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婚活サイトで会うまで?基本的に婚活サイトでは、実際に会うまでの間はメールでのやりとりが続きます。そこで、気が合う相手だと判断すれば実際にデートをする流れです。
つまり、メールで相手から悪い印象を抱かれてしまうと、なかなか素敵な男性にめぐりあえません。この記事では、婚活サイトで会うまでの1週間のメール内容や連絡頻度を解説します。
最初の連絡は敬語を使う!定型文だけのメールはNG
婚活サイトでは、気になる相手に自分からメールを送れる機能がついています。とはいえ、まったく知らない相手からメールをもらうわけですから、言葉づかいがくだけた文章は避けるようにしましょう。
最初は丁寧な敬語で、挨拶や自己紹介を織り交ぜるのが鉄則です。また、一方的に自分の都合だけを書くのではなく、「相手のどんなところに興味を持ったのか」まで伝えましょう。以下、最初に送るメールの例文です。
はじめまして。私~と申します。突然のメール、失礼いたします。 ~様のプロフィールを拝見して、とても人柄が良さそうな方だと感じました。猫を飼っていらっしゃるのですね。
私も5年前から猫を飼っています。友人から引き取ったアビシニアンで、名前は「ハナコ」といいます。 猫好きの方と親しくさせていただけたらうれしいと思っていたので、~様のペットを知り、とてもうれしかったです。
もっといろいろお話がしたいです。 よろしければ、まずはメールのやりとりをいたしませんか?ご返信お待ちしています。よろしくお願いいたします。
最初に送るメールのポイントとしては、相手との話題を作ることです。男性に好印象を抱かれ、最終的には「この人と会ってみたい」とまで思ってもらうには、共通の話題が不可欠です。
例文のように共感できる趣味があれば、その点について掘り下げていきましょう。もしも趣味や好みに共感できる部分がなくても、相手のスペックが魅力的なら「私が知らない分野なので教えてほしいです」と添えるのもひとつのテクニックです。
そして、はっきりと「メールのやりとりをしたい」と言葉で示します。婚活サイトでは、「メールを送ればやりとりがスタートする」と思い込みがちですが、ただメールをもらっただけでは返信をくれない男性もたくさんいます。
メールを送った目的に加え、これから自分がどうしたいと思っているかを伝えましょう。
始まって1~2日ほどのやりとりでは質問攻めに注意!
婚活サイトでメールのやりとりが始まったとき、女性が犯しがちなミスが「質問攻め」です。確かに、気になる相手の素性を深く知りたいのは当然です。また、会話のネタに困ったらとりあえず質問をしてつなげたいのも自然な心理です。
しかし、あまりにも質問が立て続けにくると、男性は「自分が審査されている」との思いを強くします。婚活サイトでは相手を品定めする側面があるのも事実です。
それでも、普通に気が合う相手とリラックスしてやりとりをしたい男性が大半なので、押しが強くなりすぎないよう注意しましょう。以下、やりとりが始まって1~2日目ほどに送るメールの例文です。
~さん、こんばんは。
今日は昨日より一段と寒さが増しましたね。例年、インフルエンザが流行り始める時期です。~さんもご自愛くださいませ。
朝から私は休日だったので、久しぶりに服を買いに行きました。冬物のコートが欲しくなったからです。ただ、どれも良く見えてきてしまい、結局は決められずにマフラーだけを買って帰りました。
~さんはいつもどんなファッションをされているのですか?スポーツをされていたとお聞きしたので、立派な体格ならなんでも似合いそうですね。
では、私は明日の仕事に備えてそろそろ寝ます。~さんからメールをいただけて今日もうれしかったです。ではでは!
