アラフォー婚活ラボをご覧のみなさん、こんにちは。婚活カウンセラーとして、これまで40代女性の婚活を何百件もサポートしてきた私が、今回は「婚活アプリで『子どもが欲しい』と理解ある相手をどう見つけるか?」というテーマで、かなり赤裸々に語ります。
この記事では、表面的な婚活ノウハウではなく、実際の現場で起きている“リアルな心理”や“失敗談”、さらにあなたがすぐに使える“会話術”を徹底的に盛り込みました。
なぜアラフォー婚活では「子どもが欲しい」が大問題になるのか?
婚活アプリのプロフィール欄には「子どもについて」の項目がありますが、ここがアラフォーになると急激に重みを増します。
20代・30代前半の女性なら、ただ「将来的にほしい」と書けば済んでいたものが、40代になると相手男性の頭の中では次のような計算が自動で始まります。
- 年齢的に妊娠は可能か?
- 不妊治療は必要になるのか?
- 自分はそこまで覚悟しているのか?
- 年齢差をどれくらい許容できるか?
そしてこれは、女性側の心にも重くのしかかります。
私が以前サポートしたアラフォー女性(45歳)は、こう言っていました。
「子どもを望むなんて言ったら、男の人は引いてしまうんじゃないか…でも、子どもを諦めたら婚活の意味がない気がして…」
この葛藤は、婚活アプリの画面では絶対に伝わらないし、プロフ文章にも書きにくい。だからこそ、見つけ方と伝え方に“技術”が必要なんです。
【体験談】アラフォー婚活で「子どもが欲しい」と伝えて失敗した話
ここからは、実際にあった赤裸々な失敗談を紹介します。これは、私が直接関わった女性のエピソードを許可を得て再構成したものです。
◆ケース1:初回デートで“いきなり子どもトーク”して撃沈
44歳のAさんは、婚活アプリで知り合った48歳の男性と初デートをしたとき、最初のスープを飲みきる前にこう切り出したそうです。
「私は絶対に子どもが欲しいので、それに理解がある人じゃないと無理なんです」
結果、その男性は明らかに表情を曇らせ、デート後の連絡は途絶えました。
男性側の本音はこうです。
- 初回で責任の重い話をされると逃げたくなる
- 「子どもが欲しいに理解を示せ」という圧を感じる
- 妊活前提で交際スタートとなると準備ができていない
これは男性の心理として自然な反応で、悪気があるわけではありません。
しかし、女性としては傷つきます。「理解する男性なんているの?」と絶望しがちです。
◆ケース2:逆に“子ども欲しさ”を隠して交際→破局
別の女性Bさん(43歳)は、反対に初期段階で子どもの話を避け続けました。
3ヶ月付き合って、さあそろそろ同棲の話……というタイミングで
「実は、子どもがどうしても欲しいの」
と告げたところ、男性は真っ青に。
彼は「子どものいない自由な生活がしたいタイプ」で、結局、2人は破局しました。
これは典型的な“ゴール設定のズレ”による破綻です。
こういう悲しい結末を避けるためにも、「伝えるべきタイミング」が本当に重要なのです。
心理学的に見る!男性は「プレッシャー」に弱い生き物
心理学でいう「認知負荷」が大きくなると、人は逃げたくなります。
子どもに関する話題は、男性にとって
- 経済的負担
- 生活の変化
- 責任の増大
- 自分の年齢への焦り
など、負荷の塊です。
そのため、初期段階でストレートすぎる言葉をぶつけると、彼らは構えてしまうんですね。
だからこそ、今回の記事では「理解ある相手を見定めつつ、引かれずに伝える技術」を徹底的に解説します。
婚活アプリで“子どもに理解がある男性”を効率よく見分ける方法
1. プロフ写真の“生活感”を見る
男性の写真が完全に趣味一色(キャンプだけ、バイクだけ)だと、自由な生活を重視している可能性が高いです。
