こんにちは、アラフォー女性専門の婚活カウンセラーです。この記事では、実際に私が現場で見てきた「バツイチ・アラフォー婚活のリアル」と、心理学的に効果のあるプロフィール作成術を、赤裸々な体験談とQ&Aを交えてお伝えしていきます。
アラフォー婚活は“プロフィールで9割決まる”理由
まずは残酷な現実からお伝えします。アラフォー婚活では、リアルの出会い以上に「プロフィール」でほぼ勝負が決まります。なぜなら婚活アプリでは、最初の判断材料が写真と文章しかないからです。
そして、バツイチという経歴も、プロフィールの見せ方次第で “安心感のある経験値” にも “荷物が重そうな人” にも変わります。これは私が10年以上カウンセラーをしてきて確信していることです。
実際、多くのアラフォー女性が失敗するポイントは…
- 離婚の理由を隠そうとする
- 逆にネガティブに書きすぎてしまう
- 若作り感が強い写真を使う
- 会話術を意識していない文章
- 「高望み」に気づかないプロフィール設定
しかし、これらはすべて改善可能です。
【リアル体験談①】プロフィールで損していたアラフォー女性の例
ここで、私のもとに来たアラフォー女性(42歳・バツイチ)の相談例を紹介します。
彼女は、離婚から3年経っており「そろそろ本気で再婚したい」とアプリを始めましたが、3か月でマッチングはたったの4件。全くうまくいっていませんでした。
プロフィールを見て私は一瞬で原因が分かりました。
彼女の文章には、こんな一文がありました。
「離婚歴があります。前夫とは価値観の違いで…今後は穏やかな生活を求めています。」
この文章、一見普通ですよね? でも男性心理からすると、
- 「価値観の違いって何?ケンカっぽい人?」
- 「穏やかって、何を求めてるの?」
- 「なんか地雷っぽい?」
こんなふうに警戒されてしまうんです。
実際、心理学では「曖昧なネガティブ情報」はポジティブより強く記憶に残り、リスク回避の判断につながります。
そこで私がアドバイスした改善案は…
「離婚歴はありますが、今はとても前向きに再スタートを考えています。人生を一緒に楽しめるパートナーに出会えたら嬉しいです。」
この一文で、印象がガラッと変わるのが分かりますよね。
心理学的ポイント
- 「前向き」などのポジティブワードを入れる
- 過去ではなく「これからの未来」を強調する
- 曖昧なネガティブ理由は書かない
この修正によって、彼女は1か月でマッチング数が4件 → 27件に増えました。
「プロフィールの力」を象徴するようなケースです。
プロフィール作成の黄金ルール(アラフォー婚活特化)
ここからは、バツイチ・アラフォー向けに特化した“具体的なプロフィール作成術”を解説していきます。
1. 写真は「清潔感+生活感のバランス」を重視
アラフォー婚活では、若い子のように「盛る写真」は逆効果です。
むしろ自然で、優しさや落ち着きが伝わる写真が最強です。
おすすめの構図は…
- カフェでの自然な笑顔
- 屋外での明るい光が差し込むショット
- 趣味を楽しんでいる姿(美容・料理・旅行)
生活感があると「家庭をイメージしやすい」ので男性ウケは抜群です。
2. 自己紹介文は「事実+温度+会話のフック」
アラフォー婚活では、文章が無機質だと即スルーされます。
特に会話が続かなそうな人は避けられます。
だからこそ「会話のフック」を作ることが重要です。
例:
「最近は料理にはまっていて、週末は3品作るのが目標です。」
こう書くだけで、男性はこう返しやすくなります。
- 「どんな料理作るんですか?」
- 「僕も料理好きなので気が合いそうですね!」
3. バツイチの扱い方は“さらっと”が鉄則
重く語る必要は一切なし。
むしろ軽やかに流した方が成功率が上がります。
例:
「離婚歴はありますが、今は前向きに再スタートを考えています。」
この程度で十分です。
4. 希望条件は細かく書かない
アラフォー女性が陥りやすい「高望み」はプロフィールに出がちです。
年収・年齢・身長・趣味・家族構成などを細かく指定すると、ほぼ確実に男性は逃げます。
希望条件は1〜2つだけ。
例:
「お互いを思いやれる関係を大切にできる方」
【リアル体験談②】高望み設定のまま2年活動していた女性
別の相談者で、45歳のバツイチ女性がいました。
彼女は見た目も若く、仕事もできる素敵な方でしたが…
プロフィールにこう書いていました。
- 「年収600万以上」
- 「身長170cm以上」
- 「非喫煙」
- 「家族仲が良い方」
- 「転勤のない仕事」
これを見て、私はすぐに言いました。
「これは婚活ではなく、採用試験です」
彼女はその後、条件を
「思いやりのある方」
「一緒に笑って過ごせる方」
この二つに絞りました。
すると、それまでマッチング0〜1件だったのが、一気に月10件前後に増え、半年後にお付き合いがスタートしました。
バツイチ・アラフォー向け Q&A(赤裸々編)
Q1. 離婚理由を書いた方がいい?
