こんにちは。アラフォー女性の婚活サポートを10年以上続けている婚活カウンセラーです。今回は、実際に私のもとに届いた“かなり赤裸々な相談”をベースに、出会えない原因と改善策を徹底的に深掘りしていきます。
マッチングアプリや結婚相談所、オンライン婚活が当たり前になった今、出会いの選択肢は増えたはずなのに、アラフォー女性の悩みはむしろ増えています。「出会えない」「マッチングしない」「デートが続かない」。この3つの壁を前に立ち止まってしまう方が本当に多いのです。
この記事では、マスコミが語らない“現場のリアル”をストレートにお伝えします。少し耳が痛くなる話も含まれますが、アラフォー婚活を成功させるためには必ず役立つ内容です。
■アラフォー女性が「出会えない」と感じる理由は年齢ではない
まず最初にはっきりさせたいことがあります。
“出会えない”理由を年齢のせいにしすぎていませんか？
婚活現場では、40代前半で活動し始めて半年以内に成婚する女性もいれば、30代の女性が2年以上迷走してしまうこともあります。
つまり、出会えない原因は「年齢」ではなく「婚活の進め方」にあるのです。
特にアラフォー世代は、恋愛経験も人生経験も豊富。その分だけ、無意識にハードルや癖が積み上がり、“出会いのチャンスを逃す行動”が増えてしまいがち。
では、それは具体的にどんな行動なのか？ 次の体験談でハッキリ見えてきます。
■【赤裸々体験談】45歳女性：プロフィールも整えたのに全く出会えない理由
今回は、私のもとに来た相談者の中でも特に印象的だった45歳の女性（仮名：美咲さん）のリアルを紹介します。
▼相談内容
「アプリを半年続けているのに全然出会えません。メッセージが続かないし、会えても1回で終わります。私、何か悪いんでしょうか…？」
美咲さんは、落ち着いた雰囲気の優しい女性。見た目も清潔感があり、決して“選ばれないタイプ”ではありませんでした。それなのに出会いが続かない。
初回面談で話してみて、私は原因がすぐにわかりました。
▼失敗原因①：プロフィールが“盛りすぎている”
婚活ではプロフィールが入り口です。ですが、美咲さんのプロフィールは完璧すぎました。
- 趣味：料理、旅行、ジム、資格勉強
- 休日：アクティブに動くか、家で読書
- 自己紹介：仕事もプライベートも充実しています！
これ、実は男性が「距離を感じるプロフィール」の典型。
心理学では“印象管理をしすぎる人は近寄りがたい”と判断されがちなんです。
男性は、完璧な女性より“話しかけやすい女性”を選びやすい傾向があります。
▼失敗原因②：メッセージが文章だけで“硬い”
美咲さんのメッセージはとても丁寧でした。しかし、それが裏目に出ていました。
例：
「ご連絡ありがとうございます。お仕事お疲れさまです。私は本日は掃除や買い出しをして過ごしておりました。」
これでは日記のようで温度が低い。
おまけに“真面目すぎる印象”が強くなります。
男性は、文章から「楽しい」「気軽」「話しやすい」を感じたい生き物です。
婚活の経験が長い男性ほど、硬い文章を見た時点で「合わない」と判断してしまいます。
▼失敗原因③：会話が全て“正しさ”に寄っている
美咲さんと話していて、すぐ気づいた癖があります。
それは、全ての会話に“結論”を求めてしまうこと。
例えば、男性が「最近仕事大変でさ」と言うと、
「そういう時って仕事の回し方を変えたほうがいいですよね」
と、突然アドバイスを始めてしまう。
男性が欲しいのはアドバイスではなく、共感や感情の共有。
心理学では、これを「関係構築より問題解決を優先する癖」と呼び、特にキャリア女性に多い現象です。
これらの小さなズレが積み重なり、“出会っても続かない”という結果になっていました。
■アラフォー女性が陥る「出会いを自分で潰す」行動5つ
①理想の男性像がアップデートされていない
若い頃の“モテた記憶”が残っていると、当時相性の良かったタイプを無意識に求めてしまいます。
しかし、40代になれば生活リズムも価値観も大きく変わります。過去の理想が今の自分と合わないことはよくあるのです。
②マッチングアプリの“正しい使い方”を知らない
プロフィール設定、メッセージの温度、写真の選び方…
この3つがズレていると、どれだけ本気でも出会えません。
③自分が“選ぶ側”のつもりで婚活してしまう
アラフォー女性に多いのが、「合う男性がいない」という視点。
しかし、婚活は“選ぶ”だけでは成り立ちません。
