アラフォー女性が選ばれにくい理由は年齢ではなく●●だった

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2025.11.27

アラフォー女性が選ばれにくい理由は年齢ではなく●●だった

こんにちは。アラフォー婚活を中心に10年以上サポートしてきた婚活カウンセラーです。今回は、実際に私のもとに寄せられた“かなり赤裸々な相談”と、それに対する心理学的解説、さらに現場で使える会話術・改善方法をまとめてお届けします。

ネット婚活が当たり前になり、出会いの幅が広がった一方で、アラフォー女性からは「なぜか選ばれない」「メッセージが続かない」「実際に会った後にフェードアウトされる」といった切実な声が増えています。

今回の記事は、表面的なマスコミ向けの“きれいごと”ではなく、現場で見たリアルをありのままに書きます。読んで少し胸が痛くなる部分もあるかもしれません。でも、その痛みこそが婚活成功への大事なステップです。

■アラフォー女性が選ばれない本当の理由は「年齢」ではない

まず断言します。アラフォー女性が婚活で選ばれにくい理由は“年齢そのもの”ではありません。もちろん、若い女性を好む男性が一定数いるのは事実です。しかし、10年以上の現場経験から言い切れるのは、「アラフォーでも選ばれる女性は普通に選ばれていく」ということです。

では、何が違うのか?
答えはシンプルで、そして多くの女性が気づいていません。

アラフォー女性が選ばれにくい最大の理由は、「会話の癖」と「心理的距離の取り方」がズレていること。

特にネット婚活では、このズレが致命的になりやすいのです。

■【体験談】“私は悪くないはず”…そう思い込んでいた41歳女性のケース

ここからは、私のもとに寄せられた匿名相談をベースにしたリアルな体験談です。少し長めですが、あなた自身の婚活を見直すヒントが必ずあります。

▼相談者:41歳・事務職・婚活歴3年

「プロフィール写真もキレイに撮り直したし、正社員で収入も安定しているのに、なぜか男性から選ばれません。会えば絶対に印象は悪くない自信はあるのに、デート後に音信不通になります。」

彼女は真面目で努力家。しかし、初回面談のときに私はすぐに気づきました。

▼原因①:会話の“正しさ”を重視しすぎる

彼女はとてもロジカルで、会話の中で「正解」を探そうとするタイプ。
例えば、男性が「最近、仕事忙しくてさ」と言えば、

「忙しいのは段取りの問題じゃないですか?」

と“正しい指摘”をしてしまう。

心理学的に、人は「自分を否定される」と感じた瞬間、相手との距離を取りたくなるものです。これは年齢関係なくNGです。

▼原因②:男性に“採点されている”と思い込む

デート中も自己防衛が働き、

「この話でマイナスにならないかな…」
「今の返しで好印象だったかな?」

と常に自分をチェックしてしまう。

この“自意識過剰モード”は、相手に不思議と伝わります。表情が固まり、会話が浅くなるため、男性は「距離がある」と感じてしまうのです。

▼原因③:理想を「隠れた基準」で測ってしまう

彼女は表向き、

「見た目は普通でいいです、年収も平均あればOK」

と言っていました。しかし、マッチングした男性を見せてもらうと、明らかにスタイルが良くて清潔感のあるハイスペ系ばかり。

これは、アラフォー婚活で最も多い“無自覚な高望み”。
本人は「普通」を望んでいるつもりでも、基準が20代の頃のままなのです。

■男性が感じる「話しづらい女性」は年齢に関係なく選ばれない

ここでカウンセラーとしての視点を正直に言います。

婚活市場では、会話しやすい女性は確実に選ばれます。

逆に、会話がぎこちない、反応が固い、否定的…という雰囲気が少しでもあると、男性は自然と距離を取ります。

そのとき男性が表向きに言う理由は、

  • 価値観が合わなかった
  • 忙しくなった
  • 他に進展しそうな人がいる

といった無難なもの。でも、実際には、

「この女性とは一緒にいても心が休まらなさそう」

という感覚が原因になっていることがほとんどです。

■心理学的に見る「選ばれやすい女性」の特徴とは?

