こんにちは、アラフォー女性の婚活を10年以上サポートしている婚活カウンセラーの私です。この記事では、現場で実際に見てきた「危険な男性」の特徴と、それをアラフォー女性がどう見抜き、どう避けるべきかを、かなり赤裸々にお伝えしていきます。
マッチングアプリは便利で効率的ですが、同時に「危険な男性」「地雷男性」に遭遇する確率もリアルの出会いより高くなります。これは、アプリが持つ“匿名性”と“一瞬でも魅力的に見せられるプロフィール構成”が理由です。
とはいえ、危険な男性を避けながら、真面目な男性と出会うことは十分可能です。今回は、心理学的な分析・具体的な改善方法・実際の失敗談・Q&Aまで盛り込み、アラフォー婚活でも迷わずに使える「危険回避スキル」をまとめました。
アラフォー婚活で増加中の「危険男性」の種類
危険な男性と一言でいっても、実は何種類かに分かれています。それぞれ特徴が異なり、アラフォー女性が引っかかりやすいポイントも違います。まずはタイプ別に解説します。
① 遊び目的のキラキラ系ビジネスマン
プロフィールは完璧、写真も清潔感があって爽やか。
しかし実際は、結婚願望ゼロのケースが非常に多いタイプ。
- 「まずは気軽に会おう！」が口癖
- 夜の時間帯ばかり会いたがる
- 休日の予定を聞くと曖昧
- 会話が浅く、自己開示が少ない
心理学的には、こういった男性は「選択肢を多く持ちたい」という快楽志向が強く、誠実な関係にエネルギーを使いたくないタイプが多いです。アラフォー女性は多忙で時間がないため、最初のテンションの高さに騙されやすい傾向があります。
② 恋愛依存系・寂しがり屋タイプ
最初から距離が近く、褒め言葉が多いタイプ。
しかし、この手の男性は依存先を探しているだけであり、結婚に必要な自立ができていないことが多いのです。
- 「運命を感じた」「こんな気持ち初めて」などの急接近ワードを乱発
- 付き合う前から「彼氏面」をしてくる
- 不安定な発言を繰り返す
- 返信が早すぎたり、遅すぎたり極端
心理学的には、アタッチメント理論の「不安型」に該当しやすいタイプ。愛情に飢えているため、対象を理想化しやすく、その反動で急に冷めるケースもあります。
③ 地雷気質の“被害者意識が強い”タイプ
プロフィールでは「優しい」「真面目」「仕事頑張ってます」を全面に押し出していますが、会話すると被害者意識の強さが滲み出てくるタイプ。
- 元カノの悪口を言う
- 職場の愚痴が多い
- 「俺は報われない」「理解してくれない」と嘆く
このタイプは、最初は優しいですが、関係が深くなるほどあなたに「救い」「癒し」を求めて依存します。長期的に見ると精神的に疲弊する危険性があります。
④ 経済的に不安定な“幻想系ポエマー男性”
夢や理想を語るのが大好きで、会話は派手ですが現実的な行動力が伴っていない男性。
例：
- 「独立したい」「起業したい」けれど準備ゼロ
- 貯金がほぼない
- 転職を繰り返している
- 浪費癖がある
現場では、このタイプの男性に惹かれてしまって「気がついたら相手の借金問題に巻き込まれていた」という相談が実際にありました…。
【赤裸々失敗談】私の元クライアント・アユミさん（42歳）のケース
ここからは、実際の相談者の許可をいただき、赤裸々な体験談をお話しします。名前は仮名ですが、内容は本人の話をそのままリアルに記載します。
■ きっかけ：久々にマッチングアプリを再開したら神対応の男性が現れた
アユミさんは、42歳の営業職の女性。仕事が忙しいことから長らく恋愛から離れていましたが、40代に入り「このままでは後悔する」と決意してアプリを再開。
そこで出会ったのが、仮に「タカオさん（45歳）」とします。
プロフィールは完璧。
清潔感あるスーツ姿。
メッセージは丁寧。
返信はまめ。
褒め言葉も多い。
最初から「この人、ちょっと違うかもしれない」と心が浮ついていたそうです。
■ 初デート：優しいけれど、違和感があった
初デートは夜の食事。
・「今日はすごく楽しみにしてた」
・「運命かも」
・「こんなに話しやすい女性は初めて」
こんな言葉を次々に浴びせられ、アユミさんは悪い気がしませんでした。久々に異性から優しくされ、気持ちが高ぶってしまったのです。
しかし、会話の流れでタカオさんが「前の彼女に裏切られて…」「職場で孤立していて…」と“弱い自分語り”をし始めた瞬間、少し違和感を覚えたそうです。
「え？まだ会って1時間なのに？」
でも、優しさと距離の近さに押されてその違和感を無視してしまいました。
■ 2回目デート：急な距離感の近さが怖くなった
2回目のデートで事件が起こります。
タカオさんは、突然手を握ってこう言ったそうです。
「俺たち、もう付き合ってるよね？」
まだ2回目です。普通なら慎重に進めたいところですが、タカオさんは明らかに“恋愛依存系”。
アユミさんが「まだ考えたい」と伝えると、