「相手からも選ばれる」視点が欠けると、必ず迷走します。
④完璧に見せようとしすぎる
自信のなさを隠すために、プロフィールも会話も“完璧”を目指しすぎてしまう。
しかし、完璧な人は近寄りにくいのです。
⑤会話が“説明”になりすぎる
男性が求めているのは感情のやり取り。
説明ばかりの会話は、「なんか疲れる」と思われてしまいます。
■心理学から見る「出会えないアラフォー」の共通点
婚活の現場で見ていると、出会えない女性のほぼ全員に共通する心理があります。
それは、
「自分を守りながら婚活している」
ということ。
・否定されたくない
・傷つきたくない
・不安な姿を見られたくない
この気持ちは痛いほどわかります。しかし、守りに入ると、表情も会話も硬くなり、相手に“距離”を感じさせます。
この心理状態では、どれだけ出会っても関係が深まりにくいのです。
■では、出会えるアラフォー女性は何が違うのか？
出会いが続く女性には、3つの共通点があります。
①感情を素直に表現できる
「嬉しい」「びっくりした」「大変だね」
こうした感情のリアクションを自然に出せる女性は、男性にとって非常に話しやすい存在となります。
②完璧を目指さない
自分をよく見せようとせず、自然体で話せる女性は、男性の心を一瞬でほぐします。
③“ジャッジ”しない
「この人はなし」
「もっと良い人を探そう」
この判断が早い人ほど出会いが続きません。
逆に、軽く受け入れる柔軟性を持っている女性は、チャンスが倍増します。
■Q&A：アラフォー婚活の悩みにズバリ回答（前半）
Q1：40代になるとやっぱり不利なんですか？
A：不利になるのは「年齢」ではなく「雰囲気」と「会話の癖」。
実際、40代で半年以内に成婚している女性はたくさんいます。
Q2：どこで出会えばいいのかわかりません。
A：現代はネット婚活が圧倒的に効率的。
アプリ・相談所・オンライン婚活、いずれも“使い方”次第で結果は大きく変わります。
Q3：自信がないまま婚活しても大丈夫ですか？
A：大丈夫です。自信は“結果”として後からついてくるもの。
最初から完璧である必要はありません。
ここまでが前半パートです。後半では、さらに深い体験談の続きや、
- アラフォー女性が“本当に出会えるようになる方法”
- 感情を動かす会話術
- 成功した女性に共通する行動パターン
- 残りのQ&A
などを詳しく解説します。
はじめに：アラフォー婚活の“出会えない”悩みは本当に増えている
「結婚したいのに出会えない」。
アラフォー女性からの相談で最も多い悩みがこれです。
そして多くの方が抱えるこの悩み、実は“単なる相手不足”ではなく、心理・行動・思い込みが複雑に絡み合った問題でもあります。
筆者は40代女性を中心とした婚活サポートを10年以上続けていますが、リアルの出会いが減り、ネット婚活が主流となった今、出会いの形そのものが変質しています。
今回は、現場で見てきた「アラフォー婚活の本音と失敗談」、そして「心理学的分析」「改善の会話術」まで赤裸々にまとめました。
アラフォー婚活で出会えない本当の理由とは？
「自分の市場価値を正確に理解できていない」——これは婚活現場で本当によく見る典型パターンです。
ここでいう市場価値とは魅力の優劣ではなく、“相対的な需要と供給” の問題です。
心理学的視点：理想形成のズレが起きる理由
アラフォーになるまでに積み重ねた経験や価値観は素晴らしい財産ですが、その一方、心理学的には「確証バイアス」が強まりやすい年齢とも言われます。
「私は◯◯な人と合う」
「このレベルの男性でないと無理」
といった“自分で作った理想像”が強化されるのです。
ただ、この確証バイアスが厄介で、
●自分に合う相手を客観的に判断できなくなる
●素敵な人がいても脳が勝手に除外してしまう
という状態を引き起こします。
これが、婚活の難易度を大きく上げてしまうのです。
体験談：42歳女性・「私は普通の人でいいのに」の落とし穴
42歳のAさんは、初回相談でこう言いました。
「全然高望みしてないのに、なぜかマッチングしないんです」
ところがプロフィールを詳しく聞くと、
希望条件は「年収500万以上・大卒・優しい・清潔感あり・身長170cm以上」。
客観的には決して“普通”ではありません。
Aさんが悪いわけではありません。
ただ、心理学的に「普通」という言葉は“自分が慣れている基準”を指しがちで、多くの場合市場平均より上になります。
その後、価値観をすり合わせ、希望条件を少し見直し、プロフィールと会話術を改善した結果、3ヶ月で真剣交際が成立しました。