心理学の「自己開示理論」によれば、人は相手が心を開くと、自分も自然と心を開きます。
つまり、選ばれる女性は次の特徴があります。

  • 自分の弱さや失敗も少しだけ出せる
  • 相手の話に“感情”で反応する(共感・驚き・笑い)
  • 会話に正解を求めない
  • 相手に安心を与える雰囲気がある

逆に、アラフォー女性に多い“選ばれにくい癖”は、

  • 会話が説明調になる
  • 自分を良く見せようとしすぎてしまう
  • 相手を無意識にジャッジしてしまう
  • 本音を隠して距離を取る

この差こそが、年齢以上に大きな壁となっているのです。

■男性心理から見た「一緒にいたくない会話」の典型例

男性は言語化が得意ではありません。だから、女性が気づかぬうちにやってしまいがちなNG会話があります。いくつか例を挙げます。

▼NG①:説教・アドバイス口調になる

男性「最近仕事で疲れてて…」
女性「それは効率悪いんじゃない?」

男性はアドバイスを求めていません。共感を求めています。

▼NG②:相手のペースを奪う質問

女性「なんで結婚してないの?」
男性「……」

これ、実は男性が最も苦手な質問。
「あなたに説明する義務はない」という無意識の反発が生まれます。

▼NG③:自己評価を下げる話を連発する

女性「私なんてもう若くないし…」

男性からすると「フォローしなきゃいけない雰囲気」がしんどく感じることがあります。

■選ばれるアラフォーになるための“会話術”3つ

現場で即効性があると証明されている方法をお伝えします。

①「共感→質問→感情」の順番を守る

男性「最近忙しくてさ」
女性「そっか、大変なんだね(共感)。どんな感じで忙しいの?(質問)」
男性「○○の案件が多くて…」
女性「それはプレッシャーだね、頑張ってるんだね(感情)」

この3ステップは心理学的に非常に強力。
男性は「この女性、わかってくれる」と感じます。

②“自分の弱さ”を1割だけ見せる

女性「あ、私もプレッシャー弱いからわかるかも(笑)」

この「小さな弱さの自己開示」が距離を一気に縮めます。

③会話の目的を“正しさ”から“楽しさ”に変える

婚活の初期段階では、価値観チェックよりも感情の共有が圧倒的に重要です。
楽しい時間を作れる人は、ほぼ必ず次に選ばれます。

■Q&A:アラフォー婚活のリアルな悩みにズバリ回答(前半)

Q1:年齢的に不利だと感じてしまいます…。

A:不利なのは“年齢”ではなく“会話の雰囲気”。
実際、43歳で成婚した女性は、男性から「一緒にいて気楽だった」と言われています。

Q2:初回デートで何を話せばいいかわかりません。

A:「共感→質問→感情」の3ステップを守るだけで印象は劇的に変わります。
話題よりも“やり取りのリズム”のほうが何倍も重要です。

Q3:ハイスペ男性ばかりに惹かれてしまいます。

A:それは自然なこと。でも、基準を“スペック”に置くと永遠に選ばれません。
自分が「安心できる相手」を基準にすると婚活が急にスムーズになります。


ここまでが前半パートです。後半では、

  • さらに赤裸々な体験談の続き
  • 成婚したアラフォー女性のリアルな成功パターン
  • 残りのQ&A
  • 今日から使える“具体的な改善ロードマップ”

を詳しく解説していきます。

■【体験談・後半】「またダメだった…」から逆転した41歳女性の変化

前半で紹介した41歳の相談者さん。実は、この後に大きな転機がありました。

まず、彼女が改善したのは「会話の目的」。
それまでは、“相手に気に入られるかどうか”という不安で会話が固まっていました。しかし、セッションを重ねる中で、彼女はこう言ったのです。

「私、相手がどう思うかばかり考えて、全然楽しめてなかったです。」

ここが婚活のターニングポイントでした。
婚活は、面接でもオーディションでもありません。
“人としての相性”を確認する場です。

そこから彼女は「正しさよりも楽しさ」をテーマに変え、デート前には自分にこう言い聞かせるようになりました。

「今日は採点されるんじゃなくて、一緒に楽しい時間を作る日。」

この小さなマインドチェンジが、彼女の会話のトーンを柔らかくし、相手の男性の表情も目に見えて変わっていきました。

▼成功のきっかけは“たった一つの自己開示”