逆に、家族との写真や甥・姪との写真がある男性は、子どもに対して肯定的である傾向があります。
2. 自己紹介文に「家庭」「落ち着いた生活」というワードがあるか
「二人で落ち着いた生活を作りたい」
「家庭を築きたい」
こういう言葉が入っている男性は、子どもへの抵抗が少ないケースが多い。
3. 会話のテンポに“優しさ”があるかどうか
返信が丁寧、質問が返ってくる、急に消えない。
これらはすべて、家庭的な気質の表れです。
4. プロフの「子どもは欲しい?」の表記に注目
「欲しい」
「相手次第」
この2つ以外は、基本的に子どもを望まない傾向が強いです。
失敗しない!アラフォー女性のための“伝え方テクニック”
● 初回:子どもトークは一切しない
初回は「相性チェック」に集中。
仕事観や休日の過ごし方、価値観を軽く話す程度で十分です。
これは戦略的な会話術で、心理学的には「段階的開示」といいます。
● 2~3回目:将来観の話に自然につなげる
例)
「私は、誰かと一緒に生活を作っていくのが理想なんだよね」
「家族っていいなと思う瞬間が最近多くて」
この段階ではまだ“子ども”を出しません。
男性がどんな反応をするか確認します。
● 4回目前後:ストレートに伝える
伝え方のポイントはこれ。
「絶対に欲しい」ではなく「可能なら欲しい」
圧を与えず、自分の希望として伝えると受け止められやすくなります。
例)
「年齢的に簡単ではないけど、もし可能なら、子どもを持つ未来も考えられたら嬉しいなって思ってるよ」
この言い方だと、男性は“逃げ道”があると感じ、冷静に考えてくれます。
Q&Aコーナー(前半)
Q1:40代で「子どもが欲しい」は高望みですか?
高望みではありません。ただし、現実的なライフプランを理解している男性に絞る必要があります。
「理解ある人を選ぶ」ことが最も重要です。
Q2:プロフに最初から「子どもが欲しい」と書くべき?
これは半分正解、半分不正解。
書き方によって相手の受け取り方が変わります。
正しい書き方の例:
「年齢的に現実的な難しさは理解していますが、可能であれば子どもが欲しいと思っています。」
こうすると、前向きかつ落ち着いた印象になります。
Q&Aコーナー(後半)
Q3:男性が「子どもは相手次第」と書いているのは本音?
この回答は、実は“どちらの可能性もある”かなりグレーな領域です。
● 前向きなケース
「相手が望むなら自分も考える」
「家庭を作ることに抵抗はない」
「40代の女性でも相性が合えばOK」
● 後ろ向きなケース
「実はあまり子どもに興味がない」
「はっきりNOと言うと出会いが減るから曖昧にしている」
「年齢差のある女性とは考えていない」
この両方が混ざるので、プロフィール文だけでは判断できません。
大事なのは、その後の会話と態度です。
・家庭というワードに反応するか
・責任に対して前向きか
・あなたの話を遮らずに聞くか
・話題に「一緒に」「二人で」という表現が出るか
こういった細かい部分に“価値観の一致”が表れます。
Q4:子どもについて話したら既読スルーされました。脈なし?
既読スルー=即脈なしではありません。ただし、次の点で判断できます。
- 24時間以内の返信 → まだ検討中
- 3日以上返信なし → 逃げたい可能性が高い
- その後の返事が短文になる → 責任が重いと感じている
心理学では「回避行動」といいますが、男性は精神的負担が大きい話題を避ける傾向があります。
もし既読スルーされたとしても、あなたが悪いわけではありません。
むしろ、あなたと価値観が合わなかっただけで、長期的には良い結果です。
Q5:年下男性のほうが理解してくれやすいって本当?
