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婚活サイトで無職?婚活サイトでも、医師や公務員の男性は人気。日常生活でチャンスがない人も、職業を選んで検索ができる婚活サイトならこのような男性とも出会えますよね。
ただ、婚活サイトでは「相手の職業がプロフィールと違っていた」というケースもあり得ます。ここでは、婚活サイトの特徴に触れながら、嘘のプロフィールにだまされないための方法を解説していきます。
婚活サイトで職業を偽ることは不可能ではない
医師や公務員といった職業を指定すれば、すぐにお相手の候補がヒットしてくるところは婚活サイトならではの便利さです。登録している会員数が多い婚活サイトなら、医師や公務員の男性の選択肢も増えるでしょう。
検索結果に表示された男性のリストを見て、思わず目移りしてしまうアラフォー女性もいるかもしれませんね。ただ、このような場合に1つ気を付けたいのがプロフィールの信ぴょう性です。
ヒットしてきた医師や公務員の男性に、嘘のプロフィールを登録している人が紛れている可能性があるのが婚活サイトの難しいところです。
婚活サイトは結婚相談所などのほかの婚活サービスと違い、誰でも簡単に登録ができるのが特徴になっています。料金もリーズナブルであり、入会や退会もいつでも好きなときに行えます。
こういった便利さは婚活サイトのメリットですが、会員のプロフィールのチェックについては結婚相談所のように厳密でないため少し注意が必要です。
婚活サイトでは、年齢などを確認するために身分証明書の提出を求めていることが多いです。ほとんどの場合、身分証明書は運転免許証で事足りるため、サイト側でも会員の職業の真偽まではチェックができないのが現実と言えます。
運転免許証には、氏名や住所、年齢などが記載されていますが、健康保険証と違って勤務先の名称までは書いてありません。運転免許証は保険証よりも情報量が少なく、職業の確認は困難です。
このような婚活サイトでは、自身の職業を偽る人も稀にいます。例えば、女性から人気を得たい男性は、無職であっても「医師」や「公務員」といった職業で登録をしてしまうケースがあるわけです。
さまざまな証明書類を提出しなければならない結婚相談所では、この手の嘘のプロフィールはすぐにバレてしまいます。
一方、婚活サイトでは何らかの形でボロがでない限り、嘘のプロフィールがバレる可能性は低くなります。婚活サイトで職業を指定して男性を検索するときは、こういったサービスの特徴も少し意識しておいたほうがよいかもしれませんね。
婚活サイトの書類提出は任意の場合が多い
一部の婚活サイトでは、身分証明書のほかに独身証明書や年収証明書などの提出を受け付けています。独身証明書は、本人が本当に独身であるかどうかを証明する書類です。
この書類は、住民票がある自治体の窓口で発行してもらえます。また、その人の前年度の収入が記載されているのが年収証明書です。
給与所得者であれば、勤務先から発行してもらう源泉徴収票などが年収証明書に該当します。確定申告書や納税証明書も、年収証明書として使える書類です。
結婚相談所の場合、男性会員の独身証明書や年収証明書の提出は半ば必須のことが多いです。一方、婚活サイトではこの手の書類の提出は必ずしも必要ではありません。
提出は基本的に任意の場合が多く、提出しなくてもサイトのサービスを利用することは可能です。ただ、独身証明書や年収証明書を提出すると、プロフィール欄などにその旨が表示されます。
「確認済み」などの表示が加わり、プロフィールの信ぴょう性がグンとアップするわけです。女性にとっても、証明書類で確認が済んでいる男性は何となく安心ができますよね。
未提出の男性よりも女性から好感をもってもらえることから、任意であってもこの手の書類を提出する男性は少なくありません。
独身証明書や年収証明書は、既婚者や無収入の男性を避けたいときの1つのチェックポイントです。ただ、こういった書類は職業を証明するものではありません。
源泉徴収票のように勤務先の名称が記載されている書類なら、ある程度は職業が特定できるかもしれません。しかしながら、確定申告書や納税証明書で本人の職業を証明するのは少し難しくなります。