ポイントは、「普通」の基準を一度外して整理したこと。
これだけで世界が変わる人は多いです。
出会いがないアラフォーが陥りがちな“勘違いパターン”
1. 出会いが少ない＝出会いの場が少ない ではない
実は、ネット婚活が主流となった今、出会いの数自体は増えています。
ただし、“出会いの質”が読みにくくなったのも事実。
アラフォー女性の多くは「会ってから判断する」タイプですが、ネット婚活では「会う以前の文章」で印象が決まる割合が極端に高いのです。
ここで重要になるのが、会話術と文章術。
特にメッセージの段階で“空気”を掴むコミュニケーションが必須です。
2. 仕事では通用する会話スキルが婚活では通用しない
キャリアのある女性は仕事の会話が得意ですが、婚活ではその強みが逆に“距離感を作る”ことがあります。
心理学的には、婚活初期に求められるのは「自己開示のバランス」。
このバランスが崩れると、どれだけ美人でも会話術が高くても男性の心が離れます。
悪い例：
・職場のマネジメント話が多い
・正論で返しがち
・完結すぎる返事（ビジネス文体）
良い例：
・笑い話を一つ入れる
・自分の弱みも可愛いレベルで開示
・相手の話に“感情”で反応する
婚活はコミュニケーションのジャンルそのものが違うのです。
会話術：アラフォー女性が“好印象を作る”鉄板テクニック
1. 男性が最も反応するのは「共感＋小さな自己開示」
心理学的には、人は「相手の弱さ」に安心感を覚えます。
アラフォー女性は人生経験豊富でしっかり者に見られがちなので、あえて“ゆるい弱さ”を見せた方が好感度が上がります。
例文：
「方向音痴で、初デートの時迷ってたら笑ってくださいね（笑）」
こうしたユーモアは効果抜群です。
2. ネット婚活の会話は「写真＋プロフィール＋会話」の三点セットで決まる
プロフィールが堅いと会話も堅くなる。
写真が暗いと話題が広がらない。
会話が業務連絡だと次に進まない。
この3点は連動しているため、どれか一つを改善するだけでも成功率が上がります。
Q&A（前半）
Q1. 本当にアラフォーの婚活は厳しい？
厳しいと感じるのは自然ですが、実際には“戦略のアップデート”で改善します。
特に会話術とプロフィール修正は即効性があります。
Q2. 出会えない理由が自分でもわからない…。
ほとんどの人がそうです。
理由は自分では気づきにくく、外部の視点が入ると一気に改善するのが婚活の特徴です。
Q3. 条件を妥協しないと結婚できませんか？
妥協ではなく“優先順位の整理”が正解です。
「自分の幸せに本当に必要か？」を一つずつチェックしていくと、無理な妥協は不要になります。
後半：アラフォー婚活がうまくいく人・いかない人の決定的な違い
ここからは、現場の婚活カウンセラーとして「実際に結果が出た人の行動」、そして「失敗を繰り返した人の共通点」を、赤裸々にまとめていきます。
年齢ではなく、行動の違いが出会いの質を左右しているという現実を、具体的にお伝えします。
1. うまくいく人は“出会い方”を定期的に見直す
アラフォー婚活では、昔の「ご紹介」「合コン」「職場恋愛」だけに頼ると出会いは激減します。
逆に成功している人ほど、半年単位で婚活の方法をアップデートしています。
例：
・マッチングアプリで写真を入れ替える
・プロフィール文を3ヶ月ごとに更新
・婚活パーティもテーマ別を試す
・オンライン相談所を併用する
行動の幅を広げるほど「相手が変わる」だけでなく「見られ方が変わる」ため、出会いの質が一気に変化します。
2. 失敗する人ほど“同じ行動をし続ける”
心理学では「現状維持バイアス」と呼ばれ、変えたくない気持ちが強いほど、行動が固定化されます。
特にアラフォー女性は「今までのやり方でうまくやってきた」という成功体験があるため、婚活でも同じ手法に安心してしまいがちです。
しかし、婚活は“相手あってのこと”。
環境が変われば、方法も変える必要があります。
赤裸々な失敗談：45歳・Bさんのケース
Bさんは非常に魅力的な女性で、仕事も成功しており、話も知的で品がありました。
しかし、交際が続かず、男性からのフェードアウトが多いタイプ。
初回相談で彼女は言いました。
「男性って、最初は食いつくのに急に冷めます。私が何か悪いんでしょうか？」
メッセージ履歴と会話内容を確認したところ、ある“特徴”が浮き彫りになりました。
Bさんの“男性が引くパターン”
