バツイチ・シングル女性の婚活必勝法――再婚でも理想のパートナーを掴むには【前半】
こんにちは。アラフォー女性を中心に、再婚・初婚ともにサポートしている婚活カウンセラーです。
この記事では、バツイチ・シングルの女性が「再婚したいけど怖い」「子どもがいるから無理だと思っている」「もう恋愛なんてできない気がする」そんな不安を抱えながら婚活を始めたときに必ずぶつかる“現実”と、それを乗り越えて幸せな結婚にたどり着くための“具体的な戦略”をまとめています。
雑誌やテレビで語られるきれいごとではなく、実際の現場で女性たちが涙した瞬間、失敗談、やらかしてしまった赤裸々なエピソードまで、包み隠さずお届けします。
そして今回は、心理学の視点を交えながら「再婚だからこそ成功しやすいポイント」「アラフォー女性の強み」「会話術」「男性心理のリアル」など、現場で効果があったテクニックも紹介します。
バツイチ女性の婚活は、実は“初婚より成功しやすい”理由
まず驚くかもしれませんが、バツイチ女性の婚活は、実は初婚より成功しやすい傾向があります。
理由は3つ。
- 結婚生活のリアルを知っているため、地に足のついた恋愛ができる
- 男性側も「結婚経験がある=生活力がある」とポジティブに捉えるケースが多い
- “若さ”より“安定感・安心感”を重視する男性が増えている
特にアラフォー男性は、結婚経験者の女性を好むケースが多いのです。彼らが女性に求めるのはキラキラした恋愛ではなく、「日常を一緒に過ごせる相手」。
バツイチ女性は、まさにそこを理解しているので、相性が抜群に良いのです。
■体験談:43歳シングルマザーDさん「バツイチで子どもがいる私は、男性に選ばれないと思い込んでいました」
彼女は離婚後7年間、ずっと恋愛を避けてきました。理由は…
- 子どもが最優先で恋愛する余裕がない
- 自分を“欠けた存在”だと思っていた
- 再婚したいと言えない自分が情けない
しかし、初めてオンライン婚活の相談に来てくれたとき、彼女は涙ながらにこう言いました。
「一生一人でいいって思ってたけど、本当は一人が辛かった」
この言葉を聞いた瞬間、私は確信しました。
「この人は、まだ幸せを諦めていない」と。
最初はプロフィールもぎこちなく、自信のなさが溢れていましたが、半年で理想の男性と出会い再婚。
今では「もっと早く動けばよかった」と笑っています。
バツイチ・子持ちというステータスは“弱み”ではありません。
それを正しく伝えれば“強み”にもなるのです。
バツイチ女性が婚活で失敗しやすい3つの落とし穴
①「私なんて…」の自己否定がにじみ出てしまう
再婚希望の女性の多くが抱えやすいのが“過剰な自己否定”。
心理学では「スキーマ」と呼ばれる深い思い込みによって、自信が表情や言動に出てしまうのです。
・必要以上に謝る
・褒められても否定する
・過去を長々と説明しようとする
これらは男性から見ると、「まだ過去に囚われている人」という印象になってしまいます。
②過去の結婚生活を比較してしまう
バツイチ女性の多くがやってしまうのが、“元夫との比較”。
比較してしまう気持ちは理解できます。しかし会話の中で…
- 「元夫はこうだった」
- 「前の結婚ではこうだった」
こんな言葉が頻繁に出ると、男性は一気に警戒します。
心理学的にも、「比較される側は必ず不利」になるという法則があります。
③初婚の頃と同じ感覚で婚活してしまう
アラフォーの再婚は、20代の“恋愛ベース”では成功しません。
必要なのは、「生活」「価値観」「安定」のすり合わせです。
会話の方向性も、トキメキより“安心感”を重視した方が圧倒的にうまくいきます。
再婚女性のための“武器になる会話術”
ここからは、実際にアラフォーのバツイチ女性が使って効果があった“会話テクニック”を紹介します。
◆1. 最初の出会いでは「重たい話」を絶対にしない
離婚理由や元夫の話、子どもの詳細などは初回では絶対にNGです。
初回で必要なのは“人柄の確認”。
あなたがどんな人間で、どんな感覚で生きているのか。
そこが伝われば十分です。
◆2. 弱みを小出しにする「スモール自己開示」
再婚女性が好印象を持たれるのは、「強さと脆さのバランスが魅力的だから」です。
おすすめは、弱みをほんの少しだけ出す方法。
例:
「緊張しやすいので、ゆっくり話せたら嬉しいです」
「実は一度失敗してるので、丁寧に関係を育てたいなと思っています」
このような“等身大の弱み”は、男性の心を一気に開かせます。