確定申告書には職業や源泉徴収票の内容を書く欄がありますが、本人が税額や収入の部分だけをコピーして提出している場合、確認できるのは主に年収と税金の金額です。
納税証明書も、基本的に納付した税金の金額を証明する書類であるため、職業の確認には余り役立ちません。
嘘のプロフィールを見抜くポイント1「職業と年収のバランス」
「医師や公務員は嘘で実は無職だった」という男性に引っかからないためにも、プロフィールの内容は細かいところまでよく見ておきたいところです。
例えば、プロフィールに年収が紹介されているときには、金額などから本当に医師や公務員なのかをある程度確認できます。嘘のプロフィールにだまされたくない人は、医師や公務員の平均年収を調べておくとよいかもしれませんね。
本人の年齢と年収が合っているかどうかは、1つのチェックポイントです。
医師や公務員の年収は、年齢や勤務形態によって差があります。例えば、同じ医師として働いていても大学病院の医局に勤務している医師と、一般の病院の勤務医、開業医とでは年収が大きく異なります。
公務員の場合も、行政職と警察官、高等学校教諭などの現場の仕事が主になる職業では年収に若干の差があるのが現実です。
本人が自己紹介欄などで仕事のことに触れていれば、内容からどのような勤務形態で働いているかや仕事の種類などがわかるかもしれません。
本人の年収が平均年収と比べて多すぎる、または少なすぎるときには、何らかの理由がある可能性があります。このような場合は、慎重に判断をしたほうがよいでしょう。
年収が高かったり安定した給与がもらえたりする医師や公務員は、結婚相手を探す女性から注目されやすい職業です。そのため、無職でもこのような職業をついプロフィールに書いてしまう男性もいます。
実際、職業が「無職」である男性と「医師」や「公務員」の男性とでは、女性からのアプローチの数にも差がでることがあります。婚活サイトで自分のプロフィールを偽る男性は、このような女性の傾向を承知しているため、あえて嘘をつくケースが多いのです。
転職活動と婚活を同時に進めたい男性などは、軽い気持ちで嘘のプロフィールを書いてしまうこともあるかもしれません。たくさんの女性と付き合いたいがために、嘘のプロフィールで自分をアピールする人もいるため気を付けましょう。
嘘のプロフィールを見抜くポイント2「メッセージの内容やタイミング」
プロフィールの内容が本当かどうかは、メッセージの交換をするようになるとより判断しやすくなります。仕事の内容をさりげなく尋ねてみたり、勤務先についてちょっとした質問をしたりすれば、プロフィールの真偽を判断する手がかりが得られます。
詮索していると思われないように質問の仕方に注意をすれば、男性から警戒心を持たれてしまう心配もないでしょう。メッセージの交換の際に、お互いの仕事を話題にしてみるのも1つの方法です。
嘘の職業をプロフィールに書いた場合でも、年収などは比較的簡単にごまかせます。しかしながら、実際にその仕事に携わっていないと、次第に話のつじつまが合わなくなることも考えられます。
例えば、医療関係者であれば当然知っていることを相手が知らないときには、本当に医師であるかどうかが疑わしくなるでしょう。公務員の場合も、話のつじつまが何となく合わないときは疑いが生じてきます。
質問の答えをはぐらかすことが多い人は、自分のことを余り知られたくない場合がありますので要注意です。
行政職の公務員などは通常はカレンダー通りの勤務であり、土日祝日が休みになる週休二日制です。有給休暇や非番の日などを除いて、平日が休みになるケースは稀です。
したがって、メッセージがくるタイミングも平日のお昼休みや夕方以降、土日祝日になるケースが多いでしょう。平日の午前や午後などに頻繁にメッセージが届くようなときには、念のために相手の勤務形態などを確認しておいたほうがよいかもしれませんね。
このようなケースの場合、男性が勤務中に婚活をしている、もしくはまったく異なる職業についている可能性がでてきます。いずれにしても、本当に信用できる相手かどうかを冷静に見極める必要があるでしょう。
嘘のプロフィールを見抜くポイント3「服装」