ある日のデートで、彼女はこんな話をしました。

「私、仕事のプレッシャーがあるとすぐ顔に出ちゃうんです(笑)若い子は余裕ある感じで、羨ましい時もあって。」

これは、弱さの自己開示。
しかし、その直後の男性の反応は想像以上でした。

男性「わかる!俺も結構不器用で…」

これを心理学では“ミラーリング効果”と言います。
相手が自分の弱さを見せると、「自分も出していいんだ」と感じる現象です。

この日を境に、二人の距離は一気に縮まりました。

そして3ヶ月後、彼女はその男性と真剣交際へ。
最初の面談で見せていた“必死さ”や“固さ”は完全に消え、本人も「こんなに婚活が楽しくなるなんて」と驚いていました。

■男性が“選びたくなるアラフォー女性”の特徴5つ

現場の男性から直接聞いた声をもとに、選ばれる女性の共通点をまとめました。

①会話に余白がある

男性は緊張しやすい生き物。
一問一答のような圧迫感のある会話よりも、笑顔でゆるい反応をしてくれる女性が好まれます。

②否定しない・ジャッジしない

「それは違うと思う」「普通はこうじゃない?」
これらは男性を最も遠ざける言葉。

③“感情”でリアクションができる

「え〜それ大変だね」
「すごいじゃん!」
こういう言葉は、男性にとって魔法のように効きます。

④自己開示が適量

弱さを少しだけ見せると一気に距離が縮まります。ただし、やりすぎて“ネガティブの押し売り”にならないように注意。

⑤男性をリラックスさせる雰囲気を持っている

結局、男性が求めているのは「一緒にいて楽で、安心できる女性」。
これは年齢とは関係ありません。

■【心理学】なぜアラフォー婚活はうまくいきにくいのか

アラフォー婚活が難易度を上げやすい理由は、年齢ではなく“心理的要因”にあります。

▼理由1:過去の傷が「自己防衛」を強める

過去の恋愛経験や失敗により、心が「守り」に入ってしまう状態。
この自己防衛が会話を固くし、相手との距離を縮めにくくします。

▼理由2:若い頃のモテ基準が脳内に残っている

脳は変化を嫌う性質があります。
20代の頃にモテた経験があると、その基準が無意識に残ったままになります。

▼理由3:生活リズムが完成しすぎている

相手に合わせるのがしんどくなり、柔軟性が低下します。
婚活では適度な柔らかさが必要です。

■今日からできる改善ロードマップ(実践編)

ここでは、私が実際に会員さんに渡しているアクションステップを公開します。

【ステップ1】会話で“感情ワード”を3つ入れる

・嬉しい
・びっくりした
・大変だね
この3つだけで、男性との距離は驚くほど縮まります。

【ステップ2】弱さの自己開示を1割だけ

例:「私も緊張しやすいから、ちょっとドキドキしてます(笑)」

【ステップ3】相手をジャッジする癖をやめる

無意識に男性を採点してしまう癖を、まずは自覚すること。

【ステップ4】プロフィール写真を“自然体”に寄せる

バリバリに盛った写真より、軽く微笑んだ柔らかい表情の方が男性受けは良いです。

【ステップ5】デート後に“正しさチェック”をしない

「あの返しは正しかった?」「失敗したかな?」
と振り返るのをやめてください。
婚活は会話のテストではありません。

■Q&A:アラフォー婚活のよくある悩みにズバリ回答(後半)

Q4:男性に「重い」と思われるのが怖くて本音を出せません。

A:本音を全開にする必要はありません。
1割だけ見せる自己開示が効果的。
男性は“全部”を求めていません。“少しだけ”が丁度いいのです。

Q5:やり取りが続かないのですが、何が原因ですか?

A:原因の8割は「会話の温度差」です。
とくにアラフォー女性は、文章が丁寧すぎて距離が縮まらないことが多いです。
軽めの絵文字や柔らかい表現を入れるだけで関係が保ちやすくなります。

Q6:デート後にフェードアウトされます。

A:ほぼ確実に“安心感不足”が原因です。
男性は将来を考えるとき、
「この人といたらずっと楽かな?」
を基準に判断します。
会話を楽しむ方向に意識を置くだけで結果が変わります。

Q7:理想を下げるって、妥協しろという意味ですか?

A:いいえ。
“スペック基準”を減らして“相性基準”に変えるだけです。
むしろ、この変化が幸せな結婚を最も作ります。

Q8:婚活が長引いて自信がなくなっています…。

A:自信は結果でしか回復しません。
だからこそ、小さな成功体験(共感がうまくいく・返信が続くなど)を積み上げることが最重要。

■まとめ:アラフォー女性が選ばれにくい理由は“年齢”ではなく●●

この記事の結論を最後にまとめます。

  • 選ばれない原因は「年齢」ではない
  • 最大の理由は“会話の癖”と“心理的距離の取り方”
  • 弱さの自己開示が男性との距離を縮める
  • “楽しい会話”を作れる女性は確実に選ばれる
  • 心理学と会話術を使えば状況は必ず変わる

アラフォー女性は、実は“落ち着き”や“余裕”という大きな魅力を持っています。
その魅力を会話と雰囲気で自然に出すことができれば、婚活は劇的に変わります。

あなたの婚活が今日から変わることを心から願っています。

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