この段階のポイントは、相手に好印象を抱いているならさりげなく伝えることです。「メールをもらえてうれしい」「相手とやりとりしていると楽しい」などの感想は、はっきり言葉で示してもいいでしょう。
また、自分の話題だけでなく相手の事情も踏まえて文章を考えます。自分のエピソードが中心になるのは当然としても、節々で「そういえば~さんも」と、相手が話題に返事できる余地を作っておきましょう。
返信がしやすいメールならストレスも少なくなり、相手も楽しんでくれます。始まったばかりのメールは、会うまでの布石として非常に重要です。
3~4日ほどのやりとりではデートを意識し始める
メールのやりとりが始まって3~4日程度では、デートに誘うのはまだまだ尚早です。ただし、この次点で相手と話題が盛り上がっていたり、人柄に惹かれあったりしている自覚があるのなら、お互いにデートを意識し始めるでしょう。
そこで、このあたりからデートにつながる話題をふりまくようにしておきます。メールの中でデートを示唆するような文章を入れて、相手のリアクションをうかがってみてもいいでしょう。以下、3~4日ほど経過した時点でのメール例文です。
~さん、こんばんは。
返信ありがとうございます。~さんも寺社巡りがお好きだったんですね。私は~さんに比べるとまだまだ初心者ですが、それでもお寺にいるとすごく心が落ち着きます。
それに、お寺の景観がすごくきれいだと思うんです。~さんみたいな方が隣で解説してくれると、すごく楽しいでしょうね。私は趣味にそれほど力を注げるタイプではないので、ひとつのことで夢中になれる方はすごく尊敬します。
だから、~さんからいつもどんな返事が来るのかすごく楽しみです。おすすめのお寺などあったらぜひぜひ教えてください。では、本日はこのあたりで。お休みなさい。寒くなってきたのでお風邪などひかぬよう。
3日以上メールが続いていると、相手の趣味や人柄はある程度は把握できるようになっているはずです。そこで、メールの中でも一歩踏み込んだ文章を書くようにしましょう。
たとえば、相手とのやりとりが「楽しい」と書くだけではなく、その根拠まで述べます。例文のように、相手のどんな部分が自分に合っていて惹かれているのかを示しましょう。
女性から人間性を褒められて、悪い気になる男性はいません。そして、強引すぎない文章で、「いつかデートをしたい」とほのめかします。
ただし、鈍感だったり、奥手だったりする相手だとこれだけ書いても向こうからお誘いをしてくれません。そんなときは、女性からデートに誘うことも想定していきましょう。
5~6日ほどのやりとりでは深い話になってもOK!
婚活サイトのメールでは、いきなり深い話をしない方が無難です。最初からそんなメールを送った場合、男性は「なんだか重い女性だな」と感じるでしょう。
また、一方的に思いを伝えているような印象にもなるので、自我が強すぎるとも思われがちです。ただし、ある程度メールをのやりとりが続いた後では、お互いの気持ちを確かめるためにも深い話をしてみることは大切です。
以下、婚活サイトで5~6日ほどメールのやりとりが続いた状況下での例文です。
~さん、こんばんは。
今日はお天気が続き、とても気持ちのいい日になりましたね。こんな日の始まりに、~さんからのメールを見つけてうれしかったです。実は、私は婚活サイトにあまり良い印象がありませんでした。
悪い男性にだまされるのではないかと思って、今まで自分が使おうという気になれなかったのです。でも、女性ばかりの職場で出会いもないまま過ごすうち、仕事が恋人のような生活に疑問を持ち始めました。
そして、今までの自分を変えるため、真剣に結婚相手を探そうと決めたのです。だから、~さんのように真面目な方と出会えたことを本当にうれしく思います!~さんはどんな理由でサイトに登録されたのでしょうか?
