アラフォー・バツイチ女性が婚活アプリで出会った男性との親近感を高める方法【婚活カウンセラーの赤裸々解説】

アラフォー・バツイチ女性が婚活アプリで出会った男性との親近感を高める方法【婚活カウンセラーの赤裸々解説】

こんにちは。アラフォー女性の婚活サポートを10年以上続けている婚活カウンセラーの私です。今回も、表面上のキレイごとではなく、実際の現場で起きている“リアルな失敗談”や“成功のコツ”を交えて、かなり赤裸々にお届けします。

今日のテーマは、「アラフォー・バツイチ女性が婚活アプリで男性との親近感を高める方法」。 これはアラフォー婚活の中でも特に相談が多いテーマで、失敗パターンと成功パターンがとてもはっきり分かれます。

特にバツイチ女性は、良くも悪くも“経験値が高い”と見られるため、初期の会話術が超重要。 そしてアプリはリアルの出会いと違って、ちょっとしたメッセージの印象が関係性を左右します。

今回は、心理学・赤裸々体験談・Q&A・実践テクニックを組み合わせた「現場の本音ベース」で深く解説していきます。


なぜアラフォー女性は「親近感の壁」にぶつかりやすいのか?

アプリ婚活では、親近感が関係を進める最大の鍵です。 しかし、アラフォー女性は次の3つの理由で親近感を得にくい傾向があります。

  • 相手も恋愛経験が多く、警戒心が強い
  • バツイチ=重い話題がありそうと連想されやすい
  • “大人の落ち着き”が逆に距離感を生む

特に男性側は、早い段階で「この人と気軽に話せそうか?」を判断します。 そのため、こちらの会話が整いすぎていると、かえって距離が生まれます。

心理学的には、これを「感情ギャップ」と呼び、 ・こちらが大人モード ・相手は軽い雑談モード だと、相手が負担を感じて親近感が薄れるのです。


【赤裸々体験談】バツイチ女性Cさん、完璧すぎる“優等生会話”で撃沈した話

ここからは実際の相談者さんの赤裸々エピソードを紹介します。もちろん匿名です。

■Cさん(46歳) 年収・容姿・性格すべて平均以上。なのに「二回目デートにつながらない」

Cさんは非常にしっかりしたタイプで、返信も丁寧、文章もきれい。 しかし彼女の悩みは、「いつも初デートまでは行くのに、その先が続かない」ということ。

男性達の共通した感想はこうでした。

「いい人だけど、なんか距離が近づきにくい」

原因は、Cさんが“完璧にしようとするあまり、感情表現が極端に少なかった”こと。 メッセージは整いすぎていて、デートでは真面目な会話ばかり。

男性は次第にこう感じ始めます。

「これは気軽な関係になれそうにない」

実際、男性は恋愛初期に「優等生っぽさ」より“隙”や“柔らかさ”に心を惹かれる傾向があります。 これは心理学で「プリム効果(不完全さの魅力)」と呼ばれるものです。


ではどうすればいい? アラフォー・バツイチ女性が使うべき「親近感をつくる会話術」4選

■①「共通点」を意識的につくる

人は共通点のある相手に親近感を持ちます。 ただし、自然に出てくる共通点を待つ必要はありません。

おすすめの会話はこれ。

「その話、○○さんと似てますね!」 「私もそれやります!なんか嬉しい」

わざとらしくなく、自然に“仲間意識”が生まれます。

■②感情の一言を添える(大人の恋愛で一番効果がある)

アラフォー女性は「感情を言葉にする」が苦手な人が多いです。 でもこれだけで距離の縮まり方が全然違います。

例:

  • 「それ嬉しいです!」
  • 「ちょっと笑っちゃいました(笑)」
  • 「安心しました〜」

感情は、相手の脳の「共感領域」を刺激し、一気に距離が近くなります。

■③「弱み」ではなく「共感できる失敗談」をほんの少し出す

アラフォー婚活でやってはいけないのが、重い過去の披露。 しかし、軽い“失敗談”はむしろ親近感を爆上げします。

例:

「実はこの前、アプリの通知見逃してて…ちょっと焦りました(笑)」

このくらいの“かわいい失敗”がちょうどいいのです。

■④男性をほんの少し頼る

頼りすぎはNGですが、全く頼らないのもNG。 男性心理では「役に立てた」と感じると親近感が上がります。

例:

「それ詳しくて助かりました、ありがとう!」

この「ありがとう」の破壊力は絶大です。


【Q&A①】バツイチだと伝えると警戒されない?

結論:伝え方次第で、むしろプラスになります。

ポイントは、“バツイチ=問題あり”と相手に連想させないこと。

おすすめはこれ。

「離婚経験はありますが、気持ちは前向きで、今は穏やかに次の関係を作りたいと思っています。」

ポジティブさがあると、男性は安心します。


【Q&A②】親近感を出すと軽いと思われない?

軽くなりすぎなければ問題ありません。 むしろアラフォーの婚活では「柔らかさ」が絶対に必要です。

その理由は、男性が恋愛初期に求めるのは“安心できる雰囲気”だから。

親近感を出すのは、軽さではなく“関係を進めるための潤滑油”です。


【Q&A③】会話が淡々として弾まない…どうしたら?

これは“情報交換型会話”になっているのが原因です。

悪い例:

  • 「休日は何してますか?」
  • 「映画見ます?」
  • 「趣味は?」

これでは履歴書の読み合わせと同じで、親近感が生まれません。

良い例:

「映画好きなんですね!私は最近アクションにハマってて…」

こうした“自分の感情を添える会話”に変えると一気に弾みます。


【Q&A④】初デートでの親近感アップ法は?

初デートは「緊張」より「にこやかさ」。 笑顔が多い女性は圧倒的に成功率が高いです。

そして、会話に軽いツッコミを入れると距離が縮まります。

例:

「それ絶対、面白い人ですよね(笑)」

男性は「自分といると楽しそう」と思うと、また会いたくなります。


【Q&A⑤】逆に、親近感を下げてしまうNG行動は?

  • 過去の話を深刻に語りすぎる
  • 相手を褒めず、評価するような態度
  • 返信が丁寧すぎてビジネスメールになる
  • 自分を良く見せようとしすぎる

アラフォー女性の多くが無意識にやりがち。 特に「真面目すぎる態度」は、男性に“距離感のある女性”として認識されます。


【まとめ】アラフォー女性は“完璧さ”より“柔らかさ”で勝つ

アプリ婚活はリアルと違い、言葉選びひとつで距離が変わります。 だからこそ、アラフォー・バツイチ女性が重視すべきは、 「親近感」+「感情の見せ方」

経験値があるからこそ余裕があり、 人生の山も谷も知っているからこそ優しさがにじみ出る。

その“人間らしさ”が、男性の心を動かします。

◆男性のタイプ別「親近感の出し方」攻略マニュアル

アプリ婚活では、相手の性格によって効果のある言葉が全く違います。 ここでは特にアラフォー女性が出会う率の高い3タイプを紹介します。

【タイプ①:仕事バリバリ系・理系男性】

特徴:慎重、落ち着き、テンション低め。だが誠実。

このタイプは、急な距離感に警戒しやすい。

効果的な親近感の出し方:

  • 軽すぎない柔らかさ
  • ちょっとした“笑い”の提供
  • 相手の専門分野を肯定する

例:

「その説明すごくわかりやすいです!」 「なるほど〜!そういう視点って素敵ですね」

彼らは褒められることが少ないため、これだけで大きく心を開きます。


【タイプ②:人当たりの良い営業系・コミュ力高め男性】

特徴:会話慣れしている・ノリが良い・気配り上手。

このタイプには、こちらも“ほどほどのノリ”を返す方が親近感が生まれます。

効果的な親近感の出し方:

  • 軽いツッコミ
  • リアクションを丁寧に返す
  • こちらも少しオープンになる

例:

「それ、めちゃ面白いじゃないですか(笑)」 「○○さんの話、聞くと元気になりますね」

“あなたと話している時間が楽しい”という雰囲気が、彼らには最大の魅力になります。


【タイプ③:恋愛慣れしていない真面目タイプ】

特徴:気遣いが丁寧、女性に慣れていない、返信スローペース。

このタイプは、女性からの小さな優しさに非常に弱い。

効果的な親近感の出し方:

  • 返信の遅さを責めない
  • 否定をしない
  • 簡単な質問で会話を優しくリード

例:

「返信ゆっくりで大丈夫ですよ。忙しいと思いますし!」 「その考え方、すごく優しいですね」

この小さな“安心”が、彼らにとってはとても大きな意味をもちます。


◆親近感が急加速する「距離のつめ方の黄金比率」

アプリで一番失敗するのは、距離を詰めすぎるか、逆に詰めなさすぎること。

理想の距離感は、心理学では“55:45”と言われています。

これは、

・相手に55%合わせる ・自分を45%出す

という意味。

たとえば:

  • 相手がテンション低め → こちらは少しだけ明るくする
  • 相手がテンション高め → こちらも少しノリを上げる

つまり“半歩合わせる”イメージが正解です。

アラフォー女性は自分を抑えすぎてしまう傾向があるため、 45%の「自分らしさ」を少し出すだけでガラッと印象が変わります。


◆親近感が消える瞬間:男性がひっそり離れていくNGワード

意外と多いのが、良かれと思って言った言葉が逆効果になるパターンです。

男性が「無意識に距離を置く」ワード例:

  • 「そうなんですねー。」(棒読み感)
  • 「たしかに。」(会話が止まる)
  • 「前の人とは〜」など前パートナー比較
  • 「普通は〜」「一般的には〜」という断定系

これらは男性の心に“評価されている感”を与えてしまいます。 評価されていると感じた瞬間、男性は一歩下がります。


◆親近感をさらに育てる「2回目・3回目デートの会話設計」

初デートがうまくいったら、次に必要なのは“距離の微調整”。

2回目デートで盛り上がる話題は、次の3カテゴリです。

①「相手の得意分野」への肯定

「○○さん、それ本当に好きなんですね。話聞いてると伝わります」

これだけで男性は一気に心を開きます。

②「価値観が近いこと」をアピール

例:

「その感覚、すごく共感します」 「それ、私も大事にしてます!」

アプリでは“価値観の一致”が最重要ポイントになるため、 ここが伝わると関係が一気に前に進みます。

③「2回目デートを喜んでいる」雰囲気を軽く見せる

例:

「今日、楽しみにしてました」

この一言の破壊力は大きいです。 大人の恋愛ほど、こういうシンプルな言葉が効きます。


◆“疲れない婚活”のためのメンタル設計

アラフォー婚活で一番多いのは、 「短期間で疲れてしまう」 という相談です。

そこで大切なのは、最初から“頑張り過ぎない”こと。

具体的には:

  • やり取りは1日2〜3人まで
  • 会話の保存テンプレを使う
  • 週に1日は完全オフデーを作る

婚活は短距離走ではなく、完全な長距離戦。 ペース配分がうまくできる人ほど成功します。


◆まとめ:アラフォー女性の魅力は「柔らかさ」と「安心感」

アプリ婚活では、若さよりも大切なものがあります。

それは、

・落ち着き ・優しさ ・ゆっくり距離を縮める余裕 ・相手への共感

これらはアラフォー女性が最も得意とする魅力です。

無理に若さを演出する必要はありません。 “あなたらしい柔らかさ”が、男性にとって一番の親近感になります。

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