「なんで？俺の気持ちを踏みにじるの？」
急に態度が変わり、攻撃的に。
ここでアユミさんは「ヤバい」と感じ、距離を置きました。
■ ブロックされた後の怒涛のメッセージ
距離を置いた途端、連続メッセージが届きます。
・「どうして無視するの？」
・「君みたいな人に騙されるとは思わなかった」
・「幸せになれないよ」
こういう“被害者意識からの攻撃”は危険男性の典型。
最終的にブロックしましたが、アユミさんはしばらく男性不信になってしまったそうです。
心理学で読み解く「危険男性が狙う女性の心理」
危険な男性がアラフォー女性を狙いやすい理由は、心理学的にも説明できます。
● ① 長期的な孤独感
アラフォー女性は、仕事で成功していても恋愛に割く時間が少ないため、ふとした瞬間に孤独感が強まります。
その“隙”を巧妙につかれるケースが多いのです。
● ② 承認欲求の高まり
褒められることが少なくなる年代になると、優しくされるだけで心が動きやすくなります。
危険男性は、その心理を熟知しています。
● ③ 早く結果を出したい焦り
35歳あたりから感じる「焦り」は、40代でより強くなります。
焦りがあると判断力が鈍ります。
彼らはそこを突いてきます。
危険男性を避けるための具体的な会話術
では、危険男性をどう見抜くべきか？
ここからは「アラフォー婚活」「失敗談」「会話術」を踏まえて、現場で効果があった“鉄板の会話術”を紹介します。
① 初デートで必ず聞くべき質問
これだけは必ず聞いてください。
- 「普段の休日はどんな過ごし方ですか？」
- 「前のパートナーとはどんなお付き合いでしたか？」
- 「結婚後の生活はどんなイメージですか？」
危険男性は、この質問に対して必ずどこか歯切れが悪くなります。
② 「具体例」を求める質問をする
例えば、彼が「僕、誠実だよ」と言うなら、
「誠実って、どんな行動のことを言います？」
こう聞いてください。
危険男性は“中身のある答え”ができません。
③ 投資を引き出す質問をする
危険男性は、あなたに投資する気がありません。
「次は◯◯に行きたいけど、どう思う？」
「日程は任せるけど、いつが良い？」
こういった“未来の話”に対し、曖昧な返事しか返せないのが特徴です。
Q&A｜アラフォー女性のよくある質問に答えます（前半）
Q1：優しいけど違和感のある男性はどう判断すべき？
違和感はほぼ100%当たっています。
違和感の正体は「相手の言動の不一致」です。
心理学的にも、人間は“言葉と態度のギャップ”を感じると不安が生まれます。
その直感は忘れないでください。
Q2：初デートで見抜けるポイントはありますか？
あります。
以下に当てはまれば危険度が高いです。
- 褒め言葉が多すぎる
- 距離が近い
- 休日の予定を濁す
- 弱い自分語りが多い
この4つが揃えばほぼ“要注意案件”。
Q&A｜アラフォー女性のよくある質問に答えます（後半）
Q3：マッチングアプリで経済的に不安な男性を見抜くには？
実は「お金の話」そのものよりも、生活リズムや仕事の話し方にヒントがあります。
例えば、次のような特徴は要注意です。
- 仕事内容が曖昧で具体的に話さない
- 仕事の愚痴が多いわりに、改善策を持っていない
- 「将来起業したい」と言いながら具体的な行動がゼロ
- アプリ内でやたらと「夢を語る」
夢は悪くありません。しかし、現実の行動が伴っていない男性は、結婚後もあなたを巻き込みます。
特にアラフォー婚活では、結婚後に金銭トラブルで悩むケースが多いため、感情より現実を優先して判断することが大切です。
Q4：ヤリモク男性を完全に避ける方法はありますか？
完全に避けるのは難しいですが、ヤリモク男性には共通のパターンがあります。
＜ヤリモク男性の定番パターン＞
- 夜デートしか提案しない
- ホテルが近いエリアに誘う
- 会ってすぐボディタッチをする
- 「家で映画観ない？」と軽く誘う
- 休日の昼に会おうとしない
心理学的に、ヤリモク男性は「即時報酬」を好む傾向が強く、長期的な関係のための投資行動を取りません。
あなたが「昼間デート」「3回までは夜デートを受けない」など明確なラインを持つことが最大の防御策になります。
Q5：プロフィール写真で危険な男性を見抜けますか？
はい、見抜けます。
意外かもしれませんが、危険男性は“プロフィール画像にこそ本性が出ます”。
危険度の高いプロフィールの特徴
- 筋肉アピールの自撮り
- ブランド品で固めた写真
- 女性ウケを狙いすぎた加工写真
- サングラスなどで顔を隠している
研究でも「ナルシシズムが強い人ほど自己アピール写真を使う傾向」があるとの結果が出ています。
結婚向きの男性は、自然体で清潔感のある写真が多く、過剰な演出をしません。
アラフォー女性が「安全に幸せを掴む」ためのステップ
ここからは、危険男性を避けるだけでなく、確実に良い男性と出会うための方法をまとめます。