A. 具体的に書く必要はありません。
むしろ書きすぎると地雷扱いされます。
心理学的にも、他人の悪口やネガティブ過去は相手の印象を下げます。
Q2. 子どもがいることはどう書けばいい?
A. 隠すのはNG。最初に書いておく方が誠実です。
ただし「子ども最優先です!」と書くと、恋愛関係が築きにくい印象になるため注意。
Q3. 自信がなくてもポジティブに書くべき?
A. はい。自己肯定感が低い文章は見抜かれます。
「前向きに再スタートを考えている」という一文だけでも印象は大きく変わります。
Q4. 写真はプロに撮ってもらうべき?
A. プロ撮影の“盛りすぎ写真”は逆効果。
自然光で友人に撮ってもらった写真が最も成婚率が高いです。
Q5. 会話が続きません…どうすれば?
A. プロフィールに「会話の種」を仕込んでおくのが最適解です。
趣味・最近のハマりごと・休日の過ごし方などを書けば、男性は話題を拾いやすくなります。
Q6. バツイチをコンプレックスに感じます
A. バツイチはむしろ経験値です。
心理学的には「人生経験豊かな人」は信頼されやすく、アラフォー婚活では強みになります。
まとめ:アラフォー婚活は“プロフィール改革”で一気に結果が変わる
バツイチ・アラフォーが婚活アプリで成功する最大のポイントは…
- 自然体で優しさが伝わる写真
- 前向きさを感じられる文章
- 会話のフックを仕込んだ自己紹介
- 希望条件は「少なく、ゆるく」
アラフォー婚活は、リアル以上に「見せ方」が大切です。
今日からプロフィールを少し変えるだけで、驚くほど結果が変わります。
【リアル体験談③】会話が続かず “毎回フェードアウト” してしまう悩み
ここでは、アラフォー婚活で最も多い悩みのひとつ「会話が続かない問題」を扱います。
バツイチの40代女性(43歳・事務職)の相談者Aさんは、プロフィールを改善してマッチングは増えたものの、メッセージが続かず、ほぼ毎回1〜3往復で終わってしまうという問題を抱えていました。
実際に彼女のやり取りを見せてもらったところ、原因はすぐに分かりました。
彼女のメッセージは
- 「ありがとうございます!」
- 「そうなんですね!」
- 「分かります!」
…という “リアクションのみ” の文章がほとんどだったのです。
心理学では、会話が続く人は「自己開示のバランスが適切」だと言われています。
つまり、相手の質問に答えつつ、自分の話題を少し添えることが重要なのです。
改善後の会話例
例えば、男性から
「休日は何してますか?」
と聞かれたとき、Aさんはこれまで
「ゆっくり過ごしてます!」
だけの返信でした。
そこで、私はこう返信するようアドバイスしました。
「家でゆっくりすることが多いですが、最近は料理にハマっていて新しいレシピを試したりしています。○○さんはどんな過ごし方をされてますか?」
この一文には
- 自分の情報(料理にハマっている)
- 具体的な行動(レシピを試す)
- 相手への質問
という会話が続く3要素がすべて入っています。
この改善によって、Aさんはフェードアウト率が激減し、実際に会える男性が一気に増えました。
アラフォー婚活に効く「心理学ベースの会話テクニック」
1. ミラーリング(相手のペースに合わせる)
返信速度、文章の長さ、感情のトーンを相手に合わせると、相手は無意識に「話しやすい」と感じます。
例:相手が短文なら短文、絵文字を使うなら軽く合わせる。
2. スリークッション(柔らかく伝える技術)
否定する前に、共感・感謝・理解を一度挟むテクニックです。
アラフォー婚活では、気遣いのできる女性は圧倒的に好感度が高いです。
例:
「そういう考え方もありますよね。私の場合は…」
これだけで印象が柔らかくなります。
3. 自己開示の深度を3段階に分ける
アプリ序盤は、自己開示が深すぎると “重い人” と思われがち。
自己開示は次の順番で少しずつ深めていきます。
- 浅い開示(趣味、好きな食べ物)