これは半分本当です。
年下男性のメリット:
- 子育ての体力がある
- 柔軟にライフスタイルを変えられる
- プレッシャー耐性が高い傾向
年下男性のデメリット:
- 収入がまだ安定しない場合がある
- 親が「年上女性」を受け入れないケースがある
- 結婚自体の優先度が低いことも
つまり、年下が良い悪いではなく、“子どもについて現実的に話せる相手かどうか”が全てです。
【体験談】私(婚活カウンセラー)が目撃した「うまくいった女性」の共通点
次は、成功したアラフォー女性たちの赤裸々な共通点を紹介します。
これ、かなり重要です。
◆特徴1:“自分の気持ち”より“相手の反応”をよく観察する
子どもの話をするとき、焦っている女性ほど「自分の希望」を強く伝えすぎます。
しかし、成功した人は違います。
相手の表情、沈黙の長さ、会話のテンポを細かく観察する
男性が一瞬黙ったら、話題を変える。
食いついたら、少し深める。
この“空気を読む力”が、男性を追い詰めず、落ち着いて話を聞かせるコツです。
◆特徴2:年齢の焦りを隠さないが、押しつけない
成功した女性はこう言います。
「正直すごく焦るけど、無理に何かを求めるつもりはないんです」
この言い回しには、男性にとって重要なニュアンスが入っています。
- 現実的で落ち着いている
- プレッシャーが少ない
- 一緒に考えていける雰囲気がある
この“柔らかさ”が、男性の拒否反応を大きく減らすんです。
◆特徴3:“条件検索”を使いこなす
婚活アプリには、「子どもについて」や「結婚観」で絞り込む機能があります。
成功する女性はこれを徹底的に使います。
・結婚に前向き
・家族を作りたい
・子どもは欲しい or 相手次第
・年齢差OK
ここを絞るだけで、理想の相手に出会える確率が急上昇します。
実践!“子どもが欲しい”を自然に伝える絶妙な会話例
ここでは、実際に使える会話スクリプトを紹介します。
これ、かなり効果あります。
◆初期メッセージ編
「将来は、ゆっくり落ち着いた生活を作れたらいいなと考えてます」
※ここではまだ子どもの話をしない。
◆2〜3回目デート編
「最近、甥っ子がかわいくて…家族っていいなぁって思ったりするんだよね」
※男性がどう反応するか観察。
◆4回目以降・関係が深まったあと
「年齢的に簡単とは思ってないけど…もし可能なら、子どもを持つ未来も考えられたら嬉しいかなって思ったりするよ」
これは“柔らかく”“現実的に”“希望を伝える”最強の言い方です。
アラフォー婚活で「子どもが欲しい女性」に向いている男性像3タイプ
1. 家族志向の強い30代後半~40代前半男性
・「家族がほしい」という価値観が安定している
・年齢差が近いので現実を共有しやすい
2. 子育てに前向きな年下男性
・体力がある
・柔軟に生活を変えられる
・責任感が強いタイプも多い
3. 再婚で“家族への理解”が深い男性
バツイチ男性は、家族の大変さ・幸せの両方を知っています。
だからこそ、子どもについて現実的に考えてくれることが多いです。
婚活アプリでの“地雷男性”の見分け方
逆に、子どもに理解のない男性も存在します。
以下の特徴に当てはまったら、注意が必要です。
- 自由・趣味・冒険のワードが多すぎる
- 子ども嫌いを匂わせる投稿がある
- プロフィール写真がほぼ自撮り or 車・バイクのみ
- 話題が全部自分中心で、相手の話を聞かない
- 結婚に関する話題を完全に避ける
こういう男性と深く関わると、時間を浪費してしまいます。
あなたの年齢を考えると、回避すべき相手です。
最終結論:「子どもが欲しい」はアラフォー婚活の“最大の武器”になる
多くの女性が「子どもが欲しい」を“言いづらい弱点”だと思っていますが、実は違います。
これは、真剣に家庭を望む男性だけを引き寄せる“フィルター”になる。
つまり、あなたの価値観を共有できる相手だけが残っていくのです。
アラフォー婚活は確かに難しい部分もあります。
でも、正しい伝え方と正しい相手選びができれば、まだまだ十分間に合います。
焦らず、でも真剣に。
そして、自分の気持ちを大切に。
あなたが「理解ある相手」と出会えるよう、心から応援しています。