1. 仕事の話が中心になりがち
たとえば、相手が軽く仕事の愚痴を言ったときも、Bさんは「改善の提案」を返してしまうタイプ。
男性は最初の段階では「解決」より「共感」を求めるため、距離を感じてしまうのです。
2. 感情表現が控えめ
笑顔は多いものの、相手の言葉に対して「それは良かったですね」など事務的な返答が多く、恋愛の空気が作れませんでした。
3. デート後のフォローが淡白
「本日はありがとうございました」だけで終わる…。
事務メールではなく、感情の余韻を伝える一言が欠けていたのです。
改善後の変化
Bさんには「共感→感情→軽いユーモア」の三段階会話術を提案しました。
例：
「その話、すごく頑張ったんですね。（共感）
私までなんだか嬉しくなっちゃいました。（感情）
次また聞かせてもらったら、今度は私も頑張れそうです（笑）。（ユーモア）」
たったこれだけで、男性の反応がガラッと変わりました。
結果、3ヶ月後には真剣交際へ。
「感情を“少し”足すだけでこんなに違うんですか？」と本人も驚いていました。
アラフォー婚活の“成功パターン”を心理学で読み解く
アラフォー世代は人生経験が豊富で、相手の本質をよく見ようとします。
その良さを婚活に活かすには、次の心理学要素が非常に重要です。
1. “レジリエンス（回復力）”の高さが婚活成功率を上げる
恋愛や婚活はどうしても小さな挫折が続きます。
ここで、落ち込みすぎず、切り替える力＝レジリエンスが高いほど成功率が上がることが研究でも示されています。
アラフォー女性は本来レジリエンスが強い傾向があり、活かさない手はありません。
2. “選択のパラドックス”を回避できる人は強い
選択肢が多すぎると、人は逆に決められなくなるという心理学の法則です。
現代のネット婚活はまさにこれ。
アラフォー女性の多くが「もっと良い人がいるかも」に疲れ果ててしまいます。
対策はシンプルで、3人前後まで絞って深く知る。
このほうが幸福度が高いといわれています。
3. “自己肯定感の質”を整えると魅力が一気に上がる
自己肯定感には「状態」と「行動」による2種類があります。
●状態の自己肯定感： 私は価値がある
●行動の自己肯定感： 行動に対して小さな成功体験を積むことで育つ
婚活では、特に「行動の自己肯定感」が重要です。
会話が少し続いた、メッセージが丁寧だった、写真を変えた——こうした小成功を積み上げることで魅力が自然とにじみ出ます。
アラフォー婚活の核心：出会えないのは“人がいない”ではなく“方法が合っていない”
婚活の現場では、出会いがないと言いながら、実は“方法”が合っていないケースが圧倒的多数です。
・写真の雰囲気が硬い
・プロフィールが自己PRではなく自己紹介になっている
・会話術が仕事モード
・条件が「普通」の皮を被った高望み
・メッセージが淡白で恋愛の温度がない
これらを改善するだけで、出会いは驚くほど変わります。
Q&A（後半）
Q4. 会話が続かず、沈黙が怖いです。どうしたら？
沈黙は“間”として使えば魅力になります。
おすすめは「質問ストック」を3〜5個作ること。
そして沈黙が来たら「私ね、こういう時ちょっと緊張しちゃうんです」と可愛く言えると、男性は逆に安心します。
Q5. 年齢が気になって積極的になれません。
年齢を気にしすぎると魅力が半減します。
アラフォーならではの落ち着きや人生経験は強力な武器。
「年齢のせい」ではなく「行動次第」で結果は変わります。
Q6. デート後のフォローって何を書けばいい？
「楽しかったです」だけだと弱いので、
●具体的な感情＋相手が喜びそうな一言
を添えてください。
例：
「今日の◯◯の話、意外すぎて笑っちゃいました。また聞かせてくださいね」
Q7. 条件を下げたくないのですが…。
下げる必要はありません。
ただし、条件は「交際後に得ればいいもの」と「最初から必要なもの」に分けてください。
後から育つ条件を最初に求めすぎると機会損失が大きくなります。
まとめ：アラフォー婚活は“戦略と会話術”で大きく変わる
結婚したいのに出会えない——その原因は、
あなたの魅力ではなく“やり方のミスマッチ”かもしれません。
・会話術を婚活仕様にアップデート
・プロフィールを定期的に見直す
・心理学的な思い込みを外す
・行動の自己肯定感を育てる
これらを実践すれば、アラフォーだからこそ“深い関係につながる出会い”が必ず増えます。
焦らず、でも戦略的に。あなたの人生は、これからいくらでも動かせます。