのです。

婚活カウンセラーが教える:その場ですぐ使える“誤解されない会話術”

●会話術①:結論ファースト+理由の順番にする

遠回しになりやすい人ほど、「理由→結論」の順で話してしまいます。
しかし婚活男性が理解しやすいのは逆の順番です。

◎正しい順番:結論 → 理由 → 補足

例:結婚願望を聞きたい場合
NG:「結婚するのって色々考えますよね…。周りにも結婚してる人がいて…」
OK:「結婚についてどう考えているか、○○さんの価値観を聞いてみたいです。」

これだけで、男性の理解度と安心度は段違いです。

●会話術②:探らず“素直に言う”を習慣にする

心理学でいう“自己開示の返報性”は婚活でも最強です。

あなたが素直に話すほど男性も本音を返してくれます。
遠回し会話の最も悪い点は、「本音が隠れているように見えること」。

例:不安を伝えたいとき
NG:「色々考えてて…」
OK:「実は少し不安に思っていることがあります。聞いてもらっていいですか?」

この“導入フレーズ”だけで、男性は「支えてあげたい」という気持ちになります。
アラフォー婚活では、この素直さが特に大きな武器になります。

●会話術③:相手の解釈に任せない“明確な言葉”を使う

遠回し会話の特徴は「曖昧ワード」が多いことです。

・色々
・なんとなく
・まぁ…
・大丈夫です、多分
・気にしないで

これらは、婚活中の男性に不安を与える危険ワード。
言うたびに「この人、掴みどころがない…」と感じさせてしまいます。

具体的に言い換える練習をすると、男性の反応は驚くほど変わります。

Q&A:アラフォー女性の“遠回し会話問題”を徹底解決

Q1. 遠回しな言い方は絶対にダメ?

絶対にダメではありません。ただ、婚活初期では男性の理解度が低いため、シンプルで明確な言い方のほうが圧倒的に成功率が高まります。

信頼関係ができた後なら、柔らかい言い回しもむしろ魅力になります。

Q2. ストレートに言いすぎてキツい印象になりそうで怖い…

“ストレート=キツい”ではありません。
重要なのは、言い方のトーンと表情です。

言葉はシンプルに、声は柔らかく。
これだけで「素直で可愛い」と感じられます。

Q3. 男性の反応が薄いとき、どう話せばいい?

男性は「情報処理している最中は無言になる」習性があります。
反応が薄くても気にせず、

「今の話、どう思います?」
「率直に聞いてみたいです」

と聞き返すと会話が再起動します。

Q4. 遠回し会話を改善するための練習方法は?

おすすめはスマホ録音。
自分の会話を客観的に聞くと、曖昧表現に気づきやすくなります。

心理学でも“自己認知の精度向上”はコミュニケーション改善に非常に有効だとされています。

Q5. 遠回しに話す癖は直せますか?

直せます。
“癖”は反復で必ず改善します。

特に書く練習(文章化)は効果絶大。
思考が整理され、曖昧な表現が消えていきます。

Q6. 婚活男性が一番安心する言葉って何?

ズバリ、

「そう思った理由を教えてください」

これは男性が最も答えやすく、会話が深まる“魔法の質問”です。
遠回し会話をしがちな女性こそ、ぜひ頻繁に使ってください。

まとめ:アラフォー婚活で勝つのは“素直で明確な会話ができる女性”

アラフォー婚活は、若い頃と違って“勢いや雰囲気で進む恋愛”ではありません。
コミュニケーションの精度、価値観の共有、安心感の積み上げが結婚の決め手になります。

特に、“遠回し会話の癖を減らすこと”は、最短で婚活成功に直結します。

ストレートな言い方は、決してキツくありません。
むしろ、婚活男性にとっては「分かりやすくて心地いい魅力」です。

今日から少しずつで大丈夫。
あなたが変わるほど、男性の反応も未来の結婚も大きく変わっていきます。

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