◆3. 男性の話を「肯定・要約・質問」の流れで受け止める
会話がうまくいく女性は、この3ステップを自然に使っています。
男性:「最近ランニング始めたんです」
女性:「すごい、健康意識高いんですね(肯定)」
「仕事のストレス解消とかにもなるんですか?(要約)」
「どれくらい走ってるんですか?(質問)」
この流れは、心理学でいう「能動的傾聴」。
男性の安心感が爆発的に高まります。
失敗談:バツイチ女性が“無意識に”やってしまうNG行動
ここでは、実際にあった赤裸々な失敗談を紹介します。
◆失敗談1:最初のメッセージで離婚理由を語ってしまう
ある相談者Eさんは、誠実さを見せたくて、自己紹介文に「離婚理由」「反省点」「今後の理想」などを長文で書いてしまいました。
結果…男性からの返事は激減。
理由は単純で、男性は「まだ過去の整理がついていないのでは?」と感じるからです。
誠実さは大事。しかし伝える順番を間違えると逆効果になるのです。
◆失敗談2:初デートで子どもの話をしすぎてしまう
シングルマザーのFさんは、子どもが大好きで、普段から子育てに全力。
その気持ち自体は素晴らしいのですが、初回のデートは大部分が子どもの話に。
男性は「恋愛ではなく保護者会に来た気分だった」と感じ、2回目につながりませんでした。
子どもの話は「軽く触れる程度」に留めるのが正解です。
バツイチ女性の婚活Q&A【前半】
Q1. バツイチでも婚活アプリで出会えますか?
出会えます。むしろ再婚目的の男性はアプリに多いです。「離婚歴=重荷」と考える男性は、今はほとんどいません。
Q2. 子どもがいると婚活は不利になりますか?
不利になるどころか、家庭的でしっかりした女性を求める男性にはむしろ好印象です。伝え方さえ間違えなければ強みにもなります。
Q3. 離婚歴はいつ伝えるべき?
初回で深掘りはNG。プロフィールや序盤で軽く触れ、詳細は関係が深まってからが最適です。
Q4. 元夫との比較をしてしまう癖がある…どう克服したら?
比較しそうになったら一度深呼吸し、意識的に「今目の前の相手に集中する訓練」をすること。心理学では“マインドフル会話法”が効果的です。
――ここまでが第1回(前半)です。
次回は「成功した再婚者の共通点」「より赤裸々な失敗談の深掘り」「さらに実践的な会話術」「Q&A後半」をお届けします。
成功した再婚者の共通点――アラフォーの再スタートを確実に形にした人は何が違う?
ここからは、私が実際にカウンセリングしてきた「再婚に成功したアラフォー女性の共通点」を、心理学の視点も交えて徹底的に深掘りします。
再婚は「ハードルが高い」と思われがちですが、実際には初婚より早く決まったというケースも多いんです。
なぜか?
それは、「痛み」や「失敗」を経験しているからこそ、恋愛に幻想を抱かない。
そして自分を客観的に見られる力が、自然と身についているからです。
成功者の共通点1:理想条件を“数値化”していない
成功者は、「年収700万」「身長175cm以上」などの“数字の条件”をほとんど言いません。
代わりに口にするのはこんな言葉です。
- 落ち着いて話ができる人
- 一緒に生活を整えていける人
- 不安に寄り添ってくれる人
- 子どもとの関係も自然に築いていってくれる人
心理学では、これを「関係性志向マインド」と言います。
“スペック”より“関係性の質”を重視することで、結婚後の満足度が圧倒的に高くなるんです。
成功者の共通点2:過去の結婚について「自責と他責のバランス」が取れている
離婚の原因を全部相手のせいにしてしまうと、次の恋愛でも同じ問題が繰り返されます。
逆に、自分だけを責めすぎてもメンタルが落ち込み、婚活のモチベーションが続きません。
うまくいった再婚者はほぼ例外なく、こんな視点を持っています。
「相手にも問題はあった。でも自分にも改善できる部分は確かにあった」
この「バランス感覚」が、次のパートナーシップを劇的に安定させます。
成功者の共通点3:婚活を“仕事のプロジェクト”として管理する
特にアラフォーの再婚者は、仕事もプライベートも忙しい。
そこで、成功者は婚活を“感情任せ”にせず、次のように戦略的に動いています。
- 毎日30分はアプリの返信時間にする
- 週に1回はオンラインデートを入れる
- 会った人の印象をメモに残す
- 自分の改善点を定期的に洗い出す
この「プロジェクト管理」ができる人ほど、再婚までの期間が短いんです。
赤裸々すぎる再婚“失敗談”――なぜこのパターンは破綻しやすいのか?