すいません、今日はちょっと真面目な話をしてしまいましたね。でも、~さんは優しいのでつい、本音が出ちゃうんです。ではでは、本日はこれにて。また明日もお仕事がんばってください。
どんなに親しくなった相手でも、いきなり深い話になると動揺させてしまうものです。そこで、文中にフォローを入れるよう心がけましょう。
重い話題のまま終わらないよう、「~さんは話しやすいので」などの文言があると相手は印象よく読み終えられます。また、一方的な文章にならないためにも、相手に「~さんはどう思いますか」と投げかけることも大切です。
結婚を前提にした男女が深い話をするのは不自然ではありません。書き方さえ間違えなければ、相手も真剣に返事してくれます。
1週間を目安にデートの誘いを!女性から誘うときの方法とは
婚活サイトで1週間やりとりが続いたら、デートに誘ってみましょう。男性からなかなか誘ってくれないなら、女性から誘っても問題ありません。
ただし、女性の誘い方と男性の誘い方は微妙に異なります。男性は、「デートをして当たり前」のような押しの強い態度でくる女性を敬遠する傾向にあるからです。
どんなに気の合う相手でも、誘うときには相手への思いやりを忘れないようにしましょう。以下、男性をデートに誘う際の例文です。ちなみに、「水族館に行きたい」という話題で盛り上がった後、という設定です。
~さん、こんばんは。
もうすぐ三連休ですね。忙しい毎日が続いていらっしゃるようなので、この機会にリフレッシュしてください。ところで、水族館にぜひ行ってみたいですね。
もしも~さんのご都合さえよろしければ、ご一緒したいのですが、いかがでしょうか。~さんのお仕事がまだまだ忙しいようなら、もう少し先でもかまいません。
ただ、私自身は三連休に予定がなかったため、~さんと会えたらうれしいなと思ってしまいました。お返事いただければうれしいです。
ポイントとしては、自分の都合をしっかり相手に伝えることです。婚活サイトでありがちな失敗は、デートの話題が出ているにもかかわらず、結局予定が決まらずに自然消滅するパターンです。
こうした失敗が起こるのは、「いつが空いていますか」の一言をお互いに遠慮してしまうからです。具体的に「この時期なら空いている」と女性から教えてあげれば、男性も「本気で言ってくれているんだ」と確信を持てるでしょう。
なお、デートが決まった後のやりとりも大切です。「わかりました」と返すだけではなく「ありがとうございます!うれしいです」と気持ちをストレートに表現しましょう。
男性からすれば、自分と心から会いたいと思ってくれている女性は魅力的に思えます。お互いに、会うまでの時間をドキドキしながら過ごせるので当日の喜びも倍増するでしょう。
気になるメールの頻度は?少なすぎるのも多すぎるのも厳禁
メールのやりとりが始まったら、なるべく毎日返事をするようにしましょう。忙しくて返信ができなかった日でも、翌日必ず「遅れてすいません」と添えたメールを送るようにします。
なぜなら、相手が複数の女性と同時にメールのやりとりを行っている可能性があるからです。そんなとき、メールが頻繁に来る女性とあまり来ない女性ではどちらが印象に残るか、一目瞭然です。
婚活サイトでは目に見えないだけでライバルが大勢います。彼女たちに遅れをとらないよう、男性の記憶に残る女性を目指しましょう。
とはいえ、アピールのためにやたらとメールを送りつけるのも考えものです。まず、多すぎるメールは男性のストレスとなります。メールボックスが特定の女性で埋め尽くされている状況は恐怖ですらあります。
女性からの思いが強すぎると、男性の気は引けてしまいがちです。さらに、「メールを返してくれないのはなぜですか」などの追い討ちがあると男性はますます相手への興味を失ってしまいます。
メールを送っている段階では、お互いに恋人でもなんでもない状態です。束縛は逆効果でしかないので、メールの送り方には相手への思いやりを持ちましょう。
あくまで目安ですが、メールは1日10通程度に留めます。その日最初のメールは長文でもかまいません。しかし、その後のやりとりは短文の往復にするよう意識すると、男性にストレスを感じさせなくなるでしょう。
また、返信のスピードは相手に合わせるよう工夫します。相手がすぐ返す人ならすぐ、相手がゆっくり返す人ならゆっくりにしましょう。
自分と同じリズムでメールが返って来ると男性は「波長が合う」と感じてくれます。そして、無理をせずにメールが続いていくため、女性への印象も良くなるのです。
婚活サイトで会うまでの1週間はメールが重要!やりとりは時期によって考えて
メールのやりとりは、婚活サイトでの成功を左右します。実際に会うまでの間、男女はメールでお互いの気持ちを高めていくしかありません。
自分勝手な内容ばかり送っていると、男性からの評価を下げてしまうでしょう。デートに誘う目安を1週間とした場合、それまでの間は「今ならこういう内容を送ろう」と考えながらメールを送ることが大切です。