① 必ず「会う前に最低50通以上」の会話をする
これは鉄則です。
危険男性は、会話の持続力がないため、メッセージが続きません。
アプリ婚活の成功者は、平均して50〜100通程度のメッセージを交わしています。
ここまで会話が続く男性は、性格的にも安定している傾向があります。
② 初デートは必ず「昼×1〜2時間」で設定する
危険男性は夜に誘ってきます。
逆に、誠実な男性は昼のデートを嫌がりません。
昼デートには以下のメリットがあります。
- 相手が誠実かどうか判断しやすい
- 軽率な誘いを受けにくい
- 長時間拘束されないため安全
昼デートで態度が冷める男性はほぼ「不誠実」と考えてください。
③ 違和感があったら即距離を置く
これはアラフォー婚活において最も重要。
あなたが違和感を覚える時、脳はすでに“危険信号”を感じ取っています。
・返信の間隔が不自然
・話が合わない
・言葉は優しいが態度が冷たい
・なぜか好かれてる感じがしない
こう感じたら、そこで引き返してください。
【体験談】アラフォー女性が危険男性を避けた成功例
失敗談だけでなく、“ちゃんと回避できた成功例”も紹介します。
■ ミキさん（41歳）｜小さな違和感を見逃さなかったケース
ミキさんは、マッチングアプリで出会った男性に「距離感の近さ」を感じていました。
しかし以前の彼女はそれを無視して痛い目に遭っていたため、今回は慎重に進めていました。
男性はとにかく褒めてくるタイプ。
- 「運命を感じる」
- 「ミキさんみたいな女性初めて」
- 「会いたい会いたい」
2回目のデートで「手をつないでもいい？」と言われた瞬間、「このペースはおかしい」と判断し、距離を置きました。
すると突然、男性から長文メッセージが来ました。
「裏切られた」「傷ついた」「誠実な気持ちを踏みにじった」
ミキさんは即ブロック。
「違和感を信じる大切さを身をもって学びました」
と話していました。
■ サヤカさん（43歳）｜経済的に不安定な男性を早期に回避
サヤカさんは、マッチングアプリで“夢を語るタイプ”の男性と出会いました。
・「将来は自由な働き方をしたい」
・「独立を考えてる」
・「会社に縛られたくない」
しかし、よくよく聞くと、貯金ゼロ、転職12回、収入も不安定。
その上、前の彼女の話を聞くと「お金を貸したのに返してもらえなかった」と愚痴っていたそうです。
これは危険だと直感したサヤカさんは、そこでフェードアウト。
結果として「巻き込まれなくて本当に良かった」と話していました。
あなたが絶対にしてはいけない“3つの婚活行動”
① 寂しさで妥協する
アラフォー婚活で最も危険なのが「寂しいから誰でもいい」に近い状態。
これが危険な男性を引き寄せやすくします。
寂しさは悪いことではありませんが、その気持ちのまま判断すると、必ず後悔します。
② 違和感を無視する
多くの女性は、最初に危険を感じた瞬間があったと話します。
・急に距離が近い
・甘い言葉が早すぎる
・話が噛み合わない
・生活感がない
これを“優しさ”で塗りつぶしてはいけません。
③ 相手の価値観に合わせすぎる
危険男性ほど、相手をコントロールしようとします。
・返信を強要する
・予定をすべて合わせさせる
・「君なら分かってくれるよね」と心理的圧力をかける
結婚相手として誠実な男性は、あなたの自由を尊重します。
「安全で幸せな恋」を掴むための最終アドバイス
アラフォー婚活は、確かに難易度は上がります。
しかし、それは「危険な男性が増えた」からではありません。
実際には、正しい判断力を身につければ、あなたは確実に“良い男性だけを選べる”ようになります。
私が現場で見てきた成功しているアラフォー女性に共通しているのは、次の3つです。
- 自分の軸を持っている
- 違和感があれば即距離を置く
- 感情より現実を優先している
これらを意識するだけで、マッチングアプリ婚活は劇的に安全になります。
まとめ｜危険男性を避けるのは「運」ではなく“技術”
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 危険男性には明確な特徴がある
- 特にアラフォー女性は狙われやすい
- 違和感はほぼ100％正しい
- 初デートは昼に設定する
- 会話術で相手の本質は見抜ける
- 心が弱っている時ほど慎重に
アラフォー婚活で最も大切なのは、「賢く選ぶ力」です。
これさえ身につければ、危険男性に振り回されることはありません。
あなたが安心して婚活を進め、誠実なパートナーに出会えますように。
そして、この世界には本気で結婚を考えている男性がたくさんいます。
あなたの未来は、今日からいくらでも変えられます。
——婚活カウンセラーより
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