ここからは、かなりリアルで赤裸々な失敗談を紹介します。
再婚を目指すアラフォー女性がハマりやすい“地雷ポイント”を、心理学的に解析しながらお話しします。
失敗談1:元夫と比較してしまい、気づかぬうちに相手を傷つける
よくあるのがこれ。
「前の夫はもっとマメだったのに…」
「元夫ならこの程度は普通にやってくれた」
口には出していなくても、態度に出てしまう方が本当に多いんです。
特に男性は、パートナーと“前の男”を比べられることを極端に嫌います。
心理学では、これを「比較トリガー」と呼び、幸福度を激しく下げる要因とされています。
失敗談2:子どもを優先しすぎて、交際相手の心が折れる
子どもがいる女性に多いのが、相手の気持ちを置き去りにしてしまうパターン。
もちろん子ども優先は大事。
でも、次のような言動が続くと男性は不安になります。
- 急な予定変更が多すぎる
- 相手に相談なく判断してしまう
- 相手の存在価値を見いだせない
心理的には、男性側が「自分は必要とされていない」と感じ、距離を置くようになります。
失敗談3:アプリの“盛られた優しさ”を真に受ける
婚活アプリは、優しそう・誠実そうに見える男性が山ほどいます。
でも現場でよくあるのが、こんな落差。
- 付き合う前は毎日連絡 → 付き合ったら急に素っ気ない
- 「君と子どもを大事にするよ」→ いざとなると逃げ腰
- 優しい言葉だけ多い → 行動が伴わない
これは心理学で言う「印象操作」が働いている典型的なケース。
アプリ初期の優しさは“営業モード”と思っておくくらいがちょうどいいんです。
アラフォー再婚のための“実践的な会話術”――初対面で好印象をつかむ方法
ここからは、婚活の現場で即使える会話術をまとめます。
赤裸々な失敗談を受け、実際のデートやメッセージで役立つものだけに絞りました。
会話術1:「何を話すか」よりも「どう話すか」
アラフォー婚活では、話題の良し悪しより“温度感”が大事です。
次のポイントを意識するだけで、男性の態度は驚くほど変わります。
- ゆっくり話す(安心感が生まれる)
- 相手の言葉を一度受け止める(反射否定をしない)
- 表情を柔らかくする(非言語コミュニケーションの7割を占める)
会話術2:過去の離婚は「原因」ではなく「学び」として語る
NGな話し方:
「元夫がひどくて…」「私は裏切られて…」
好印象な話し方:
「辛い経験だったけれど、自分のコミュニケーションのクセに気づくきっかけにもなりました」
この言い回し、実は婚活男性に刺さる鉄板フレーズです。
会話術3:子どもの話題は“未来系”にする
重くならず、前向きな印象になるのが次の話し方。
「子どもが新しい環境に慣れてくれたら、私も新しいパートナーと安心して生活を整えていきたい」
男性は“役割を与えられる”ことで関係を自分ごと化しやすくなります。
Q&A後半――バツイチ・シングル女性の婚活の疑問にカウンセラーが本音で回答
Q5:子どもが懐かない場合、交際を続けるべき?
結論:焦る必要はありません。
子どもが新しい大人を受け入れるには、3か月〜半年かかるのが普通です。
大事なのは子どもと男性を「同時に親密にしようとしない」こと。
まずはあなた自身が、相手男性としっかり信頼関係を築くことが先です。
Q6:再婚相手に求める条件が多すぎる気がします…減らすべき?
条件は「絶対に譲れない3つ」までに絞りましょう。
多すぎる条件は、あなた自身が疲れる原因になります。
Q7:アプリで既婚者に騙された経験があり、男性不信です
真面目な男性は多いですが、見極めは確かに必要です。
おすすめは次の質問を最初の3日以内に聞くこと。
- 休日の過ごし方は?
- 家族とはどれくらい会っている?
- 仕事の繁忙期はいつ?
既婚者は答えが不自然になりやすく、返信テンポも変わります。
Q8:再婚だと相手の親に反対されそうで不安です
実際には、アラフォー婚では親の反対はかなり少ないです。
理由は、「安定した大人同士」の結婚だから。
もし不安なら、次のように伝えると相手の親も安心しやすいです。
「私の離婚経験を、次の家庭を大事にするための学びにしています」
まとめ――再婚は“ハンデ”どころか“強み”になる
アラフォーのバツイチ・シングル女性は、経験があるからこそ強い。
恋愛の痛みも、結婚生活の現実も知っている。
だからこそ、次の結婚はより豊かで温かいものになる確率が高いんです。
婚活はネットが主流になり、環境は10年前より圧倒的に有利。
あとは、あなたが再婚に向けて一歩踏み出すだけです。
次のパートナーは、きっとあなたの経験すべてを肯定してくれる人。
その出会いが、今日から動き始めます。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。