実際に相手と会ってデートをする段階になれば、服装からもプロフィールの真偽をチェックできます。相手の職業を知るうえでも、服装は参考になる要素です。
どのような服装でデートに行くかはパーソナリティによっても変わりますが、特定の職業の人に多い特徴もいくつかあります。例えば、医師の場合はカジュアルなスタイルを好む人が思いのほか多いのが特徴です。
出勤の際にもカジュアルなパンツにポロシャツといったスタイルの人が多く、20代や30代の場合はデートの服装もスポーティーなスタイルが中心かもしれません。
また、公務員の男性も、デートの服装はカジュアルスタイルが定番と言えます。公務員の男性の場合、平日はきっちりとスーツを着用しなければならないため、休日は少しラフな服装をする人が多いようです。
嘘のプロフィールを書いている人は、このような医師や公務員に多いスタイルを真似ているか、もしくはまったく異なる服装をしている可能性があります。
例えば、「医師」と職業を偽る人に多いのが、高級に見えるアイテムを身につけて経済力をアピールするケースです。公務員と嘘をついている人は、休日でもカッチリとしたスーツを着用して堅い雰囲気を演出しているかもしれませんね。
いずれにしても、服装だけで嘘を見抜くことは難しいため、疑いがあるときには会話の内容なども参考にしながら判断をしていく必要があります。デートをすると、相手の雰囲気も少しずつわかってくるでしょう。
医師や公務員とプロフィールに書いてあっても、相手の雰囲気が職業にマッチしないときには少し注意が必要です。「社会的なマナーがまったく身に付いていない」などの気になる点がある場合は、慌てて交際を始めないほうがよいでしょう。
本当に医師や公務員として働いている人は、通常は人と接するときのマナーもしっかりと心得ています。「何となくおかしい」と感じるときは、自分の直感を信じることも大切です。
サポートがある婚活サイトなら比較的安心
男性の嘘のプロフィールにだまされたくない人は、利用する婚活サイトの選び方に工夫してみるのもよい方法です。評判がよい婚活サイトを選ぶのはもちろん、サービスの内容や提出する証明書の種類などを確認しておくと役立ちます。
婚活サイトは、一般的にカップルが自分たちでデートの約束をして親交を深めるスタイルですが、なかにはより踏み込んだサービスを提供してくれるサイトもあります。
例えば、デートのセッティングをしてくれたり、スタッフから個別にサポートが受けられたりする婚活サイトは、本気で結婚を考えているアラフォー女性からも人気です。
こういったサービスが受けられる婚活サイトなら、嘘のプロフィールを登録している男性会員に遭遇したとしても、被害が少なくなる可能性があります。
実際、相手のプロフィールに不審な点があるときや話のつじつまが合わないときには、サイトのスタッフに相談ができます。
スタッフからあらためてプロフィールの真偽をチェックしてもらうこともできるため、1人で不安を抱えながら相手と付き合う必要がなくなるわけです。
例えば、婚活サイト側が提出された証明書をもう一度見直したり、本人にそれとなく確認したりすれば、プロフィールの嘘を見抜ける可能性があります。
虚偽のプロフィールを登録することは、どの婚活サイトを利用する場合でもルール違反です。プロフィールの真偽に疑いがでてきた場合、サイト側でも早々に調査が必要になってきます。
おかしいと感じるようなことがあれば、早めに申し出てしかるべきチェックをしてもらうのがベストでしょう。結婚したいと思える男性と出会った場合でも、相手を十分に信頼できないままではよい結果が得にくくなります。
婚活サイトはメリットデメリットを踏まえて賢く利用しよう
婚活サイトは、「誰でも気軽に利用できる」というメリットがある反面、今回ご紹介したような「プロフィールの嘘を見抜きにくい」というデメリットがあります。
デメリットを小さくするには、信頼できる婚活サイトを選んだり、慎重に相手を選んだりする工夫が必要になるでしょう。医師や公務員の男性を探しているアラフォー女性も、慌てずに冷静に判断することが大切です。
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