- 中くらいの開示(仕事のやりがい、休みの過ごし方)
- 深い開示(価値観、結婚観、家族観)
いきなり結婚観を語るのはNG。
相手の様子を見ながら深度を上げていきましょう。
【リアル体験談④】「自立した大人の女性なのに、なぜか男性が離れていく」問題
アラフォーの女性は、仕事でも生活でも自立している人が多いです。
しかし、婚活ではこれが逆に裏目に出てしまうケースがあります。
45歳・バツイチのBさんは、非常にしっかりした女性で、家事も仕事も完璧。しかしその“完璧さ”が、男性に「入り込む余地がない」と思わせていたのです。
実際、プロフィールにも
「なんでも一人でできます」
と書かれていました。
これは一見良いことのようですが、男性心理では「自分の必要性がない」と感じてしまう原因になります。
改善ポイント
そこで、私は彼女にこう書き換えてもらいました。
「普段は何でも一人でこなしてしまうタイプですが、パートナーとはいろんなことを一緒に楽しめたら嬉しいです。」
この一文の追加だけで、男性からのメッセージが増え、実際に3か月後、同年代の男性と交際がスタートしました。
婚活アプリのプロフィールに書くべき“黄金テンプレ”
ここで、バツイチ・アラフォー向けに最適化した自己紹介テンプレを紹介します。
(コピペではなく、あくまで構成の参考にしてください)
【自己紹介文テンプレ例】
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
普段は仕事にやりがいを感じながら、穏やかな日常を大切に過ごしています。
休日はカフェ巡りをしたり、最近は料理にハマっていて新しいレシピを試すのが楽しみです。おいしくできた時は小さな幸せを感じます。
離婚歴はありますが、今はとても前向きに再スタートを考えています。これからの時間を一緒に笑って過ごせるパートナーに出会えたら嬉しいです。
一緒にいると自然と笑顔になれる関係を築けたらと思っています。よろしくお願いします。
このテンプレには、心理学的に「安心感」「共感」「前向きさ」を感じさせる要素が含まれています。
アラフォー婚活での“NGプロフィール” ワースト3
1. ネガティブ感が強すぎる
「もう傷つきたくない」
「次こそ幸せになりたい」
気持ちは分かりますが、相手にプレッシャーを与えます。
2. 条件羅列タイプ
「年収○○以上」「身長○○以上」「家族仲が良い人」
これは男性に“選別されている”印象を与えるため、強い敬遠理由になります。
3. 写真が盛りすぎ・若作りすぎ
アラフォー婚活では、自然さと誠実さが何よりの武器。
過度な加工は「現実とのギャップ」を生み、本気度を疑われます。
【Q&A 続編:さらに踏み込んだ質問に答えます】
Q7. バツイチ男性の心理ってどうなってるの?
A. 同じく結婚への慎重さはありますが、実は再婚意欲は高いです。
バツイチ同士の方が価値観が合うケースは非常に多いです。
Q8. 若い女性に負ける気がしてしまいます…
A. 若さは魅力のひとつですが、40代の「落ち着き」「共感力」「生活力」は婚活市場では別の価値としてとても強いです。
Q9. 初回デートにつながらない理由は?
A. 会話のフック不足、メッセージの丁寧さ欠如、返信スピードのズレが原因の大半。
特に「返信が遅すぎる」ことは男性のテンションを大きく下げます。
最終章:あなたのプロフィールは“今日から急にモテ始める”可能性がある
アラフォー婚活は、20代・30代とは戦い方が違います。
「若さ」よりも「安心感」「共感力」「丁寧さ」が武器になります。
だからこそ、プロフィールの作り方を変えるだけで、流れは一気に変わります。
実際、私がサポートした女性たちの多くは、プロフィール改革をした翌月から、マッチング数が2倍〜5倍に増えています。
あなたも必ず変われます。
バツイチであることは、弱みではなく“経験値”です。
この記事を読んだあなたが、人生の再スタートにふさわしい素敵な出会いに恵まれることを心から願っています。